#HIV

30 janvier 2019


梅毒なんて昔の病気だと思っていました。
ところが、日本では2015年以降
爆発的に拡大しているらしいのです。

梅毒とはトレポネーマ・パリダムという
細菌に感染することで症状が現れる感染症です。
主に性交渉により感染しますが
コップからでもうつる感染力の強い病気。

最初はコリコリした赤い突起ができ
のちに全身に発疹ができます。
症状が出ても痛みがないために
すぐに受信しないことが多く、
その間に感染が広がっていくのです。

感染の中心は20代の女性と40代の男性。
理由が見えるよねえ。
拡大の勢いは止まらず
厚生労働省もお手上げなのだそうです。
なんてこった。

治療をすれば2週間の投薬で治りますが
3期まで進むと鼻が落ちるなど
怪物のような姿になり、
4期になれば菌が脳や脊髄にまで達します。
昔「脳にきた〜、脳にきた〜」
って歌があったな。

どんなことになるか見たければ画像検索を。
コワイ姿がいっぱい映ってる。。。

昨年9月の日本医師会定例記者会見によると
2010年以降、特に都市部を中心に患者が急増、
性風俗産業の従事歴・利用歴のある人が
感染するケースが増加しているそうです。
また先天梅毒の報告件数も増加しているとか。

先天梅毒というのは感染者が妊娠した場合や
妊婦が感染することにより発生します。
妻が妊娠中に夫が風俗に行ったりすると
そういうことが起きるリスクがあるってこと。

以前、HIV感染について
「彼の元カノの元カレを知っていますか?」
というテレビCMがありましたが
梅毒にも同じことが言えます。

そのHIVは減少傾向にあったのですが、
どんどん良い薬ができて
発症しても症状を抑えられるため
患者が油断して移してしまうこともあるとか。

いずれにしても
心配だったらまず受診すること。
梅毒検査もHIV検査も匿名でできます。
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