アート・工芸&インテリア

26 novembre 2018

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上野公園は大好きな場所のひとつです。
美術館がたくさんあるし、動物園もあります。
永遠の憧れの藝大もあるしね。
休日には色んな人がパフォーマンスをしていて
それを観るのも楽しい。

時は芸術の秋。
美術館では様々な展覧会が開かれています。

東京国立博物館では
京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ、
上野の森美術館ではフェルメール、
国立西洋美術館ではルーベンス、
そして東京都美術館では
本日のお目当てのムンクです。

ムンクといえば「叫び」ですね。
最も有名な絵ですし
今回の展覧会でもポスターに使われています。

私はムンクの展覧会は初めてで
「叫び」以外のイメージを持ってなかったけど
展示室に入った瞬間にハートを射抜かれました。
全部欲しい! 色彩が素晴らしい!

病や死をテーマにした作品が多く
表現が怖いものも多いのですが
色がどれも圧倒的に美しいのです。
北欧の色彩の特徴なのか
本当に病んでいる人の色ではないと思う。
そしてメチャクチャ上手い。

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ゴッホの影響を受けているのも
よくわかって面白かった。
私はゴッホも好きですが、
ゴッホの精神が破綻しているのに対して
ムンクは神経症で苦しんだとはいえ
ゴッホのような破綻はないんですね。

同じモチーフを違う表現で描いたものが多く
次々と新しい表現にトライしている。
彼は1つところに留まらず変化していきます。
ムンクは膨大な作品を描きましたが
多くを手元に置いて
それを次の作品の参考にしたようです。

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話題の「叫び」は面白いですが
むしろそれ以外の作品に良いものがあります。
彼の木版画も素晴らしいの。

私はいっぺんにムンクのファンになり
1番のお気に入りの画家になりました。
今度の日本画はアレックスを描くつもりだけど
ムンクの色づかいを真似してみよう。

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19 novembre 2018

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街に気の早いイルミネーションが灯り始めました。
職場のある新宿新南口付近もこの通り。
季節の風物詩になったこの光景を目にすると
私も釣られて家の中をクリスマス仕様に
変えたくなります。

何だろうね。
もうクリスマスに浮かれる歳でもないのに
何となくウキウキしてしまう。
娘たちが小さかった頃は
一緒にツリーを飾るのも楽しかったけど
今はそこまでする意欲はありません。

いえ、
むしろやるなら大きなもみの木を買って
盛大にオーナメントを飾り付けたいくらいで
昔飾っていたような小さなツリーには
あまり興味がないのです。

そうだ、
いつか大きいクリスマスツリーを飾ろう。
パリで買ってきた素敵なオーナメントが
たくさんあるんだから。

でも今年はお花屋さんで見つけた
赤いクリスマスツリーを飾ることにします。
隣には北欧の木彫りのサンタを添えて。

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サボンにシャンプーを買いに行ったら
ギフト用の素敵な箱があったので
思わず買ってしまいました。
こんなキレイな箱が500~600円だった。
置いておくだけでもクリスマスっぽいでしょ?
これもどこかに置こう。

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一時期はクリスマスというと
若いカップルが(というより男子が)
盛大にお金をかけて分不相応なお祝いをする
というイメージがありましたが
最近はそういうのもなくなって
シティホテルも集客に苦労している模様。

なんでも最近の若い子の間には
恋愛ご法度の空気があって
好きな人ができても内緒にするんですって。

良い大学、良い会社に入ることに集中するべきで
恋愛に現を抜かすのは愚か者ということらしい。
バレたら仲間外れにされるって。
もちろんこれは女子の世界。
つまんないよね、そんなんじゃ。

イブにホテルが満室になるのもやり過ぎだけど
年頃の女の子が恋をしないのは不健康。
好きな人がいて、
クリスマスにささやかなプレゼントを交換する。
そんな素敵なことが心を豊かにするのにね。

さて、私は玄関にもツリーとお揃いの
赤いリースを飾りました。
気分が上がるわぁ。 
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6 novembre 2018

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日本画を習い始めて数か月。
最初の2回はヒマワリを描きました。
同じものを続けて描いたのは
1回目を失敗したから。

日本画をやるからには箔を使いたいと思って
何の計画もなく貼ったら
なんか全然面白くない絵になっちゃった。 
で、雪辱を果たすためにもう一度。
今度は前回よりは大分マシにできた。

同じ時間にはデッサンをやっている人もいて
その人たちが愛犬の絵を描いていました。
それを見ていたら
私もアレックスを描きたくなりました。
いつか描こうと思ってたんだ。
よし、次の題材はアレックスにしよう。

そうと決めたら
居てもたってもいられなくなって
仕事帰りに東急ハンズに寄って
パネルとスケッチブックを買いました。

諸事情により今月はレッスンに行けないので
次のレッスンまでの間に下描きだけでも
終わらせておこうと思います。
一発勝負の墨絵と違って日本画は下絵が命。
そして今度こそ計画的に色を使おう。

保存してある画像から
アレックスの可愛らしさ満載の1枚を選び
スケッチブックを広げて描き始めました。

するとね、描いているうちにだんだん
アレックスの骨格を思い出してきた。
頭を撫でた時の感触や体を触った時の感じを。 

あの子がいなくなって6年半。
最近はすっかり写真という
平面の世界のものになっていました。
でも描いているうちにどんどん骨格の感触が蘇り
私の中でアレックスが立体になっていった。

アレックスは鼻の途中が
ちょっと盛り上がってるんだ。
あと頭の天辺の骨が尖っているの。
体の毛は硬いのに
耳の毛はビロードみたいに柔らかい。
耳の裏側を触るとひやっと冷たくてね。

首の辺りの皮のたるんだ感じ。
大きな手を握った時の感触。
肉球の堅さ、肋骨の形、筋肉や筋…
描きながらありありと思い出しました。
そして久々にアートの神様が降りてきた。

この絵は絶対にいいものに仕上げたい。
絵のイメージが明確になりました。
どんな風に絵の具を使ってどんな風に描くのか
今度は計画的にできそうです。

絵というのは日本画でも墨絵でも
思い入れがないと上手くいきません。
風景も、実際に行ったことのないものは
どこか空々しくなっちゃう。
テクニックより気持ちが大事なの。

そういう意味で、
アレックスは題材として最高です。
6年半経っていることも
ちょうどいいタイミングかもしれません。
感情が入り過ぎると邪魔になるから。

私の中で2次元から3次元になったアレックスを
また2次元に置き換える作業。
スケッチブックの中のデッサンは
紛れもなくアレックスです。


24 octobre 2018


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上野の森美術館で開催中のフェルメール展。
「最大にして、最も贅沢な。フェルメール展」
キャッチコピーが上手いなぁ。
こういう句読点の使い方、好きなんだ。

ヨハネス・フェルメールは
1632年、オランダ・デルフト生まれ。
バロック期を代表する画家です。

生涯に35点しか作品を残していない寡作でも知られ
今回はそのうちの9点が一堂に会するということで
大変な人気を博しています。

21歳から画家として活動を始め、
デルフト画家組合の理事を務め
当時は彼の絵を愛好するパトロンもいて
高い評価を受けていましたが、
42歳で没すると次第に忘れ去られていきました。

それが19世紀に再評価され、
再び脚光を浴びるようになります。
光の魔術師と呼ばれ、光を捉えた写実的な作品は
確かに凄い腕前だと思います。

また「フェルメールブルー」と呼ばれる
鮮やかな青色。
これはラピスラズリの青なんですね。
日本画の岩絵具にハマっている最中の私は
ラピスの青といわれると反応してしまいます。

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そのせいというわけではありませんが、
「真珠の耳飾りの少女」は好き。
あの青いターバンは印象的ですね。
あれならぜひウチに飾りたいと思います。

でもフェルメールの絵は全体として色使いが暗くて
実はあまり好きではないんです。
そしてあの時代のオランダの画家の絵は
皆似たような感じで退屈。

2008年に東京都美術館で開催された
フェルメール展では7点が展示されました。
2011年のBunkamuraでも3点観たから
フェルメールは結構観てるのよね。
でも何度見てもあまり魅力を感じない。

今回は本邦初公開の作品3点を含む
"9/35" を「フェルメール・ルーム」という
1つの部屋で見られるそうです。
本人も見たことのない光景でしょうから
それはちょっと面白いかもね。

この展覧会は何しろ仕掛けが上手い。
スープストックがタイアップして
「フェルメールの "牛乳を注ぐ女" のスープ」
を全店で販売したり、
アパレルブランド「YAECA」と「ほぼ日」が
コラボして「LDKWARE for フェルメール」
と謳ったエプロンなどを販売したり。

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展覧会場の受付や販売スタッフは
この↑↑↑格好で来場者を迎えるらしいですよ。

「レディ東京」のウェブサイトでは
毎月展覧会のチケットをプレゼントしています。
紙面やウェブサイトで展覧会を取り上げると
読者プレゼントのためにチケットをくれるの。
直近ではルーベンスやムンクなど。

でもフェルメール展は
チケットプレゼントがないんです。
日時指定入場制という事情もあるのでしょうが
チケットホルダーを10名にくれるだけ。

そんなこんなで話題のフェルメール。
文句言いながらも観に行くけどね、一応。


8 octobre 2018

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土曜日は日本画のレッスンでした。
今日はね、先生の作品を連れて帰ると
決めているんです。
ワオキツネザル♡

5週かけて描き上げたヒマワリも
1作目よりはいい感じに仕上がって
なんとなく絵具の使い方もわかってきました。
こうなると道具好きの私としては
絵具の色を増やしたくなります。

色のグラデーションってステキ☆;+;。・゚・。;+;
岩絵の具の売り場はそれは美しいんです。
薬瓶みたいなのに入った絵具が
こんな風に並んでいます。

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たまらん。。。店ごと欲しい!

しかし、天然の岩絵の具はお高いのです。
なぜなら辰砂、孔雀石、ラピスラズリ、翡翠など
鉱石や半貴石を砕いて作るものだから。

なので初心者の私は新岩絵具といって
人工的に作られた絵具のセットを買いました。
とはいえ、それでも12色で1万円以上する。
日本画に比べたら墨絵は安いものだわ。
墨1本買ったら数年は使えるもん。

本当は土から作った水干絵具というのがあって
こちらはぐっとお値段が安く
初心者は普通これで練習するんだろうけど
生意気な私は早く岩絵の具を使ってみたい。
それでさっさと買い揃えてしまったわけ。

群青は高級というイメージがあるので
ミーハーな私はやたらと青を使いたくなります。
で、ヒマワリの萼やら葉っぱやら
花の中心にも群青を使っちゃう。
それが意外と良かったりするんだけど。

さて、家に連れて帰った先生の作品。
アトリエで見た時もステキだったけど
我が家のリビングに飾ったらもっとステキ。
素晴らしい存在感でオーラを放っています。
尻尾の質感がたまらんよ。

よく知っている人の絵というのはいいですね。
そしてやっぱり肉質は違うのです。
先生のエネルギーがビンビン伝わってきます。

この絵には兄弟がいて、
アトリエにはそれも飾られています。
縦長の絵3枚の連作で
同じワオキツネザルが描いてあるの。
それもめっちゃいいんだ。

私も早く先生みたいに上手になりたーい。
そのためにはまず絵具よね、
と、つい道具に走りたくなる私です。 



4 octobre 2018

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書画展の最終日。
作品の搬出のために仕事を3時で早退して
新百合ヶ丘の会場へ向かいました。

気乗りのしなかった展覧会だけど
やってみたら楽しかった。
まるで亡くなった伯母がそこにいるように
会場に並ぶ書の作品は伯母の香りがします。
まさに社中展。

不思議だね。
才能はその人の命とともに消えてしまうけど
その流れはまるで遺伝子のように
脈々と受け継がれる。

伯母は書の天才でした。
私の憧れであり尊敬する人だったの。
いつか伯母のような字が書きたいと思って
四半世紀以上お稽古に通っていましたが、
伯母が亡くなった後に始めた勉強会も
最近はやる気が失せていました。

でも、こうして会場を見ていたら
また書を書きたいと思いました。
私の中に流れる伯母の書を表現したいと思った。
私は誰よりも伯母の線に似ていると
言われていたんです。

これからは少しずつ書いてみよう。
そして次の展覧会には書の作品も出そう。

グループの1人は近所の人です。
私はクルマだったので
彼女の荷物を家まで届けることにしました。
すると帰りがけに彼女が言いました。
「月下美人が咲きそうだから
 夜になったら見にいらっしゃい」

彼女の家には月下美人の鉢があって
今にも咲きそうな蕾が
4つも付いているというのです。

私は月下美人を見たことがありません。
純白大輪の花は夜にしか咲かず、
たった4時間ほどでしぼみます。
家になければなかなか見る機会はない。
こんなチャンスを逃す手はありません。

夕食を済ませた頃、電話がありました。
「咲いてるわよ」
私は急いでクルマに飛び乗り見に行きました。

ああ、これが月下美人。
なんていい香りなんだろう。
いかにもサボテン科の不思議な花だわ。
なぜ夜にしか咲かないんだろう。
なぜ4時間でしぼんでしまうんだろう。

私はいつかこれを描こうと思って
たくさん観察して写真も撮りました。
帰り道、誰にともなく口から出ました。
「ありがとうございます」
なんか、とってもいい1日だった。

 


3 octobre 2018

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私は時々絵を買います。
日本画、リトグラフ、墨絵、ポップアートなど
今までに大小合わせて10点以上買ったかな。

コレクターではないので
飾ることが目的ですが、
素敵だと思った作品に対する敬意を表す
ベストな方法が買うことだと思っています。

私も時々墨絵をオーダーされたり
買っていただくことがありますが
お金を払ってでも欲しい思っていただけるのは
最高にシアワセなことだし
アーティスト冥利に尽きる思いがします。

海外ではどんな家でも絵をたくさん飾っていて
プチアーティストも絵具代を稼げます。
でも日本にはそういう習慣がないので
若い芸術家はみんな大変。
絵を買うことは何よりの応援になるんですね。

名もなき芸術家を応援するという感覚を
大事にしたいと私は思う。
だから気に入ったら買います。
それは自分の文化レベルを上げるし
日本人の民度を上げることにも繋がるし
何より好きな絵と暮らすとウキウキするから。

「他所の家を訪ねたとき
 玄関に書の1つもないとガッカリする」
と言ったのは私の書画の大先生である
内山雨海先生です。

私はそれを直接聞いたのではなく
墨絵の先生から聞いたのだけど
確かにそうだな、と思うんです。

それはもちろん書でなくてもいい、
自作の水彩画でも何かのオブジェでも
何でもいいのですが、
玄関にアートがあったらステキですね。

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今、久しぶりに買おうと思っている絵があります。
日本画の先生の作品なんだけど
ワオキツネザルを描いた絵なんです。
それがメチャクチャ素敵なの。

私はどういうワケか昔から
サルのモチーフに弱いんです。

その作品は絵自体も勿論好きなのですが
習い始めたばかりの日本画は
墨絵とは全然違う難しさがあって
毎日眺めて勉強したいと思っているの。
先生のテクニックを盗みたいなぁと思って。
 


28 septembre 2018


昨日は午後から展覧会の搬入があったので
仕事を休みました。
今日から「グループ岳書画展」が始まるのです。
私は土日しか会場に行けないけど。

今まで展覧会といえば銀座だったし
個展も代官山だったので
新百合ヶ丘駅前の市民ギャラリーなんて
気が乗らないと思っていたのです。

市民ギャラリーは抽選なので
何年も前から毎月決まった日に
近くに住む人が抽選に行ってくれていました。
それが全然当たらなくてすっかり忘れてた。

元々伯母の生徒だった5人が書の勉強会を始め
その流れでここに至ったのですが、
私はもう2年ほど勉強会には行ってないし
書の作品は書いていないので
展覧会のことは頭から消えていたんです。

それがついに当たって
今回第1回の展覧会を開くことになったんだけど
今日ギャラリーの飾りつけを見ていたら
展覧会の面白さが俄に蘇りました。
搬入の日が、私は好きだったんだ。
ギャラリーも驚くほどキレイです。

表具はいつも湯山春峰堂さんという
日本でも3本の指に入る表具屋さんを使います。
名のある書家の殆どが御用達のお店で、
伯母たちが所属していた「墨人社」の頃から
表具はここと決まっています。
なので書の作品はすべて湯山さん。

ただ、私の絵はクラシックじゃないので
全紙の大作1点だけをお願いして
あとは家にあった洋額に入れました。
でも久しぶりに湯山さんの表装を見て
やはり一流の仕事は品格があると思いました。
書の作品なら絶対に湯山さんだわ。

展覧会で1番大事なのは作品の配置です。
作品同士の間隔や配置によって
お互いの作品が際立ったり沈んだりします。
そして全体の品が良くも悪くもなります。
なので慎重に決めなければなりません。

まずざっと作品を並べて
両隣りとのバランスを見ながら並べ替えていく。
配置が決まると湯山さんはテキパキと
壁に取り付けていきます。
全部壁に付いたところで最終チェック。
違和感があるところは入れ替えます。

作品の量はギャラリーの広さにぴったりで
大変品の良い配置になりました。
品の良さって大事よね。
なんか萌える!

そんな作業をしていたら
会期は明日からなのに
通りがかった人がポツポツと
会場に吸い込まれて来ました。

伯母の遺作1点を除いて
墨絵を出しているのは私だけなので目立ちます。
それで私の作品の前に足を止めて見てくれる。
その人たちが色んな意見を交えながら
絶賛してくれるんです。
嬉しい、とっても嬉しい。

そうだった。
展覧会ってこんな感じだった。
褒めてもらってその気になるのよね。
もちろん厳しい指摘を頂くこともあるけど
やっぱり見てもらって批評してもらうのは
大事なことなんだわ。。。

日の目を見ることがないと思っていた大作も
湯山さんの額に入ると上等に見えます。
これ、出してよかったわぁ。

誰でもそうなんだけど、
展覧会をすると何故か腕がぐんと上がります。
何故だろうと思っていたけど
エネルギーレベルが1段上がるんだわね。

ルーブルへの前哨戦として
丁度いいタイミングかもしれないね。


                                                  

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26 septembre 2018


この前打診があったパリの展覧会。
実はジャパンエキスポにブースを借りて
そこに作品展示をしないかという話でした。 

結局お金のかかることだったんだけど
ブースを借りるなら
友だちと一緒に作品を展示して
ついでにワークショップをするのも
面白いかなと一瞬心が動きました。

でもそのイベント会場は
パリ市内ではなく結構離れた場所。
それにイベント自体はどちらかというと
アニメオタクが集まりそうなもので
墨絵とはちょっと違うかなという感じです。

ところが、送られてきた封筒にもう1つ
ジャパンエキスポとは異なる
美術関係者が多く訪れる別のイベントの資料が
「ご参考までに」と同封されていました。
こちらの方が向いているかもしれないからって。

それがね、ルーヴル美術館の地下にある
カルーセル・デュ・ルーヴルで行われる
別の展示会の案内だったんです。
いきなりルーヴル美術館!
そしてパリコレが開かれるあの場所です。

こちらも出品料はかかるのですが
考えてみたら私の先生がお元気な頃は
2年に1度銀座で展覧会をしていたんです。

そのときは結構お金がかかってたの。
銀座の路面の貸画廊はお高いですからね。
画廊代に3点分の額装代で20万円以上。
それ以外に毎年出してる展覧会もあったので
重なる年は結構大変だったんだわ。。。

私は3年前に別ジャンルの人とのコラボで
初めての個展をやって以来
展覧会をサボってきました。
作品を準備する感覚を忘れてた。

たまたま今年はおつきあいで
今週末からのグループ展に出すことになり
暫くぶりに展覧会の感覚を
思い出したところだったんです。

そして、まるで後押しするように
昨日臨時収入があったのよね。
出品料が楽々出るくらいの金額が。

で、です。
以前のように展覧会に出すことを思ったら
ルーヴル美術館に進出しちゃえ!と思ったの。
どうせやるなら一流の場所がいいわよね。
いきなりルーヴル美術館だなんて
あまりのことに笑えるけど。

この展示会には450を超える
アーティストとギャラリストが
世界中から集まって来るのです。
初日の金曜日には、招待されたコレクターや
VIP、アート関係者に会場を解放し、
盛大なパーティー兼内覧会が開かれます。
すごいわぁ。着物を着ていこう。

出すと決めたら妄想が広がります。
私はお気に入りの着物を着て会場にいます。
着物姿は目立つから
作品の前にいるとフランスメディアが
マイクを向けて来る。

「こんな素晴らしい会場で作品を展示できて
しかも3点とも売れたのは嬉しいことです」
とフランス語で答えるワタクシ。
売れれば元は取れるからね。
ル・モンドもパリジャンも取材に来て
私の作品が新聞の文化面を飾ります。

それを見たイケメン・長身の50代の大金持ちが
翌日ルーヴル美術館にやって来て
墨絵をオーダーしたいと言います。
そして「ご一緒にディナーでも」と誘われ
食事をしながら話すうちに意気投合。
遠距離恋愛の末に渡仏、結婚。

バルテュス夫人節子のように
お城で末永く幸せに暮らしましたとさ。
というストーリーが鮮やかに浮かんできます。

ああ、ドキドキする。
臨場感をもって想像できるから
きっと実現しちゃうわ。
どうするハニー?笑

そんなわけでワタクシ
カルーセル・デュ・ルーヴルで開催される
展示会に作品3点を出品します。
ルーヴル美術館への道は意外と近かった。


                                                  

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2 septembre 2018

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恵比寿駅からすぐという
素晴らしい立地の場所に
「Arts and Creative Mind」という
アートギャラリーがオープンしました。

「Magic Number 2018 vol#1
 〜夏の終わりの始まりに〜」
と題されたオープニングの展覧会は
アウトサイダーアートの展覧会です。

ギャラリーに1歩足を踏み入れると
その圧倒的な力強さ
、色の美しさに
ハートが鷲掴みにされます。
私が大好きなタイプの絵だわー。

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ギャラリーオーナーの杉本志乃さんは
彼らの素晴らしい作品を展示するだけでなく
適正価格を付けて販売するために
このギャラリーを開いたそうです。

「障がい者アート」の展覧会はたくさんあるけど
販売までするものは少ないんですって。
だから作家さんにきちんと還元するために
売る場所を作りたかったのだそうです。
そうすれば自立を応援することにもなるよね。

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一番上の絵は天使なのですが、
画材は色鉛筆なんです。
近くで見ても色鉛筆には見えないんだけど
絵の具とも違う質感ですごくいいの。
欲しい。。。

作家の水野貴男さんが来ていたので
色々お話しを伺ったら
色を決めるまでにうんと時間がかかるんだって。
決めてしまえばあとは夢中で描くだけ。

下は全部彼の作品ですが、
見よ、この色彩の美しさを。

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肉筆のアートには
作者のエネルギーがあふれています。
こんなピュアなエネルギーをもらったら
絶対にハッピーになると思う。

だから絵を飾ることを勧めるのです。
そして日本人にはもっと
絵を買う人になって欲しいと思う。
この展覧会の絵はどれもひと桁万円です。

お気に入りの絵がある部屋は
エネルギーに満ちた充実の空間になります。

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