アート・音楽・インテリア
17 mars 2024
NYのピアニストMargin Alexanderから
イベントで絵を紹介したいとオファーが来たのは
ほんの1週間前のこと。
イベントは15日だというので急いで画像を送ったけど
実際、どんな感じなのかピンと来ていませんでした。
昨日、ライブ配信された動画が送られてきたら
あら、なかなかいいじゃないの。
上の写真はスクショしたものです。
リンクがオープンではないので
見ていただけないのが残念ですが
5人のアーティストの作品を順に取り上げて
まず彼が絵に抱いた印象をしっかりと語り
その後絵を見せながら演奏が流れるというものでした。
ちゃんとアーティストの紹介もしてくれる。
彼は普段ピアノで表現するのですが
別の要素を取り入れたくなったと言って
私の絵だけシンセサイザーを使っていました。
とても神秘的な曲だった。
墨絵ってそういうイメージなのでしょうね。
これは森の小径を描いたものだったけど
峠の向こうに何かあるみたいと誰かに言われたので
タイトルは「Beyond The Pass」。
30日にはリアルイベントがあって
そこでも同じように紹介してくれるみたい。
チケットは完売しているようなので
NYのたくさんの人に作品を見てもらえます。
インターネットって本当に便利だなぁ。
見知らぬ同士がこうして繋がって
あっという間にイベントができちゃうんだから。
私が墨絵を意識していると日本画が注目され
日本画に夢中になっていると墨絵が注目されるとは
なんとも不思議な気がしますが
音楽とアートの融合はなかなかいいなぁと思いました。
ついにNYにも進出してしまった。
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inkpainting at 12:00│コメント(0)
11 mars 2024
インスタにはたまに面白いオファーが来ます。
昨日来たのはNYのジャズミュージシャンから。
今月のGallery Music Exhibitionで
私の墨絵をプロフィールと併せて
演奏のバックに投影したいというものでした。
どうやら背景に流したアートから
イメージを受けながら演奏するという
音楽とアートを融合させたライブ
をやっている人みたい。
インスタって変なオファーも来るので
調べてみたらちゃんと実体がある。
彼はピアノマンでライブの動画もあったから
とりあえずインチキではなさそうです。
インスタにはカラフルな動物ばかり
アップしているのに
ほんのたまに出した墨絵に反応してくれるのは
意外だし嬉しいです。
外国人は墨絵が好きかもしれないね。
お金がかかるわけではないし
後でビデオ画像も送ってくれるみたいなので
オーケーして絵の画像を送りました。
ライブは1時間半なので
何人かのアーティストの作品に
インスピレーションをもらって
演奏するんだろうね。
一応作家の紹介もしてくれるみたいだから
まぁ、ニューヨーク進出ということで。
イベントはハイビジョンで
ライブストリーミングされるので
見ようと思えばライブで見られる。
現地時間の20時だから朝の6時かぁ。
ビデオでいいかな😆
日曜日の朝に早起きするのはムリゆえ。。
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inkpainting at 12:00│コメント(0)
12 février 2024
連休最終日。
今日こそ引越し依頼開けていなかった
書画の関係の箱を整理しようと思いました。
箱は引越し業者が用意してくれた着物用の長い箱で
書関係の紙類を入れるのにちょうど良かったのですが
それが2箱もあるのでなかなか
手が付けられなかったのです。
何しろ伯母が亡くなって
書や墨絵の作品などを親戚と整理しに行ったときに
取り敢えず分けてもらってきたので
中身がよくわからないまま。
終活じゃないけど自分の作品も
最小限にしておこうと思っているくらいで
まして書や墨絵に興味のない娘たちには
伯母の書いたものなど負担になるだけ。
そう思って勇気を出して1つ目の箱を開けました。
こちらは主に墨絵が入っています。
伯母は真面目な人だったので
展覧会用の墨絵の2番手、3番手もとってあります。
そのうち、参考になるものだけを残して
大半を処分することにしました。
さて2つ目の箱。
こちらは書の作品や伯母が書いた
お手本が入っていました。
伯母は墨絵も素晴らしかったけど
なんといっても書の天才だったのです。
仮名のお手本は源氏物語、平家物語、枕草子
古今和歌集や現代詩まで
その時学んでるいた生徒さん用に
封筒に分けて入っていたけど
今見ても惚れぼれするような字です。
箱には更に伯母の先生で墨人社の創始者
内山雨海先生直筆の色紙や
「草仮名基本帳」まであって
書を嗜む人には宝の山だったのです。
私のところには内山雨海先生の
「奥の細道」の手本帳全3冊もあるので
こんなものを預かったからには
真面目に書をやらねばと反省しました。
昨日は久しぶりの書のお稽古で
生徒さんと仮名の話で盛り上がりました。
彼女たちはもうすぐ仮名の基本が終わるので
その先の芭蕉の俳句をきちんと教えられるように
もっと精進せねばと朝から臨書。
怠けてばかりだったけど
やっぱり書の世界も好きなのよね。
今年はそういう年回りらしい。
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inkpainting at 11:57│コメント(2)
31 janvier 2024
月末から月初にかけては
ライターの仕事がほぼありません。
それでも出社しているので
暇つぶしにネットを見ている。
取り留めなく次々と検索していると
つい誘惑に負けて買い物なんかしちゃって
しかもどうでもいいようなものを
買ってしまって自己嫌悪に陥る。
先週、ようやく今年の手帳を買いました。
スケジュール管理をスマホでやる人が多いけど
私は手帳に書かないとダメなタイプで。。
なのに今年は買いそびれていて
1月も終わろうという時にようやく買ったのです。
手帳がない間にも予定は入っていたので
それはスマホのカレンダーに入れたけど
ちゃんと見やしないから書と墨絵のお稽古を
ダブルブッキングしてしまいました。
申し訳ない!
そうだ、書のお手本も書かねば。
書といえば、会社の役員の女性が出している
仮名の展覧会に行ってきました。
今年は大河ドラマの影響もあって
仮名がブームになりそうだね。
会場は銀座の鳩居堂画廊でした。
書の先生はみんな銀座でやりたがるね。
私が入っていた会も展覧会は銀座でした。
東京で最大規模の東京銀座画廊でやっていたから
会場費が1週間で100万円くらい。
会では積み立てをしているので
ある程度は賄えるけど
それに表具代が加わるからとても負担でした。
会社の人もお軸に仕立てたら
4万円近かったと言ってた。
なので負担を最小限にして
なるべく良い場所をということで見つけたのが
下北沢の武蔵屋画廊さんだったのよね。
そうだ、早く予約しに行かなくちゃ。
書のお稽古に来ている生徒さんは
もうすぐ仮名の基本が終わるから
そうしたら芭蕉の俳句に入るんだけど
私も暫く仮名を書いていないので
練習しないと手が震えると思うわ。
習いに来てくれる人がいるから
私も必然的に書くことになり
それが私の練習になっているのだから
ありがたいことです。
書も好きだけど、作品は大変だからもう書かない。
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14 janvier 2024
フランス語の先生だったダーリンから
LINEにメッセージが来ました。
「今年、新しいワインを出すので
そのラベルを墨絵で描いてくれないかな」
ワインの名前は「土砂降り」。
フレッシュで繊細で少し酸味がある
シャブリだそうです。
いや〜ん、ダーリンったら
忘れた頃に嬉しいこと言ってくれるわね😍
5月半ばから6月半ばまで日本に来るというので
それまでに仕上げなくちゃいけないね。
新しいワインを1本持ってきてくれるから
パーティーも開かないと!
今年は墨絵の展覧会を開くことになっているし
図らずも墨絵尽くしの年になりました。
そして久々にフランス尽くしだわ。
この前フランス人の友だちに頼まれて
ワンコの絵を描いて送ったら
翌日にダーリンが子供たちの絵を飾ったと
写真を送ってくれて。
そしてこの度のワインのラベル。
「私に頼んでくれてありがとう」
「こちらこそ引き受けてくれてありがとう」
フランス語が下手くそになったけど
ガッカリしないでね。
この頃フランスが足りないと思っていたのです。
でも忘れかけるとフランスの方から近づいて来る。
やっぱり今生のご縁のひとつなんだろうなぁ。
そして、それはアートと繋がっているんだなぁ。
目標ができたから
また楽しみが増えました。
いい感じのスタートだわ❤️
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4 décembre 2023
6日間の二人展が終わりました。
自分たちの友人知人だけではなく
画廊のオーナーさんのお友だち、
通りがかりの観光客も観てくれて大盛況でした。
観てくださった皆様、ありがとうございます!
余るかなぁと思っていた作品集も
50部ちょうどなくなったし
ペットの肖像画も4件の注文をいただいて
課題が好きな私は張り切っています。
久しぶりに8号の肖像画を描けるのは嬉しい。
今回使わせていただいた武蔵屋画廊は大正解で
駅チカで広さも丁度いい上に
オーナーさんご夫妻のお人柄が素晴らしいのです。
初めて見た途端、品の良さが気に入ったんだけど
オーナーさんのお人柄そのものだったのね。
今後は日本画も墨絵もここにしよう。
私の頭の中は既に来年の墨絵の社中展です。
私が先生のお稽古に通っていた頃は
展覧会は毎年あって結構負担でもあったけど
月に1度しか描かなかったのに
不思議と展覧会の度に腕が上がるのを感じていました。
色々な人に観てもらうことは
それだけ大切なことなのです。
それなのに今まで展覧会をやらなかったのは
長年通ってくれている生徒さんに申し訳なかった。
先日、墨絵と書の大先輩が観に来てくださって
かつて所属していた濹人社のベテランが悉く高齢化して
内山雨海先生を直接知る人が殆どいなくなった
と話されていました。
書家・水墨画家である内山雨海先生は、
昭和13年に開催した棟方志功、小泉繁との三人展で
下村為山に見出され水墨画の指導を受けた天才で
岡本太郎や書家の金子鴎亭とも親交があった人。
書画一致を主張し濹人社を設立しました。
伯母や私の墨絵の先生はその直弟子なの。
孫弟子の私も自分が生きている間は
伯母たちを通して受け継いだ雨海先生のエキスを
繋いでいかなくちゃいけないと思う。
そういうことも大事ですよね。
墨絵と日本画。
私にとっては表現も心持ちも違う2つのアート。
日本画はどこまでも自由で墨絵は少し不自由。
でも、自分の中の陰と陽という感じで
2つで1つという感じがするのです。
さあ、今日からまた仕事だよ。
1週間お休みをもらった分
バリバリ働かせていただきます。
お祭りが終わって普段の編集者に戻ります。
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2 décembre 2023
2021年に開催した個展の時は
終始真面目な雰囲気でやっていたけど
今回は二人展+ということで3人で在廊しているので
賑やかで楽しい雰囲気。
誰もいないとおやつを食べてばかりで
甘いものとしょっぱいものを交互に口に入れてる。
こんなことしてたら太るな。笑
6日間の日程の4日目ともなると
アドレナリンが出っ放しのせいか
段々ネジが緩んでバカになってきます。
笑ってばかりでシワが増えそう。
展覧会ってこんな感じだっけ?
大人気のアンクルウォーマー。
まなさんが部屋の隅でずっと編んでいるんだけど
出来上がると売れちゃうので自転車操業。
そりゃ売れるよ、手編みで3000円は安いもん。
ヨガショップだと2倍はするからね。
来年の墨絵の社中展でも
今度は墨絵に合わせてモノトーン系の
シックなアンクルウォーマーを用意してもらおうと
今から企んでいます。
気心が知れた人たちとの展覧会は
気楽で本当に楽しい。
以前、古い帯で小物を作る人に誘われて
墨絵との二人展をやったことがあるけど
あれはあんまり楽しくなかったなぁ。
そういえば今日はインスタで見てくれているという
面白いアーティストのおじさんが来てくれました。
売りたいものが売れないから
妥協して別のものを描いてると言ってたけど
そっちの方がずっとよかった。
自分の思いとニーズは必ずしも一致しないから
目的をどちらに定めるかは難しいところ。
作家には自分の作品に対する思い入れがあるから
なかなか難しいんだけどね。
私は長らく広告の仕事をしているので
規則性がわかっているし
自分なりの戦略もあるんだけど
作家の心構えが千差万別なので
体系化するのは難しいのよねえ。
そんなのができればシェアしたいんだけどなぁ。
なーんて思いながら
最後の2日目が始まっています。
二人展はあと2日。
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1 décembre 2023
昨日はたくさんのお客さまがあって賑やかでした。
高校の同級生夫婦、大学の友だち夫婦
それに仲良しの2人や画家仲間の人たち。
先日個展を観に行った小室彩子さんも
ご主人と来てくださいました。
個展の時に一目惚れした絵を持ってきてくれて
額を選ばせていただきお支払い。
彼女は女性の顔ばかり描くのですが
それが本当に素敵でツボにハマります。
パリのエスプリを感じるの。
個展では45点もの作品が展示されていて圧巻でした。
帰宅して早速飾ったら、ああシアワセ〜♪
私は仕事で「編集長のイチオシ」という
コラムを毎月書いています。
来月は「絵のある暮らしのスゝメ」をテーマに
書くことを決めて原稿も書き上げていたのです。
当初はリビングに飾ってある
恩師の渡邉貴裕氏の絵についてだけ書こうと思って
原稿を用意していたのですが
小室彩子さんの絵に出会ったので
後半は彼女の絵のことも書いて
写真も2枚入れることにしました。
部屋にお気に入りの絵があると気分が上がるし
好きな絵はいつまで見ていても飽きない。
有名無名に関係なくお気に入りを見つけて飾るのは
本当にステキなことだと思うの。
海外では一般家庭でもたくさんの絵が飾られていて
アートが根付いていると感じます。
日本人ももっと絵を飾ったらいいと思う。
二人展では友だちの絵が何点か売れたし
まなさんのアンクルウォーマーはほぼ完売だし
私も肖像画の予約をいただきました。
展覧会は本当に楽しいね。
二人展はあと3日。
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29 novembre 2023
待ちに待った二人展が昨日始まりました。
今回は「二人展+」という感じで
手芸家の友人もアンクルウォーマーを展示・販売。
3人で店番をしています。
初日には次々とお客様が来て終始賑やか。
楽しい幕開けとなりました。
展覧会の良いところは普段会えない人と会えること。
昨日は私が新卒で就職した会社の同期が来てくれて
長々とおしゃべりしてしまいました。
実に10年ぶり。
1人は韓国が大好きで32回も行ったんだって。
台湾も20回以上行っているらしい。
近いし食べ物が美味しいから好きなんだって。
しかし32回には驚くね。相当な凝り性。
もう1人は3年前に食道がんの手術をしたって。
母と同じ病院で同じ食道がんだから
先生も同じかもと思ったら違ってた。
母はもう随分前だからなぁ。
でも2人とも全然変わってなくて
20代だったあの頃に戻ったみたいだった。
毎年墨絵の展覧会に出していた頃は
2人でいつも来てくれて
銀座でランチするのが年中行事だったんだ。
こうして久しぶりの人に会うと
10年なんてあっという間で
会える時に会っておかないとダメだと思いました。
展覧会は良い機会になるね。
今日は仕事なので展覧会は一応欠席ですが
社長と顧問が夕方来てくれるというので
その時間に合わせて行くかも。
今の時期は仕事は暇だからやることないし
会場にいる方が楽しいもんね。
来てくださった方にはお茶とお菓子で
おもてなしいたします♪
早く会場に行きたくてウズウズしてる。
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22 novembre 2023
私の周りには素晴らしい活躍をしている
素敵な女性たちがたくさんいて
いつも刺激をもらっています。
人と関わる仕事をしている人は
どんどん外側に広がっていきます。
みんな日本中を駆け回っていて
その行動力も凄いなぁと思います。
その点、画家や物書きのような表現者は
家で自分1人で活動する世界なので
ある意味孤独で内向き。
なかなか外に広がっていくことはありません。
自分は小さいなぁと感じちゃうよ。
今はSNSという便利なものがあるので
昔よりは発信する手立てがありますが
外向きになれるのは何といっても展覧会。
私はこだわりが強いので
自分の目の届かないところに
作品を飾るのがとても嫌なのよね。
なので個展や二人展のような形式が良くて
できるだけ在廊して様子を見ていたいと思う。
そんな二人展がいよいよ来週始まります。
せっかちな私はもうとっくに準備を終えていて
先週末に荷物も送り出しました。
念願叶っての二人展だから楽しみ〜!
会場の武蔵屋画廊には平置き台があるので
今回は、友だちの手芸家・森田まなさんに
つま先と踵が開いている靴下
「アンクルウォーマー」を置いてもらいます。
可愛いんだ、これが。
東京近辺にお住まいの方
お時間がありましたらぜひご高覧ください。
私は29日以外在廊しています。
「ブログを見た」と伝えてくださった方には
作品集をプレゼントいたします♪
橋本樹里・梨水 日本画二人展
〜いきものたちの交差点〜
■会期/11月28日(火)〜12月3日(日)
■時間/11:00〜18:00 最終日は17時まで
■場所/武蔵屋画廊(下北沢駅より徒歩3分)
たくさん観に来てくれると嬉しいなぁ。
いつも読んでいただきありがとうございます♪
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