アート・工芸&インテリア

8 octobre 2018

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土曜日は日本画のレッスンでした。
今日はね、先生の作品を連れて帰ると
決めているんです。
ワオキツネザル♡

5週かけて描き上げたヒマワリも
1作目よりはいい感じに仕上がって
なんとなく絵具の使い方もわかってきました。
こうなると道具好きの私としては
絵具の色を増やしたくなります。

色のグラデーションってステキ☆;+;。・゚・。;+;
岩絵の具の売り場はそれは美しいんです。
薬瓶みたいなのに入った絵具が
こんな風に並んでいます。

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たまらん。。。店ごと欲しい!

しかし、天然の岩絵の具はお高いのです。
なぜなら辰砂、孔雀石、ラピスラズリ、翡翠など
鉱石や半貴石を砕いて作るものだから。

なので初心者の私は新岩絵具といって
人工的に作られた絵具のセットを買いました。
とはいえ、それでも12色で1万円以上する。
日本画に比べたら墨絵は安いものだわ。
墨1本買ったら数年は使えるもん。

本当は土から作った水干絵具というのがあって
こちらはぐっとお値段が安く
初心者は普通これで練習するんだろうけど
生意気な私は早く岩絵の具を使ってみたい。
それでさっさと買い揃えてしまったわけ。

群青は高級というイメージがあるので
ミーハーな私はやたらと青を使いたくなります。
で、ヒマワリの萼やら葉っぱやら
花の中心にも群青を使っちゃう。
それが意外と良かったりするんだけど。

さて、家に連れて帰った先生の作品。
アトリエで見た時もステキだったけど
我が家のリビングに飾ったらもっとステキ。
素晴らしい存在感でオーラを放っています。
尻尾の質感がたまらんよ。

よく知っている人の絵というのはいいですね。
そしてやっぱり肉質は違うのです。
先生のエネルギーがビンビン伝わってきます。

この絵には兄弟がいて、
アトリエにはそれも飾られています。
縦長の絵3枚の連作で
同じワオキツネザルが描いてあるの。
それもめっちゃいいんだ。

私も早く先生みたいに上手になりたーい。
そのためにはまず絵具よね、
と、つい道具に走りたくなる私です。 



4 octobre 2018

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書画展の最終日。
作品の搬出のために仕事を3時で早退して
新百合ヶ丘の会場へ向かいました。

気乗りのしなかった展覧会だけど
やってみたら楽しかった。
まるで亡くなった伯母がそこにいるように
会場に並ぶ書の作品は伯母の香りがします。
まさに社中展。

不思議だね。
才能はその人の命とともに消えてしまうけど
その流れはまるで遺伝子のように
脈々と受け継がれる。

伯母は書の天才でした。
私の憧れであり尊敬する人だったの。
いつか伯母のような字が書きたいと思って
四半世紀以上お稽古に通っていましたが、
伯母が亡くなった後に始めた勉強会も
最近はやる気が失せていました。

でも、こうして会場を見ていたら
また書を書きたいと思いました。
私の中に流れる伯母の書を表現したいと思った。
私は誰よりも伯母の線に似ていると
言われていたんです。

これからは少しずつ書いてみよう。
そして次の展覧会には書の作品も出そう。

グループの1人は近所の人です。
私はクルマだったので
彼女の荷物を家まで届けることにしました。
すると帰りがけに彼女が言いました。
「月下美人が咲きそうだから
 夜になったら見にいらっしゃい」

彼女の家には月下美人の鉢があって
今にも咲きそうな蕾が
4つも付いているというのです。

私は月下美人を見たことがありません。
純白大輪の花は夜にしか咲かず、
たった4時間ほどでしぼみます。
家になければなかなか見る機会はない。
こんなチャンスを逃す手はありません。

夕食を済ませた頃、電話がありました。
「咲いてるわよ」
私は急いでクルマに飛び乗り見に行きました。

ああ、これが月下美人。
なんていい香りなんだろう。
いかにもサボテン科の不思議な花だわ。
なぜ夜にしか咲かないんだろう。
なぜ4時間でしぼんでしまうんだろう。

私はいつかこれを描こうと思って
たくさん観察して写真も撮りました。
帰り道、誰にともなく口から出ました。
「ありがとうございます」
なんか、とってもいい1日だった。

 


3 octobre 2018

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私は時々絵を買います。
日本画、リトグラフ、墨絵、ポップアートなど
今までに大小合わせて10点以上買ったかな。

コレクターではないので
飾ることが目的ですが、
素敵だと思った作品に対する敬意を表す
ベストな方法が買うことだと思っています。

私も時々墨絵をオーダーされたり
買っていただくことがありますが
お金を払ってでも欲しい思っていただけるのは
最高にシアワセなことだし
アーティスト冥利に尽きる思いがします。

海外ではどんな家でも絵をたくさん飾っていて
プチアーティストも絵具代を稼げます。
でも日本にはそういう習慣がないので
若い芸術家はみんな大変。
絵を買うことは何よりの応援になるんですね。

名もなき芸術家を応援するという感覚を
大事にしたいと私は思う。
だから気に入ったら買います。
それは自分の文化レベルを上げるし
日本人の民度を上げることにも繋がるし
何より好きな絵と暮らすとウキウキするから。

「他所の家を訪ねたとき
 玄関に書の1つもないとガッカリする」
と言ったのは私の書画の大先生である
内山雨海先生です。

私はそれを直接聞いたのではなく
墨絵の先生から聞いたのだけど
確かにそうだな、と思うんです。

それはもちろん書でなくてもいい、
自作の水彩画でも何かのオブジェでも
何でもいいのですが、
玄関にアートがあったらステキですね。

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今、久しぶりに買おうと思っている絵があります。
日本画の先生の作品なんだけど
ワオキツネザルを描いた絵なんです。
それがメチャクチャ素敵なの。

私はどういうワケか昔から
サルのモチーフに弱いんです。

その作品は絵自体も勿論好きなのですが
習い始めたばかりの日本画は
墨絵とは全然違う難しさがあって
毎日眺めて勉強したいと思っているの。
先生のテクニックを盗みたいなぁと思って。
 


28 septembre 2018


昨日は午後から展覧会の搬入があったので
仕事を休みました。
今日から「グループ岳書画展」が始まるのです。
私は土日しか会場に行けないけど。

今まで展覧会といえば銀座だったし
個展も代官山だったので
新百合ヶ丘駅前の市民ギャラリーなんて
気が乗らないと思っていたのです。

市民ギャラリーは抽選なので
何年も前から毎月決まった日に
近くに住む人が抽選に行ってくれていました。
それが全然当たらなくてすっかり忘れてた。

元々伯母の生徒だった5人が書の勉強会を始め
その流れでここに至ったのですが、
私はもう2年ほど勉強会には行ってないし
書の作品は書いていないので
展覧会のことは頭から消えていたんです。

それがついに当たって
今回第1回の展覧会を開くことになったんだけど
今日ギャラリーの飾りつけを見ていたら
展覧会の面白さが俄に蘇りました。
搬入の日が、私は好きだったんだ。
ギャラリーも驚くほどキレイです。

表具はいつも湯山春峰堂さんという
日本でも3本の指に入る表具屋さんを使います。
名のある書家の殆どが御用達のお店で、
伯母たちが所属していた「墨人社」の頃から
表具はここと決まっています。
なので書の作品はすべて湯山さん。

ただ、私の絵はクラシックじゃないので
全紙の大作1点だけをお願いして
あとは家にあった洋額に入れました。
でも久しぶりに湯山さんの表装を見て
やはり一流の仕事は品格があると思いました。
書の作品なら絶対に湯山さんだわ。

展覧会で1番大事なのは作品の配置です。
作品同士の間隔や配置によって
お互いの作品が際立ったり沈んだりします。
そして全体の品が良くも悪くもなります。
なので慎重に決めなければなりません。

まずざっと作品を並べて
両隣りとのバランスを見ながら並べ替えていく。
配置が決まると湯山さんはテキパキと
壁に取り付けていきます。
全部壁に付いたところで最終チェック。
違和感があるところは入れ替えます。

作品の量はギャラリーの広さにぴったりで
大変品の良い配置になりました。
品の良さって大事よね。
なんか萌える!

そんな作業をしていたら
会期は明日からなのに
通りがかった人がポツポツと
会場に吸い込まれて来ました。

伯母の遺作1点を除いて
墨絵を出しているのは私だけなので目立ちます。
それで私の作品の前に足を止めて見てくれる。
その人たちが色んな意見を交えながら
絶賛してくれるんです。
嬉しい、とっても嬉しい。

そうだった。
展覧会ってこんな感じだった。
褒めてもらってその気になるのよね。
もちろん厳しい指摘を頂くこともあるけど
やっぱり見てもらって批評してもらうのは
大事なことなんだわ。。。

日の目を見ることがないと思っていた大作も
湯山さんの額に入ると上等に見えます。
これ、出してよかったわぁ。

誰でもそうなんだけど、
展覧会をすると何故か腕がぐんと上がります。
何故だろうと思っていたけど
エネルギーレベルが1段上がるんだわね。

ルーブルへの前哨戦として
丁度いいタイミングかもしれないね。


                                                  

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26 septembre 2018


この前打診があったパリの展覧会。
実はジャパンエキスポにブースを借りて
そこに作品展示をしないかという話でした。 

結局お金のかかることだったんだけど
ブースを借りるなら
友だちと一緒に作品を展示して
ついでにワークショップをするのも
面白いかなと一瞬心が動きました。

でもそのイベント会場は
パリ市内ではなく結構離れた場所。
それにイベント自体はどちらかというと
アニメオタクが集まりそうなもので
墨絵とはちょっと違うかなという感じです。

ところが、送られてきた封筒にもう1つ
ジャパンエキスポとは異なる
美術関係者が多く訪れる別のイベントの資料が
「ご参考までに」と同封されていました。
こちらの方が向いているかもしれないからって。

それがね、ルーヴル美術館の地下にある
カルーセル・デュ・ルーヴルで行われる
別の展示会の案内だったんです。
いきなりルーヴル美術館!
そしてパリコレが開かれるあの場所です。

こちらも出品料はかかるのですが
考えてみたら私の先生がお元気な頃は
2年に1度銀座で展覧会をしていたんです。

そのときは結構お金がかかってたの。
銀座の路面の貸画廊はお高いですからね。
画廊代に3点分の額装代で20万円以上。
それ以外に毎年出してる展覧会もあったので
重なる年は結構大変だったんだわ。。。

私は3年前に別ジャンルの人とのコラボで
初めての個展をやって以来
展覧会をサボってきました。
作品を準備する感覚を忘れてた。

たまたま今年はおつきあいで
今週末からのグループ展に出すことになり
暫くぶりに展覧会の感覚を
思い出したところだったんです。

そして、まるで後押しするように
昨日臨時収入があったのよね。
出品料が楽々出るくらいの金額が。

で、です。
以前のように展覧会に出すことを思ったら
ルーヴル美術館に進出しちゃえ!と思ったの。
どうせやるなら一流の場所がいいわよね。
いきなりルーヴル美術館だなんて
あまりのことに笑えるけど。

この展示会には450を超える
アーティストとギャラリストが
世界中から集まって来るのです。
初日の金曜日には、招待されたコレクターや
VIP、アート関係者に会場を解放し、
盛大なパーティー兼内覧会が開かれます。
すごいわぁ。着物を着ていこう。

出すと決めたら妄想が広がります。
私はお気に入りの着物を着て会場にいます。
着物姿は目立つから
作品の前にいるとフランスメディアが
マイクを向けて来る。

「こんな素晴らしい会場で作品を展示できて
しかも3点とも売れたのは嬉しいことです」
とフランス語で答えるワタクシ。
売れれば元は取れるからね。
ル・モンドもパリジャンも取材に来て
私の作品が新聞の文化面を飾ります。

それを見たイケメン・長身の50代の大金持ちが
翌日ルーヴル美術館にやって来て
墨絵をオーダーしたいと言います。
そして「ご一緒にディナーでも」と誘われ
食事をしながら話すうちに意気投合。
遠距離恋愛の末に渡仏、結婚。

バルテュス夫人節子のように
お城で末永く幸せに暮らしましたとさ。
というストーリーが鮮やかに浮かんできます。

ああ、ドキドキする。
臨場感をもって想像できるから
きっと実現しちゃうわ。
どうするハニー?笑

そんなわけでワタクシ
カルーセル・デュ・ルーヴルで開催される
展示会に作品3点を出品します。
ルーヴル美術館への道は意外と近かった。


                                                  

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2 septembre 2018

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恵比寿駅からすぐという
素晴らしい立地の場所に
「Arts and Creative Mind」という
アートギャラリーがオープンしました。

「Magic Number 2018 vol#1
 〜夏の終わりの始まりに〜」
と題されたオープニングの展覧会は
アウトサイダーアートの展覧会です。

ギャラリーに1歩足を踏み入れると
その圧倒的な力強さ
、色の美しさに
ハートが鷲掴みにされます。
私が大好きなタイプの絵だわー。

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ギャラリーオーナーの杉本志乃さんは
彼らの素晴らしい作品を展示するだけでなく
適正価格を付けて販売するために
このギャラリーを開いたそうです。

「障がい者アート」の展覧会はたくさんあるけど
販売までするものは少ないんですって。
だから作家さんにきちんと還元するために
売る場所を作りたかったのだそうです。
そうすれば自立を応援することにもなるよね。

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一番上の絵は天使なのですが、
画材は色鉛筆なんです。
近くで見ても色鉛筆には見えないんだけど
絵の具とも違う質感ですごくいいの。
欲しい。。。

作家の水野貴男さんが来ていたので
色々お話しを伺ったら
色を決めるまでにうんと時間がかかるんだって。
決めてしまえばあとは夢中で描くだけ。

下は全部彼の作品ですが、
見よ、この色彩の美しさを。

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肉筆のアートには
作者のエネルギーがあふれています。
こんなピュアなエネルギーをもらったら
絶対にハッピーになると思う。

だから絵を飾ることを勧めるのです。
そして日本人にはもっと
絵を買う人になって欲しいと思う。
この展覧会の絵はどれもひと桁万円です。

お気に入りの絵がある部屋は
エネルギーに満ちた充実の空間になります。

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23 juin 2018

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この秋、国立新美術館で開催される
ピエール・ボナール展のパンフを見ていたら
面白いことが書いてありました。

1893年、パリの街角でボナールは
マルト・メリニーと名乗る少女と出会います。
この時ボナールは26歳、
マルトは16歳だと告げました。

マルトはやがてボナールの恋人となり
神経症で日に何度も入浴する彼女のために
ボナールは当時は贅沢だった浴室を備え付けます。
彼女の入浴は彼の創作意欲を掻き立てました。

ボナールがマルトの本名と実年齢を知ったのは
32年後の1925年、正式に結婚したときでした。

本名はマリア・ブールサン、
本当の年齢はボナールより2歳年下。
マルトは8歳もサバを読んでいたのね。
24歳なのに16歳だなんて、やるね。

華奢な体つきは確かに幼く見えますが
人って言われるとそう信じてしまう
ということなのかもしれません。
或いはボナールにとってそんなことは
どうでもよかったのかもしれない。

マルトの立場になってみれば
敢えてデタラメな年齢を言って
「本当の私を見てちょうだい」
と思っていたのかもしれません。

実際、マルトは紫がかった青い目を持つ
美しい人でした。
ボナールは彼女が入浴する姿を愛し
生涯にわたって描き続けました。
マルトもまたボナールが絵を描く姿が
好きだったといいます。

私にとってボナールは
特に好きな画家ではありませんが
ストーリーを知ると見方が変わります。
展覧会が始まったら観に行こう。

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25 avril 2018


毎月出ていた書の勉強会を
この1年ほど休んでいます。
書は大好きなんだけど、
先生がいなくなって迷子になったのです。

墨絵は自由に描くことができるけど
書には決まった形やルールがあります。
なので自分の書いたものがそれでいいのかどうか
判断ができないのです。

勉強会のお仲間も私と同じレベルなので
わからない者同士でやっていても
意味がないように思えてね。
書は奥が深いので先生が必要です。

書でも墨絵でもそうですが
ただ練習しているだけでは上達しません。
どういうわけか、展覧会で作品を発表して
人様に見ていただくことで腕が上がるのです。
何なんだろうね、あれは。

書のお仲間たちとは以前から
展覧会の計画を立てていました。
書では銀座で展覧会をすることが
何故かお約束のようになっていますが
銀座の画廊は高い。

それで、地元の文化センターに
毎月申し込んでいたのです。
何年もずっとハズれ続けていたのに
ついに当たってしまったらしい。

書のお仲間3人のうち2人は親戚で
その1人から昨日メールが来て
「墨絵を2点出して」と言われました。
展覧会は書と墨絵の両方がないと
なんだか物足りないのです。

墨絵をやっているのは4人のうち2人だけ。
以前から展覧会には墨絵を出して
と言われていました。

展覧会かぁ。

前回の展覧会から丸3年経とうとしています。
ついこの間、墨絵の生徒さんたちと
パリで展覧会をやろうと
夢のような話をしたばかりだったんだ。
パリに先駆けて新百合ヶ丘で展覧会ね。笑

いつでも個展ができるように
作品は描き溜めてありますが、
どうせなら新しいものを描いてもいいな。
GW中に描いてみるか。

「書く」ことと「描く」ことは私のライフワーク。
最近は「描く」方が疎かになっていたので
ちょうどいいチャンスかもしれないね。

展覧会は9月末。
時間はたっぷりあるので
ゆっくり描くことにしましょう。



15 avril 2018

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現在、渋谷のBunkamuraで開催されている
「猪熊弦一郎展 猫たち」。
ネコ好きもそうでない人も必見の
素晴らしい展覧会です。

「いちどに1ダースの猫を飼っていた」
というほど無類のネコ好きだった猪熊弦一郎ですが
彼の描くネコは実にさまざまで驚かされます。

写実的なスケッチ、シンプルな線描、
デフォルメした油彩など
同じ人が描いたとは思えないほど変化に富んでいて
器用な人だなぁ、と感心してしまいました。

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そのどれもがネコへの敬愛に満ちているのね。
「愛しているものをよく絵にかくんです。
 愛しているところに美があるからなんです」

一目惚れで結婚したネコ好きの美人、
妻・文子をモデルにした絵も何点かあり
もちろんそこにもネコがいるのですが、
その肖像画もとても素敵なのです。
愛しているところに美があるというのは本当です。

静物画よりも動物や人物の絵の方が
心に迫ってくるのは
そこに描かれた画家の感情が読み取れるからです。
私も人物や動物を描いてみようかな。

アンリ・マティスに学んだ猪熊は
「お前の絵は上手すぎる」
と言われたことが一生の教訓になったといいます。

彼はあの時代の画家の影響を強く受けていますが、
マティスでもピカソでもなく、
猪熊弦一郎であるための試行錯誤の跡が
あのバラエティに富んだ画風なのでしょうね。

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猪熊弦一郎は三越の包装紙を
デザインした人でもあります。
あの器用さとデザイン性の高さを考えたら
今の時代なら引っ張りだこだっただろうなぁ。

展覧会は18日(水)まで。
お時間のある方はぜひ観に行ってね。



14 avril 2018


趣味は何かと聞かれたら
墨絵、語学、ブログと答えます。

これはもはや趣味というより
完全に私の一部になっていて
呼吸をするのと同じような感覚です。

でも、働いていると
この3つだけでも結構忙しいのよ。。。

なので、新しい趣味を始めるなんて
考えたこともなかったのだけど、
以前から興味のあった日本画を
始めようと思っています。

で、今日はお試しレッスン。
長年墨絵をやっていると
段々「色」に飢えてくるんですね。

そして、色なら断然顔彩。
油絵は重すぎるし、水彩では物足りない。
顔彩の質感がすごく好きなんです。

日本画の画材は使い方が特殊なので
教わらなくては使い方がわからない。
知らないことは知りたい。
自分でお金を出して買った絵も
考えてみたら日本画ばかりだわ。

そう思ってるところにひと足先に始めた友だちが
何やら面白そうに描いているのを見て
「私もやるー」
ということになったのです。

岩絵の具は墨絵と相性がいいので
いずれは墨絵と融合させるという
新しい境地にも挑戦できます。
ああ、ついに憧れの日本画を習うんだわ。

といっても今日は初日だからデッサン。
デッサンも習ったことがないので楽しみです。

書と墨絵の先生たちが亡くなってからは
教えるばかりで
自分が習いに行く機会がありませんでした。
そういう意味でも楽しみなんです。

さあ、
スケッチブックと鉛筆・練消しを持って
行ってきまーす。