フランス人&恋愛

29 mai 2020


ドイツに長く住む女性が
久しぶりに亡き前夫のお姉さんに
会いに行ったときのこと。
お義姉さんも数年前に夫を亡くしています。

お互いの近況を話していたら
「私のニュースは何だと思う?」と聞かれ
あれやこれやと答えるけどハズレてばかり。
ついにお義姉さんの口から出た言葉が
「今、恋をしているの♪」

73歳の春だって! ステキじゃない?
彼女は「おなかに蝶々がいる感じ」
と言ったそうですが、
ドイツ語で浮足立ってじっとしていられない
そわそわする、という表現です。

この表現、英語でもフランス語でも
まったく同じ言い方をするよね。
"acoir des pappillons dans le ventre"
"have butterflies in one's stomach"

フランス語で初めて知ったときは
なんて可愛い表現だろうと感激したけど
英語もドイツ語も同じってことは
元はどこにあるんだろう。

スピーチなどで緊張してドキドキする
という時にもこの言い方をしますが
なんで蝶々なんだろうね。可愛いね。

73歳の女性が恋をして
ウキウキしてるなんて本当にステキ。
我々独身女性の希望の星ですね。
人は幾つになっても恋をできるってこと。

私もおなかに蝶々が欲しいなぁ。
フランソワは私のことを親しげに
"my dear" って言うけど
なんか全然ピンとこなくてね。。

会わない時間が長過ぎるのは
やっぱりダメだよねえ。
私は長距離恋愛には向かないな。
会いたい時に会えないなんて意味ないもんね。



14 mai 2020

IMG_3131

フランソワからLINEに
"Today's dinner" と送られてきた写真。
写真は全部で5枚。
料理写真2枚、コリアンダーの花、チーズ、
それに本日のワイン。
"I wish I could share with you" だって。

「自分で作ったの?」と聞いたらそうだって。
自分ひとりのディナーなのに
ここまでちゃんとしてるなんて
さすがフランス人だわ!

私はお料理を上手に作る男子に憧れています。
これからはお料理もワンオペは嫌だからさ、
その日の気分でどっちかが作って
一緒に美味しく食べられるのがいいじゃない?

IMG_3132

フランソワはワインを選ぶのが仕事なので
舌がいいんだわね。
料理の腕もなかなかのものらしい。
ね、なんか美味しそうでしょ。
盛り付けも上手だし、いい感じ。

外出自粛の今は会うことはできないけど
私の恋活はちゃんと進行中でして
毎日連絡を取り合っています。
転んでもタダでは起きない私なのであーる。笑

IMG_3128

こちらは美味しそうなコンテチーズと
バゲットの写真。お洒落だわね。
こんなディナーを一緒に楽しみたい。

おつきあいする相手の重要なポイントは
食の好みが合うことです。
食べることは生きることそのものだし
食ってその人を表す大事な要素だからさ。

私は基本ジャンクフードを食べないし
(たま〜にカップ麺も食べますが)
マックを日常的に食べる人は無理なんだよね。

私がフランス人を好きなのはその辺で
彼らは大抵食が健康的です。
ガストロノミーの国だから食いしん坊が多いし
食文化が日常に根付いてるの。

今月の終わりごろには
一緒にディナーを楽しめるといいな。



15 mars 2020


今ではすっかり聞きなれた「濃厚接触」ですが
コロナの話題が出始めた頃は
その言葉にドキッとしませんでした?
濃厚接触ってねえ。笑

コロナウイルスの話題にも飽きたので
今日は同じ濃厚接触でも男女の話を。

過去の人になったハニーがよく言ってたんだけど
濃厚接触している時どんな感じかというと
あったかい場所に包まれて
守られている感じなんだって。
愛されてるって感じて安心するんだって。

そうかぁ、そんな感じなんだ。

ハニーがそんな風に感じるのは
彼が基本甘ったれだからかもしれないけど
考えてみたら、これ子宮回帰欲求だよね。
母の胎内に戻りたいという欲求が
男性の中にはあるのかもしれないと思った。

もちろん性欲という大前提があるのですが
安心したいから繋がりたいという
もうひとつの欲求があるんだね。

女性の場合は自分が子宮そのものだから
子宮回帰とは違うと思うけど
一体感と安心を得られることが
濃厚接触の大きなポイントだと思うの。
それってとても素敵なことだと思うし。

私も40代の頃は
濃厚接触にはすっかり興味を失っていて
完全にレスだったんです。
でも相手が変わると変わるんだよね。
で、そこんとこ大事にした方が
関係が上手くいくことも学びました。

神様がそのように身体を作ったんだから
存分に味わった方がいいと思うの。
人生は1度きりだし、その方が愛も深まるしね。

なのでカップルは濃厚接触すべし。
全身全霊で愛し合うべし。
人類存続のためにもね。



5 mars 2020


別れる別れると言いながら
ダラダラとここまできましたが
今度こそ本当にハニーと別れました。

といっても、
請け負った仕事がまだ終わっていないので
それが終わるまでは
連絡は取り合うことになります。
あと2週間というところかな。

今回は横浜のホテルのラウンジで
面と向かってちゃんと話して
彼も今度ばかりは納得した様子でした。

仕事が全部終わったら
もう連絡が取れないようにするからねと言ったら
ハニーはちょっと涙まで見せてね、
なんか可愛かった。

人生にはどうにもならないことがある。
別れというのは切ないものです。
6年半も付き合った人と別れるんだから
私だって寂しい。

不思議なことに体重が減りました。
久しぶりに見る45㎏の文字。
ご飯は普通に食べているしちゃんと寝てるのに
感情が揺さぶられると一気に痩せるよねえ。
アドレナリンの効果だわね、
普段は100gも減らないのに。

でもね、
イケメン・長身・フランス人を宇宙にオーダーしたら
本当にその通りの人が降ってきて、
ジュテームとか言われてラブラブして
こんなに長い時間を一緒に過ごしたんだから
まあ、気が済んだよ。

それにこの歳で失恋を味わえるなんて
ある意味ラッキーだわよね。
私は今やフランス人しか愛せない女ですから
粛々と次に進むことにします。

なんかフランソワも色褪せちゃって
やばいなぁと思っているのですが
今は新しい人を探す元気はないので
少しおとなしくしていようと思う。

ハニーはある意味最低の男でしたが
こんなに気が合う人もいなかった。
彼が私の人生に潤いと喜びを与えてくれた
ということは間違いありません。

ありがとう、ハニー。
大好きだったよ。



19 février 2020


ダーリンに片思いしていた頃、
毎日はバラ色で喜びしかありませんでした。
そのときに思っていたのは
「切ない気持ちになったらこの片思いはやめよう」
ということでした。

だって、いい歳になって
恋愛で切ない思いはしたくないじゃない?
恋愛は楽しいものでなければ。

実際にはそういう思いをすることはなく
終始ウキウキと喜びにあふれ
ダーリンとは本当に良い友だちになって
幸せいっぱいの数年間を味わったのでした。

で、ハニーですが
この頃ハニーと話していると
ざわざわするのです。

彼の周辺ではいつもトラブルがあって
元を正せば原因は彼にもあるんだけど
彼はいつでも自分が正しくて
悪いのは相手なのよね。
だからいつも同じような問題が起きる。

昨日もそんな話を聞かされて
反論したら面倒くさいから黙って聞いてたけど
黙っているからざわざわする。
言いたいけど言えないからざわざわする。

「外人は面倒くさい」って彼は言うけど
1番面倒くさいのはキミかもよ、ハニー。 
自分のことしか考えてないから
上手くいくわけないんだよねえ。

それでもいつものように数時間を一緒に過ごし
じゃあね、と気持ち良く別れた後に電話が来て、
新たに発生したトラブルを私のせいにした。
それが同居している彼女のことだったから
私はブチギレ。

もういい加減にしてください。
もう一切何も手伝いたくないから
2度と連絡してこないで、と言って
電話を切りました。
今度こそお別れよ、ハニー。



15 février 2020


昨日の朝、フランソワからLINEが来ました。
"Happy Valentine's Day dear Yurico! "
彼は一昨日フランスから帰ってきたの。
私も同じように "Happy Valentine's Day! "
と返しました。

そうか、帰って来たのか。。。
彼が日本にいない2ヶ月近くの間
私はハニーとすっかり元に戻って
またまた新しいプロジェクトを進めていました。

私はコピーを書いたりイラストの原案を作ったり。
そういうのがあるから彼には私が必要なのよ。
今回はきっちり報酬を決めて始めたので
仕事としてやっています。

そんなハニーはバレンタインデーの朝、
「ネコが死んじゃった」とメールしてきました。
2匹同時に来たエキゾチックのうちの女の子。
元々弱かったみたいなんだけど
前の夜に急変して亡くなったんだって。

「飼いたいといったのは自分じゃないし
  ネコなんて面倒くさい」
っていつも言ってるくせに
"I am just so so so sad...I loved her so much..."
と落ち込んでいました。

彼がネコに死なれるのはこの6年余りで3回目。
情緒のないハニーも流石に参っていて
バレンタインデーどころではありません。

この時期、世界中の美味しいチョコが集まるので
最近甘いものを欲しない私も
このときばかりは買いに行きます。
義理チョコも調達しなくちゃだしね。

今年もいくつか買いましたが
チョコはどっちにもあげないことにする。
1人でちびちび食べちゃおう。
なんかそんな気分なんだよね。

ボーイフレンド2人というのは
正直ちょっと面倒くさいのよ。
フランソワとは進捗がゆっくりだし
ハニーとはテンポが速いので
なんか調子が狂うのよねえ。

ダーリンにチョコをあげてた頃が懐かしい。
片思いは罪がなくてよかったわ。。。



3 février 2020


ここはどこかのホール。
私はハニーを背もたれにして寄りかかり
彼は後ろから私に軽く手を回しています。
 
私たちはホールの隅にいて
そこだけ椅子席ではなくソファなんだけど
そんなリラックスした格好で
誰かの講演を聴いているんです。

私は近くの席に同僚のSさんを見つけて
「彼女に見られたかな」なんて思いながら
気にせずそのまま講演を聴いています。
それがさ、すごい幸福感なのよ。
.。o○.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚

これは昨日見た夢です。
他にも色んな場面があったけど忘れた。。。

夢から覚めたときには
殆ど内容を忘れかけていたんだけど
その幸福感だけは続いていて
ハートチャクラが全開になりました。

何ともいえないハッピーな気持ちで迎えた朝。
気持ちよく顔を洗ってコーヒーを淹れて
朝の報道番組を見ていたら
ハニーから電話がかかってきました。

その時は夢のことなんかすっかり忘れていて
訳もなくシアワセな気分のまま
全然違う話をしていました。
で、そろそろ電話を切ろうというときに
突然夢を思い出した。

「あ、今日あなたの夢を見たよ」
" Good dream? or bad dream?"
「Good dreamです」
「それならよかった」

その幸福感はその後もずっと続いていました。
で、改めて思ったわけです。
シアワセって自分の中にあって
自分以外の人とは関係ないものなんだわ。。。

夢に出てきたシチュエーションは
現実ではあり得ないものです。
第1に彼はそういう場所に行かない。
第2に人前でそんな風にベタベタしない。

夢を分析するのは簡単。
現実に経験したことと願望が
入り混じっているだけのことです。
(ちなみにソファは永遠の憧れです)

でもそんな分析は必要なくて、
イメージだけでも人は最上級の幸福感を得られる
ということが重要なんです。

夢と妄想はきょうだいみたいなもの。
私は妄想力が高いので
日頃から何かになりきるのが得意です。
自分に都合の良いことしか考えてないから
いつもご機嫌なのは当たり前。

誰かに何かをしてもらったから、
誰かが何かをしてくれないから、
ということで幸不幸は決まらないんだな。
大事なのは自分の内側の状態。
すべての鍵は愛の自家発電ということ。

そんなことを改めて確認した朝でした。



1 février 2020

 
ハニーは毎日昼休みに電話してきてこう聞きます。
「何かニュースはある?」 
毎日だからそんなに新しいことはないんだけど
私は仕事のことや些細な出来事を話します。

「そちらはどう?」と聞くとハニーも色々話します。
フランス人は基本的におしゃべりです。 
仕事上のちょっとした変化や今考えていることを
たくさん話してくれます。

最近やたらと電話が長いのよね。
それほど特別なことがあるわけじゃないのに
あれやこれや色々話したがります。
週に1度しか会えないのでお喋りしたいらしい。

彼の言うことに私が反論すると
彼はその場では認めないんだけど
後で「やっぱりYou are right」と言ったりする。
そういう素直さもあります。
私とは普通に話ができるからいいんだって。

いつか友だちの家に泊まりに行った時
夫に話しかけられると眉間に皺を寄せて
ぶっきら棒に答える友だちを見て
私もそんな妻だったかもしれない
と思いました。

ダンナは普通に話しかけているのに
友だちは短く嫌味っぽく答えるだけで
全然会話が成立していないの。
彼を見下していて会話する気がないのね。

ふたりの大恋愛時代を知ってるだけに
複雑な気持ちで見ていましたけど
ダンナの方は気にもしていない様子。
そういうのに慣れているんだね。

不思議なもので、
相手が変わるとできなかったことができる。
私も今は「普通に話せるからいい」
と言われる立派な人になりました。笑

人も環境も変化しますから
どんなに古い付き合いでも
話さなければわからなくなっちゃうよね。

くだらないことでもいいから
最新情報をアップデートしていかないと
距離はどんどん離れていくんだと思う。
なのでカップルの会話は怠けてはダメ。
反省から学んだことであります。 



30 janvier 2020


フランソワといい感じですが
彼は今フランスに行っているので
暫くは会うことができません。

でも相変わらず毎日のように
お気に入りの音楽をLINEに届けてくれたり
お母さんの家にある木々を写真に撮って
送ってくれたりして私を喜ばせてくれます。
サービス精神があるのよ。

それに引き換えサービス精神ゼロのハニー。
こちらも相変わらずで、
いつの間にかチャッカリ元の座に座り
色んな課題を送りつけてきては私を煩わす毎日。
サービス精神を発揮しているのは私です。
でも、何故かそれが心地いいのよね。。。

ハニーには絶好調ということがないの。
特に問題がなくても何かしら大変がっているのが
私には物珍しくて面白いんだけど、
必要以上に慎重で相手を信用できないのが仇になり
しょっちゅうトラブルを引き寄せるの。

今も、私だったら絶対に巻き込まれないような
トラブルを抱えて頭を悩ませています。
私の爪の垢を煎じて飲ませてあげたいよ。笑

彼が私を手放せないのは
そういうところにあるのだと思う。
私の言うことなんか全然聞かないくせに
私みたいにしてたら楽に生きられることを
どこかで感じているのかもしれません。
だから私をサンシャインと呼ぶのよね。

自分の世界は自分で作っているというけど
ハニーを見ているとまさにそうだと思う。
自分で面倒くさい世界を作って
人生は大変だ、と思いこんでいるんです。
ホント、変わってるんだから。
人生は興味深く面白いものよ。

多分、普通の日本人はハニーと付き合ったら
すぐにイヤになっちゃうと思うわ。
楽しい人ではあるけど如何せん気難しい。
私だって毎日一緒にいたらブチ切れそうだけど
今は程よい距離感だから許せるんだと思う。

それに、私は少々変態気味なのでね、
素直で優しくて欠点のない人では
物足りないのかもしれません。
色んな意味で手応えが欲しいんだな。
課題がないと退屈しちゃうからさ。

そんな私の恋愛模様。
フランソワがいないあと半月は
ハニーに注目しちゃうわね。



15 janvier 2020


昨日つくづく思ったんだけど
フランソワはとても知りたがりで
文化的なことに好奇心が旺盛なんです。
なので何にでも興味を示して追求するタイプ。

感覚的な人だから
どちらかというと右脳をよく使います。
私も似たようなタイプだから話が合います。

私はかなり偏ったジャンル専門ですが
彼の興味の幅は私より広いし
本当に物知りだから話してると面白いのよ。
私は自分の知らないことを教えてくれる人が
男女を問わず好きなんです。

食に対する考え方も似通っています。
社交的だし、きちんとした親に育てられた
健全な精神の持ち主という感じがする。
フランス人だから皮肉っぽいけどね。

ハニーは文化的なものに興味がなくて
左脳ばかりでモノを考えます。
自分でも言っているように
良い環境で育ってないから仕方ないの。
素晴らしく頭はいいけど情緒はないのよ。

なので私は何も言わぬまま
敢えて文化の香りをプンプン漂わせて
彼を家に迎えます。
何か感じてくれたらいいし
何も感じないならそれでもいいし。

ハニーは仕事人間です。
仕事そのものが人生の目的になっている。
人生を楽しむ術を他に知らないから
夢も希望もすべて仕事の中にあって
それを実現させることで自己表現しています。

それ自体は悪いことではないんだけど
外国人が日本人と仕事をするわけだから
ストレスが多くていつもイライラしていてね、
何か趣味でも持てばいいのにと思う。

過去に苦い経験をしているので
日本人の友だちを作る気はないというし
かなり難しい人なのです。

この両極端のような2人の男たち。
どちらも魅力的なのよね。