フランス人&恋愛

3 octobre 2019


フランソワは山形でブドウの収穫中なので
もうひと月くらいラインのやり取りのみ。
収穫したブドウを足で踏んでいる動画や
音楽のビデオなどを数日に1度送ってくれます。
収穫作業は今月半ばまで続く模様。

その間、ハニーとは
仕事絡みのメールのやり取りをしているんだけど、
先日パリの行き帰りの便とホテルを聞かれました。
弟に空港まで迎えに行かせるというのです。

それはかえって気詰まりだからいい
と断ったのですが、
いいから教えろと言われて教えたのね。

すると昨日メールが来て
空港とホテルの送迎を
弟の知り合いの業者にチャーターしたというの。
お金は払っておいたからって。

さらに私が買おうかどうか迷っていた
ちょっと高いスーツケースも
注文しておいたから土曜日に届くというのです。
ひぇー! 一体何なんだ、これは。

実は彼は仕事の取引先を開拓しようとしていて
営業をかけるのを手伝って欲しい
とだいぶ前から頼まれてたのね。 

「もう手伝いません!」と言って別れたんだから
絶対ダメと断り続けていたんだけど
ここまでされたら断れないよねぇ。 
で、まんまと買収されてしまいました。
営業のお手伝いだけさせていただきます。 

これにはちょっとした経緯がありまして。。。

ハニーが私を手放す気がないので 
私はフランソワのことを一々話しています。
デートして楽しかったとか
彼は素敵な趣味を持っているとか。 

フランソワはとても感性がいいのですが
気前のいいタイプではないので
食事はいつもワリカンです。
私はそれで全然オーケーなんだけど 
何かの話の流れでそれをハニーに言ったら
「それはダメだな」って。

確かにハニーは外食をすれば必ず払ってくれた。
でもそれは何年か前までの話で
ここ3年くらいは外食なんてほぼゼロ。
約束を破ってばかりだったじゃないね。
その上、うちに来た時はクルマを駐車場に
置きに行かされてさ。

なので
「そんな人はやめた方がいい」という彼に
「言っとくけどあなたはワリカン以下です」
と反論したんです。
そういう経緯があっての今回の大盤振る舞い。
 
彼はクルマの送迎をプレゼントする代わりに
弟にお金を届けて欲しいと言いました。
ガンで闘病中のお母さんの治療費を
彼はいつも弟に渡しているのです。  
運転手さんは弟の友人だから渡してって。

了解です。
なんだかハニーのペースにはまった。 



19 septembre 2019


相性がいい、というと
趣味が合うとか、話のテンポが合うとか
価値観が似ているとか
マインド的な要素がメインとなりますが、
こと男女に関しては
そこにフィジカルな要素が加わります。

直接的にセックスというだけでなく
手を繋いだ時の手触りとか
キスした時の唇の感触とか
顔に触れられた時の皮膚の感じとか
皮膚感覚が結構大事なのよね。

友だち同士や家族では
そんなこと全然意識しないのに
なんでだろう、すごく気になる。
なので私の場合は触った感じが嫌だと
やはり相性がいいとは言えないの。

例えば私は自分が汗をかかないので
手を繋いだ時に汗ばんでいたらイヤ。
暑い日に汗ばむのは仕方ないけど
いつもいつも湿っぽい人はそれだけで無理。
申し訳ないと思うけど生理的なことなので
理性ではコントロールできません。

そういう意味でハニーとは相性がよかった。
彼は私と同じで汗をかかないタイプです。
なので手を繋いだ時の感触が良かったし
私は彼の唇がとても好きだったの。
なぜかいつもしっとりしていて柔らかいんだ。

彼とは共通の趣味もないし、
(というか彼には趣味はないし)
情緒はないし気が利かないし自分勝手だし、
全然いいところがないのに
唇が触れただけでエネルギーが充電されるような 
不思議な魅力があったのです。

私は野生動物なのでね、
本能に触れる部分には弱いのよ。
 
それに対抗するとしたら
私の知的好奇心を満たしてくれる人しかない。
私の知らないことを教えてくれる人。
一緒にアートを語れる人。
フランソワはその点理想的です。

彼は毎日ブドウの収穫の様子を教えてくれます。
収穫したブドウを足で踏んでる様子とか
発酵していく様子などの動画を送ってくれます。
知りたがりの私の好奇心がそれを見て喜ぶ。 

よくもまあ、こんな人と出会ったものです。
そして人と知り合うのは面白いなぁと
つくづく思うのであります。 
 



13 septembre 2019

IMG_7622

今、フランソワはブドウの収穫のために
山形の畑に行っています。
昨日はデラウエアを6人がかりで8時間かかって
3.5トン収穫したんだって。

IMG_7623

上は収穫前、下が収穫後の畑。
3.5トンのブドウからは約4000本のワインが
できるそうですよ。

フランスのブドウ畑とは様子が違うね。
フランスでは棚を作らないで真っすぐ育てるから。
↓↓↓こんな感じ。

DSC04119-740x492

フランソワは今日も早朝から作業をしているので
またたくさんのブドウが採れるでしょう。
ワイン用のブドウの収穫って
なんかステキじゃないですか?

きっとフランスのダーリンも
今頃ブドウを収穫してるんだろうな。
オレンジ色のワイン「KARASU-URI」は
今年は何本つくれるのかな。

「新しいBFはワインを作ってるのよ」
とハニーに話したら
“French cannot live without wine”
と他人事のように言ってたっけ。
彼はお酒は飲まないのでね。

私はお酒が弱いのでたまにしか飲みませんが
お酒の中ではワインが楽しいよね。
ワインにはストーリーがあるから。
うんちくが聞けると尚いいですね。

そういえば一昨日は
ハイアット・リージェンシーのパーティで
モエ・エ・シャンドンが出たので飲んだんだ。
シャンパンは好きなの。

もう少し飲めたらいいのになぁ。
せめて食事のときに
乾杯の泡に白・赤を1杯ずつ飲めたら
格好が付くんだけどねえ。

でも、こればかりは
アルコール分解酵素を持ってないので仕方ない。
モンゴリアンの半分は私と同じ
突然変異種なんだって。

朝晩はめっきり涼しくなりましたね。
窓の外は虫の音が賑やかです。
好きな季節が近づいて来ました。



8 septembre 2019


ハニーとは5月に別れた私ですが
一緒にやっていた仕事の関係で
どうしても連絡を取り合う必要があって
完全に切れてはいません。

9月いっぱいでその仕事は終わるので
最低限のことしかしないと宣言して
手伝っています。

最初は業務連絡だけしてきたハニーは
段々何でもない日に "Ça va ?” なんて
連絡してくるようになり、
怒りが長続きしない私はつい返事をして
会話をしています。すまん。

ハニーには、
フランソワが信じられないほど気が合う人で
彼とは上手くやっていると話していますが
彼は最初は落ち込んでいたものの
懲りずに連絡してきます。

「私たち別れたんだよ。  そう言ったでしょ?」
と言っても、「鍵を返しただけで別れてない」
と言い張ります。

挙句の果てに
"I miss you.."
"Je t'aime. I need you. You know it"
なんて言ってくるんだよねえ。
もう、本当に身勝手なんだから。

彼のメッセージに返事をする私が悪いんだけど
彼のエネルギーは相変わらず強烈なの。
おまけに手伝っていた仕事の期限が
年末まで延長されてしましまったので
まだ暫く繋がっていくことになります。

一方、フランソワはブドウの収穫のために
今週は山形に行くそうです。
山形にはデラウエアの畑があるのです。
「デラウエアでワインを作れるの?」と聞いたら
「青いブドウを足さなくちゃいけないから
  それはほかの畑から買うんだよ」って。

フランソワとはいい感じだけど
お互いにいい大人だし
一目惚れしたわけじゃないから
割と淡々としているんです。
まだ恋愛関係とはいえないしね。

フランス人は日本人みたいに
計画を立て、それに沿って行動する
ということはありません。
その日の予定はその日に決めるみたいな
ゆる~いところがあるんです。

で、私が既に予定を入れた後に
「今日は空いてるよ」
なんて連絡してきたりするので
会うタイミングを逸することになります。
フランソワは暫く山形だから
次に会えるのがいつかわからない。

迫りくるハニー、
なかなか会えないフランソワ。
という状況をちょっと楽しんでる私も
なかなか悪いヤツだな。



2 septembre 2019

FullSizeRender

フランソワはワインの仕事をしています。
フランスやスペインから
オーガニックワインを輸入しながら
日本でも生産・販売しているのです。

会社は麻布十番の辺りにあって
事務所にはワインのストックがあります。
昨日は六本木で遅いランチを食べた後
散歩がてらそこに連れて行ってくれました。

休日で社員もいないのに
ドアを開けたら冷房がガンガンついています。
凍えるくらいの温度。
そうか、ワインがあるから冷やしてるのね。
17℃に設定してるというから社員はたまらんね。

事務所は雑然としていましたが
本棚にはアートやワインの本が並んでいて
その前にワインの箱が置いてありました。
隣の部屋にはビンテージのワインが
ストックしてあるんだって。

フランソワはたくさんのワインの箱の中から
赤、白、泡の3本を選んで私にくれました。
おすすめのオーガニックワインだから
きっと美味しいと思う。

私が飲めるタイプだったらいいんだけど
見かけによらずお酒は弱いので
1人で開けても飲みきれません。
友だちに手伝ってもらわなくちゃダメだね。

いつの間にか5本も溜まってしまったから
そのうちパーティーを開こう。
クリスマスかな。 

パーティーといえばダーリン。
彼はフランスで自分のワインを作っています。
でもまだ本業になる程の量ができないので
他の仕事をしながらワイン作りをしています。

フランソワが言うには2000本できないと
仕事にはならないんだって。
それ以下だと趣味にしかならないって。
頑張れ、ダーリン。
 
来年の春に彼が来たらフランソワに紹介しよう。
ダーリンが安定生産できるようになったら
フランソワに輸入してもらえばいいよね。
墨絵のカラスウリのラベルが付いたワインが
日本で手に入る日が楽しみ。 

そんな風に好きな人たちが
うまく繋がっていくところが面白いね。



1 septembre 2019


お絵かき仲間の友だちと私は
宝くじが当たったらアトリエに使える
一軒家を買おうと決めています。
自分たちもモチロン使うけど
若いアーティストも応援したいしね。

私たちだけいい思いをするのもなんだから
バンドをやっている彼女の旦那にも
防音室を用意してあげることにしています。
アートと音楽、いいわぁ。
でも、そんな都合のいい家あるかなぁ。

友だちは宝くじが当たる前から
本気で物件探しをしていましたが、
ある日、「条件通りの家を見つけた!」
と張り切って連絡して来ました。
場所は駒沢大学だけどいいよね。

その家には地下にスタジオがあって
広々とした1階はアトリエに使えます。
2階には寝室が3つあるから泊まるにもいい。
まるで誂えたような物件です。
よし、あとは宝くじを当てるだけだ!

さて先週、墨絵のレッスンで
彼女がフランソワとご対面しました。
色々話す中で住んでる場所の話になり
フランソワが以前駒沢大学に住んでいたと言い、
よくよく聞いたら彼が住んでいたのは
まさに友だちが見つけたその家だったの。

ひえ〜、なんという偶然!
というか、怖くないですか???

その家はフランソワが売った後、
次の人が数年住んでまた売りに出していて
それを友だちが見つけたというわけ。
広い東京で何百万世帯もある中の
たった1軒に当たるなんて、どういうこと?

偶然にも程があるでしょ。
こういうのをご縁というのではないのか?
こうなると、フランソワと知り合ったのも
彼が正しい相手だからという気がします。
趣味も合うし気が利くしね。

そのフランソワとは今週はまだ会っていません。
平日の3日間は彼が長野だったし
金曜・土曜と私に用事があったのでね。
今日になって連絡が来ました。
「午後は何か用事がある?」
「ううん、午後はフリーだよ」

というわけで、これからデート。
今日はどんな面白い話が聞けるかな。



23 août 2019

caption

私は子供の頃からアフリカに魅了されていて
ドゴン族の木の梯子や椅子を
インテリアの中心として飾っています。

20代前半には当時1万円近くしたヌバ族の写真集を
清水の舞台を飛び降りる思いで買って
「なんて美しいんだろう」とうっとりしてた。

私はアフリカの文化が大好きで
ボディペインティングも大好きなんです。
アフリカのものは布でもなんでも
魂が揺さぶられる。

なんでだろう。
行ったこともないのに。
ミトコンドリアイブのせいかな。

こういうのは
偶然目にしたら「いいね」と思う人はいても
私みたいにマニアックに好きという人は
そういるもんじゃないと思うのよ。

ところが、ビックリなのですが
昨夜フランソワが送ってくれたリンクが
ギニアのボディペインティング・フェスティバル
の動画だったんです。

そういうのが好きだと言ったことはないのに
見事にツボにハマる動画でした。
「なんで私がこういうの好きってわかったの?」 
「君が好きかどうかは知らなかったけど
  自分が好きだから」 

彼が言いました。
「これって偶然じゃないね。
  シンクロ二シティだね」
いやぁ、ホントにシンクロだわ。 

彼はアフリカのミュージシャンと
昔から関わりを持っていたのだから
こういうのが好きでも不思議はありません。
私は視覚的なところで捉えていたけど
彼は聴覚と視覚両方で捉えていたのね。

ハニーと付き合っている時 
私は自分との違いを面白がっていました。 
彼は趣味がないし共通点はないんだけど
そういうものはなくてもいいと思ってた。

でも共通の興味や趣味があると
その中に一緒に深く入っていけます。
私の絵を見せた時の反応も面白いの。
本当に面白い人と出会った。



21 août 2019


思考のクセってありますよね。
つい悲観的に考えちゃう人、
人に会うとまず欠点を探す人、
逆に良いところばかりが見える人。

そういうのは性格だったり
育った環境の影響だったりしますが、
それとは別に日頃の生活でついた
思考のクセというのがあるよね。

この前の仕事帰り、
たまには甘いものを買って帰ろうと
駅前のお店に寄りました。

ケースの中の美味しそうなスイーツを見て
私がとっさに思ったのは
「ハニーが喜びそうだわ」ということでした。
スーパーで買い物をしているときも
ふと同じようなことを思っちゃうのよ。

未練があるわけじゃないですよ、全然。
ただ彼に美味しいものを食べさせることを
長い間喜びとしていたので
思考のクセがついているのです。

別れるときに厄介なのはきっと
こういう思考のクセなのよねえ。

私はまだフランソワとは3回会っただけだし
ワイン好きという以外に彼の好物を知りません。
いずれそれがわかってくれば
食べ物を見たときに思い浮かぶことも
変わってくるはず。

それより何より
今まで料理をする男性と縁がなかったので
料理といえば自動的に私がするものと思ってる。
これも思考のクセだよね。

でもフランソワは料理が得意だから
きっと美味しいものを作ってくれます。
オーガニックにこだわりがあるし
牛肉はあまり食べないというから
食の好みもきっと合うと思うの。

男性と一緒にキッチンに立つ、
あるいは男性が作ってくれるということを
私はこれから経験するんだわぁ。
そういうの、憧れだったのよ。

フランソワは朝に夕に
色んな曲を贈ってくれます。
殆どは私が聴いたことのない音楽で
とても新鮮に映ります。
新しい世界に連れて行ってくれる人だわ。

"It makes me happy" と言ったら
"I'm happy if you are happy" だって。
本当にいい人♡



19 août 2019


先日、参加しているコミュニティの
ちょっとした集まりがありました。
佐賀からメンバーが出てきたので
彼を囲んで飲もうというわけです。

集まったのは男女2名ずつで
うち2人は初対面でした。
ところが4人のうち3人がB型だった。
ほら、いつもこうなっちゃうのよ。
世の中はB型とAB型が大半を占める気がする。

さて、私はこのコミュニティで
“大人の恋愛部” の部長をしています。
メンバーは国内外のあちこちにいるので
Zoomを使ったオンラインでの活動がメインで
時々オフ会を開くという感じね。

とは言ってもこの部活は幽霊部で、
何かやれと言われて立ち上げたのはいいけど
部長が実践に忙しいので何もしていません。

で、今回の集まりが
奇しくも初のオフ会みたいになりました。
全員が部員じゃないんだけど
これがまた丁度いいメンバーだったのよ。

初対面の女性は看護師さんで
小学生・中学生2人の子どもを持つバツイチ。
結婚はしてないけどパートナーがいます。

元から知り合いのTさんは、これもバツイチ。
日本人の中年男にしてはかなーりカッコイイ
イケメンなんだけど、
モテるだけあって1人の女性では満足できず
複雑なことになってるらしい。

で、私はご覧の通り。
バツ率高いなー。笑
もっともお盆休みのど真ん中に集まれるのは
自由な独身だけってことなんだけどね。

佐賀から来た本日の主役は
若い真面目な独身男性だったけど
こんなお兄様、お姉様たちの毒気に当てられて
大丈夫だったかしら。

モテモテのTさんは全然チャラくなくて
本当に渋くてカッコイイんだけど、
1人じゃ満足できないことについて
「だって和食は美味しいけど
  イタリアンも中華も食べたいでしょ」と宣う。

「あなたはフランス人ですか?」
と笑ってしまった。

実際、フランス人は男性も女性も
浮気するのは当たり前みたいだし
なんかフランス人って恋愛に自由なのよねえ。
愛の国といわれる所以かな。

私は2人でいる時に丁寧に接してくれれば
多少のことは許す。
浮気はされないに越したことはないけど 
独占欲はないんだよね。なんでだろ。
若い頃は全然違ったけどね。。

大人の恋愛は自由気まま。
人生を謳歌することが目的だからかな。
長く生きてると色々失敗もしています。
だからこそ子どもみたいに瞬間を楽しむことを
大事にするのかもね。



15 août 2019


別れると言ってからもハニーは
事の重大さにまるで気づかないように
私に連絡してきました。

最初はなんでわかってくれないんだろう
と思っていたけど
私も段々どうでもよくなって
「おはよう」と言われれば「おはよう」と応え
オンライン上で緩く繋がっていたのです。
仕事のこともあるのでね。

でもフランソワと出会って
当たり前のデートをして普通に扱われると
ハニーのダメなところが浮き彫りになって
首の皮1枚で繋がっていたものが
完全にアウトになった。

実は先日、訳あってハニーが来たんです。
お茶しながら話しただけだけど
その時に決定的なことが2つありました。

まず、会話の中でこんなことがあった。
彼は週末の仕事の後に
1人で伊勢佐木町のバーに行ったそうです。
水タバコが吸える店らしい。

経営者は10年刑務所に入っていたイラン人で
店にはロシア人の娼婦や小指のないチンピラや
色んな国から来た外国人がいて
実にアバンギャルドな世界だったって。
彼は "This is life" と思ったと
目を輝かせて話してくれました。

私も面白いと思って
「そこに行ってみたい」と言ったら
「どうぞ、行って」とさらっと言われた。
は? そんなとこ1人で行けるわけないじゃん。
君は何1つ共有する気がないのね。

もう1つ。
来るなり「腰が痛い」と言って
クルマを近くのスーパーに止めに行かされた。
これ、初めてのことではないんだけどね。
帰りも「お願い」とキーを渡されたんだけど
降っていた雨が急に土砂降りになって
洋服の裾がすぶ濡れになりました。

腰が痛いとか言って
坂を上りたくないだけでしょ。
女の私に駐車係をさせるなんて最低!
これが最後のダメ押しになりました。

ホント、人を馬鹿にしてるわ。
私は彼に言いました。
「もう来ないでね」

私はとても我慢強いし順応性があるので
そんなハニーにも上手く寄り添って
ここまで来ましたが、完全に決別です。

5年半以上付き合ってたんだから
楽しかった思い出もありますが
仮に彼がフリーだったとしてもこの人はムリ。
それはごく最初の頃から思っていました。

私は仕事しかしない日本人が嫌で
フランス人を選んだのです。
なのにハニーは仕事ばかりしていて
人生の楽しみ方をまったく知らないの。
そういう人はもうムリなのよねえ。

フランソワはまるで逆です。
人生を思い切り謳歌している。
「今度料理を作るよ」だなんて
本当にダーリンの再来だわ。

そんなわけでハニー、アデューだよ。
もう2度と会うことはないと言ったのに
また今朝 "Good morning to you anyway"
とメッセージが来た。

なんだか物悲しい。