27 janvier 2022


昨日、キャラを変えるという話を書きましたが
私はよくそういう遊びをします。
状況によって違うキャラを演じるために
テーマを決めるわけ。

演じるといっても
自分の中のどの部分を前面にだすかというだけで
違う人間になるというのとは少し違います。
そもそも自分にないものにはなれないですね。

実はこれは誰でも自然とやっていることで
妻の顔、母の顔、娘の顔、友だちの顔など
立場によって色んな顔を使い分けています。
それを意図的にやってその役になりきるわけ。

子育て中の主婦だった頃は
ずっと私を見ている美容師さんが
「マーサ・スチュワートみたいだった」というように
「目指せカリスマ主婦!」でした。
料理も家事もテーブルも完璧を目指すって感じね。

「あの頃と今とは別人よね」
と美容師さんが言うんだけど、そんなに?
だとしたらテーマは成功してるってことね。

まあね、カリスマ主婦と
フランス人しか愛せない女では違うよね。
でも実際はこの2年、フランス人とは
ほぼご無沙汰なので看板に偽りありだわ。笑

今の会社で働く時のテーマは
「お買い得なマルチタスク」でした。
お値段以上の仕事をしますって。ニトリか?笑
これは私の特質でもあるので楽しいんだけど
もうお買い得キャラはやめたので
普通に仕事ができるコピーライターでいきます。

ユングは「私」というものはない、
私が私と思っているのは本質ではなく
ただ役柄に合わせたふるまいをしている
偽りの人格だといっています。 

色んな顔を持っているってことだと思うけど
要するにどの部分が見えているかで
「私」に見えるものが違うということですね。
どの部分も自分であることには違いないので
役者が別人格を演じるのとは違います。

なんでもテーマを決める私は
大テーマのほかに小さなテーマを作るのも好きです。
例えば着物では「お茶目」がテーマ。
粋にカッコよくというより愛嬌のある感じね。
小柄だからそういうのがいいと思って。

インテリアのテーマは昔から
「李朝とアフリカ、ちょっぴりフランス」です。
まあ、単に好きなものということでもある。

名刺はテーマを可視化するツールになります。
だから名刺を作るのが好きなの。
新しいテーマができるとすぐ名刺を作っちゃう。
私の日本画はポップがテーマなので
名刺には「ポップな日本画はいかが?」と書いてある。

ああ、テーマって楽しい。
その気になって振る舞うのはホント楽しいわ。

                                      
明日はささやかな抵抗で仕事を休む。
いつも読んでいただきありがとうございます♪
ポチしてくださると励みになります♡  


コメントする

名前
 
  絵文字