23 janvier 2022

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着物仲間のサマンサさんと
両国の江戸東京博物館に行きました。
着物でお江戸というわけです。
初めてだったんだけど広くてビックリ。
あれで600円は安いわー。

館内に入るとまず目に入るのが日本橋。
木造の立派な橋を歩いていくと
下には中村座の小屋が見えます。
入り口には歌舞伎文字で書かれたたくさんの看板。
見るからに楽しそうな雰囲気でウキウキします。

亡くなった勘三郎が座長をしていた
平成中村座では江戸時代と同じ広さの小屋を再現して
当時と同じ距離感で観られるようになってたけど
この小屋の再現だったのね。

ほかにも江戸時代の様子がわかる展示がいっぱい。
庶民の暮らしがリアルにわかる長屋や
大名屋敷の立派な模型の展示、
調度品、絵画など色々なものが見られて
なかなか見応えがありました。

私は古銭や十手や通行手形をコレクションしていた
渋い小学生だったんだけど、
魂レベルで懐かしくて集めずにいられなかったの。
今でも寛永通宝を持ってるんです。

だから20代の頃のある日、エスパーの妹が
「お姉ちゃんと私は江戸時代にも姉妹だった。
  長屋に住んでたのが見えたよ」と電話してきた時、
「なるほど」と江戸時代に惹かれる理由が
わかったような気がしました。

渋い江戸小紋が好きなのも
どうしようもなく古伊万里に惹かれるのも
そのせいなんだわね。
ても、庶民だったからかキレイな着物や
金蘭手の古伊万里には興味がなくて染付一筋。

一方サマンサさんは、
同じ江戸時代でもどうやら武家の娘だったようで
籠や調度品などきれいなものにときめいていました。
紬が好きと言いながら柔らかものの着物が
しっくりとハマっているのも
武家の娘だったからなんだな。

そんなわけで
生まれ育ちは違えども同時代に生きていた私たちは
懐かしがりながら楽しく江戸を散策しましたとさ。

                       
前世の記憶ってあるわよね。



この記事へのコメント

1. Posted by 樹里   23 January 2022 14:00
まじか、私も昨日行ったよ!全部観たら2時間半かかるねあそこ。江戸は楽しそうだけど飢饉&火事のてんこ盛りでトイレは共同だしなかなか大変そうだわー。
2. Posted by yuricon   23 January 2022 17:12
ウソ!ニアミスか!
なかなか面白い博物館だよね。
飢饉や火事があっても基本的に平和な世界だからな。
お江戸はいいわよ。私は好きだわー!

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