10 février 2021

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Bunkamuraギャラリーで偶然
金子國義の展覧会を見たら
学生時代に入れ込んでいた
怪しげな世界に引き戻されました。

好きなものって変わらないものだなぁ。
私は昔からちょっと毒のあるものが好きで
それは若かったからだと思ってたけど
今見ても強烈に好きだわ。

展覧会で買ってきた
『金子國義〜あなたは美しい』
というムック本には
色んな人のエッセイや対談が載っていました。
取り巻く人たちの豪華なこと。

異常なまでの美意識が
言動の端々に現れているんだけど
ああいう極端な美意識に私は憧れます。
躊躇なくそれを具現化するには
狂気が必要なのかもしれません。

自分の気に入ったものは
目に触れるところに置いておきたい。
なので部屋中がモノであふれている。
テーブルの上も本が広げて置いてある。

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食に関しても繊細。
食事は香りであり、環境。
美味しいと評判のレストランに行っても
壁紙が気に入らないと店では食べない。
「包んでくださる?」と家に持ち帰り
皿を温めてゆったりと食したといいます。

強烈な個性のナルシストでサディスト。
憎らしいのに愛されるキャラクター。
ある人が「会った瞬間に魔力にかかる」
と書いていましたが、
金子國義は彼の作品以上に存在がアートだった。

今の若い人であれほどの個性を持った人を
私は知らないけれど、
あれは時代が作ったものなのだろうか。

金子國義は1936年生まれ、
澁澤龍彦は1929年、
美輪明宏は1935年生まれ。

デザイナーの三宅一生は1938年、
コシノジュンコは1939年、
高田賢三は1939年、
因みに母は1933年生まれ。

そうかぁ、どうやら1930年代生まれに
才能が集まっているんだな。
1950年代あたりの文化の
洗礼を受けている人たちということか。
私は生まれるのが遅すぎた。。。

そんなことを思いながら
アマゾンで金子國義の別の本を
ポチってしまう私であります。


                       
ああいう個性は今後現れないのかなぁ。



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