12 novembre 2020


いつの間にか日本画家になっている私は
数日前にある会社からメールが来て
来年開かれるアートイベントへの
出品を依頼されました。
東京芸術劇場とNYのカーネギーホールだって。

こういったアートイベントは
色んな会社が主催していて
アートに携わる人の海外進出の夢をくすぐります。
私も去年墨絵でパリ進出を果たしましたが
その展示の仕方は実は不本意なものでした。

というのも、
ブースは様々なジャンルの作品で雑然としていて
3点程度の作品を展示しても埋もれてしまうの。
経験としては面白かったし
あの時期にパリに行けたのはとてもよかったけど
やるなら個展だとその時思いました。

今回のオファーは200人のアーティストが
10号までの作品を1点ずつ出すというもので
また雑然とした雰囲気なることが想像されます。
日本画と油絵と書と水彩とアクリルと墨絵が
同じ部屋に並ぶなんて私的にはあり得ない。
そういうのはイヤなんだ。

私の日本画は色が派手だから
むしろ人様の迷惑になると思うわ。
両隣りの人は可哀想よ。笑

アートに限らず
個人で仕事をするなら自分の世界観は大事です。
どのジャンルにおいても上手くいっている人は
その人の世界観が明確です。
個性が際立っているからこそ人が魅了されるのね。

私はステキな女性をたくさん知っていますが
どの人も唯一無二の何かを持っています。
それぞれが独自の世界観を持っていて
それが発信の中からも伝わってくる。
ブランディングってそういうことだと思うけど
どんな仕事でも同じよね。

なのでアートにおいても
独自の世界観を表現できる舞台が必要。
そのためには個展が1番なんだけど
最低限共通の何かを持った仲間との
小さなグループ展しかないんだな。

その点、三越・伊勢丹のイベントは
意外といいかもと思っています。
アーティストが4人しかいないから
自分の世界を表現しやすいし
販売が前提だから売ってくれる人もいるし。
次はもっと数を揃えて私の世界を炸裂させよう。

色々やってみて
そういうことがわかってきたよね。

                        
墨絵&日本画の社中展やりたいなぁ。
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この記事へのコメント

1. Posted by 橋本樹里   13 November 2020 19:07
安易に勧めちゃったからあの後ちょっと調べたけどやめといて正解かも。
2. Posted by yuricon   13 November 2020 19:19
あの手のアートイベントは
結局自己満足の世界なんだよ。
それぞれの団体が色んな理念を掲げてるけど
結局は商売だから。
お金が余ってるならやってみるのは面白いと思う。
東京とNYでレセプションパーティーとかあってさ。
でも私は自分のやり方を決めたのでね。

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