25 juillet 2020

FullSizeRender

11月に日本画の展覧会があります。
日本画はパネルに紙を貼って描くんだけど
そのまま飾るのもアリだし
額に入れる場合もあります。

今回先生は気合が入っているので
額装を希望する人は京都の額屋さんに
まとめて頼むことも考えているみたい。

それだと1点2万円くらいするらしいって
友だちは驚いていたけど
私も墨絵の展覧会に出していた頃は
2~3万かかるのが当たり前でした。
会場費もあるので何点も出すと大変だった。

でも今はそんなにお金をかけられないし
それ以前に自分で直接確かめられないのは嫌なのね。
絵は額装まで含めて作品だと思ってるので
額装にはこだわりがあるのです。
本だって装丁を含めて作品だもんね。

なので墨絵の額も
好みにピッタリのものを探して
やっと見つけたイタリアの額を
ずっと使ってたんだけど
廃番になっちゃったので困ってる。

絵は額装によって本当に見栄えが変わります。
合う額に入れると何倍もステキに見えるの。
私は自分が飾ることを前提に考えるので
洋室に合うさっぱりした額が好きなんだけど
シンプル過ぎるのも嫌なのよねえ。

で、日本画を額装するにあたっては
自分の中でハッキリとしたイメージがあって
それは色なんです。
私の絵には絶対にグレー。

ポップな色を使うので
グレーの縁取りで締めたいのです。
グレーなら金箔を貼った日本画らしい絵も
しっくりと収まります。

そう思って探したけどピッタリのものがなくてね。
シンプルなナチュラルカラーの額を見つけて
アクリル絵の具で塗ることにしました。
費用も3分の1で済みます。

猫のアート展もこの額でいくつもりなので
描く度に額も塗らなくちゃいけないけど
こういうところで妥協できない性分。
小学生の頃からそういうとこあったからなぁ。

いい額だからそのままでも十分なんだけどね、
敢えて塗っちゃう。面倒くさいけど。

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ほら、似合うでしょ。
これ、元のままだと額が負けちゃうのよ。
これでやっとバランスが取れた。
やっぱり塗ってよかった。



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