30 juin 2020


初体験の手術で神経ブロックをした私。
あれ、すごく不思議な感覚でね。
肘から先の神経だけを麻痺させるのですが
麻痺した肉体ってまるで死体なの。

とても自分のカラダとは思えない。
熱を持つから動く方の手より熱いんだけど
内出血していて色も紫色っぽいし
触っても感覚がないから他人のものみたいだし
持ち上げると重たくて本当に死体っぽい。

手術台に横になるとまず腕を洗うのですが
洗われてる様子を横目で見ていても
こっちは感覚がないから
まるで大根を洗ってるみたいに見えるのよ。
ものすごく変な感じ。

普段「自分」と感じているものが
肉体と思考と感覚が統合されたものなのだと
否応無しに認識させられます。
自分から完全に分離したこの感じって
ある意味臨死体験みたいなもの。

私の左腕は感覚がなくなった途端に
自分のものじゃなくなって
ただの物体Aになっちゃったの。
死んだら物体Aになるのと同じなの。
ホント、カラダって容れ物なんだと思った。

こんな風に不思議がっている「私」も
脳が働いているから私なのであって
脳が動きを止めたら途端に物体Aになる。
私に入ってたエネルギーだけが
物体Aから抜けて元の宇宙に戻って行く。

そんなことを思っていたところに、
知人が雨の首都高で大事故を起こして
死にかけた時の話を偶然聞いて、
私が臨死体験したと感じている
生々しい事故の夢をカラダが思い出しました。

そうだった、
私も雨上がりの高速道路で
カーブを曲がり切れずにスピンして
フェンスから飛び出して死んだんだっけ。
そして死の瞬間、物凄い快感とともに
スパークしたんだ。

久しぶりに思い出した感覚。
肉体が死ぬと中身は瞬時に別物になるの。
人格とか情緒とかないピュアなエネルギー体。
肉体はホント、容れ物なんだわ。



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