1 juin 2020


6月に入って世の中が動き出しました。
電車の混み具合もほぼ平常通り、
朝座っていける天国はこれで終わりか。

この2ヶ月の間、
毎晩の日課になっていることが2つありました。
1つはなるこたえこさんのライブ、
もう1つは小曽根真さんのライブ。

たえこさんはヨーガ療法の先生です。
ヨガ教室に来れなくなった生徒さんや
外出自粛でストレスを抱えている人たちに
ゆったりとした時間を感じて欲しい
という思いで始めたというライブ配信。

ライブの時間の4分の3は
他愛のないおしゃべりをするだけです。
なのに心地よくてクセになる。
人間的にも素晴らしくて話題も豊富。
彼女のアルトの声を聞いているだけで心地いいの。
とにかく好きなのよ。

こんなに惹かれる理由は何だろう
と考えてみたら、彼女に感じる慈愛なのね。
その周波数が気持ちよくて会いたくなる。
彼女が奏でる音を聴きながらの
ディープリラクゼーションのお陰で
瞑想も上手になりました。

そしてもう1つが小曽根真さんのピアノ。
53回も続いた小曽根さんのライブは
昨日が最終回でした。
なんとオーチャードホールからの配信だった。

いつも9,000人ほどが視聴していますが
最終回は世界中の15,000人以上が見ていてね、
小曽根さんの愛がこれだけの人に届いてる
と思うだけで魂が震えました。

私が毎晩ライブを訪れていたのは
小曽根さんの天才的なピアノを
聴きたかっただけじゃない。
その根底にある圧倒的な愛と勇気に
癒されていたからなんだ。

私はどれだけ彼のピアノに
そしてアシストする奥様の三鈴さんの
可愛い声とコメントに救われたことだろう。
そう思ったら涙が止まらなかった。

小曽根さんご夫妻は
オーチャードホールをホームと呼んでいました。
そうなんだ、音楽家や役者さんにとって
ここが本当の舞台なんだもんね。

必ずここに戻ってこようと思いました。
早くリアルな演奏を聴きに行きたい。
たえこさんの演奏もね。
本当にありがとうございました。



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