29 mai 2020


ドイツに長く住む女性が
久しぶりに亡き前夫のお姉さんに
会いに行ったときのこと。
お義姉さんも数年前に夫を亡くしています。

お互いの近況を話していたら
「私のニュースは何だと思う?」と聞かれ
あれやこれやと答えるけどハズレてばかり。
ついにお義姉さんの口から出た言葉が
「今、恋をしているの♪」

73歳の春だって! ステキじゃない?
彼女は「おなかに蝶々がいる感じ」
と言ったそうですが、
ドイツ語で浮足立ってじっとしていられない
そわそわする、という表現です。

この表現、英語でもフランス語でも
まったく同じ言い方をするよね。
"avoir des pappillons dans le ventre"
"have butterflies in one's stomach"

フランス語で初めて知ったときは
なんて可愛い表現だろうと感激したけど
英語もドイツ語も同じってことは
元はどこにあるんだろう。

スピーチなどで緊張してドキドキする
という時にもこの言い方をしますが
なんで蝶々なんだろうね。可愛いね。

73歳の女性が恋をして
ウキウキしてるなんて本当にステキ。
我々独身女性の希望の星ですね。
人は幾つになっても恋をできるってこと。

私もおなかに蝶々が欲しいなぁ。
フランソワは私のことを親しげに
"my dear" って言うけど
なんか全然ピンとこなくてね。。

会わない時間が長過ぎるのは
やっぱりダメだよねえ。
私は長距離恋愛には向かないな。
会いたい時に会えないなんて意味ないもんね。



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