6 avril 2020


人類の歴史は
感染症との闘いの歴史といわれます。

14世紀にはペストの流行で
当時の人口の2割以上が死亡しました。
1918年から1920年に流行したスペイン風邪では
全世界の4分の1が感染し、
1700万から5000万の命が失われたと言われます。

スペイン風邪のインフルエンザウイルスは
これまでで最も強毒なウイルスだったことが
最近になってわかってきたそうですが
その毒性は感染したサルも死んでしまう程でした。
季節性のインフルエンザでは動物は死なないからね。

このようなパンデミックは
以前なら100年に1度の話だったのですが、
SARS、MARS、エボラ出血熱、ジカ熱と
このところ頻繁に起きています。

コロナウイルスは、1万年前に牧畜が始まり
家畜からヒトに感染したのが始まりです。
以来コロナウイルスはヒト社会の中で生息して
しばしば感染症を広げてきました。

最近頻繁に起きている感染症のパンデミックは
無秩序な生態系への進出が原因だといわれます。
熱帯雨林の破壊などにより
宿主の野生動物の生息域が狭まって
ヒトの世界に入り込んできたのです。

また、温暖化によって永久凍土が溶けることで
氷の中に閉じ込められていたウイルスが
表に出てくることも危惧されています。

ヒト社会に入って来たウイルスは
進化した移動手段によって運ばれていきます。
文明とともに新しい感染症が生まれ
それが文明によって広がる
ということが起きているんですね。

こういう話を聞くと巷で流れている陰謀説など
本当にバカバカしく思えます。
環境破壊のせいでどの道ウイルスは襲ってくるのです。

今世界を震撼させている
新型コロナウイルスを封じ込めたとしても
破壊した森林を取り戻せるわけではありません。
私たちはそのツケを払い続けることになるでしょう。 

人間は愚かだからね。
文明はこうやって消えていくのかもしれないね。


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