10 décembre 2019


関東地方に住んでいる私たちは
子供の頃から大地震が来るから備えろ
と言われ続けています。
でもあまりに言われ慣れているので
「オオカミが来るぞ」状態なのよね。

私が子供の頃は大地震といえば
主に東海地震を指していました。
首都直下地震よりもそちらのリスクが高い
とされていたのだと思います。

ところが95年の阪神淡路大震災以降
都市型の地震に注目されるようになり
東京では東海地震より首都直下地震について
盛んに言われるようになりました。

私は95年の地震の後、
地震の本を読んで色々調べたのよ。
そして南海トラフのリスクに気づきました。
24年も前のことですよ。
でも2011年に東関東大震災が起きるまでは
誰もそのことを言わなかったんだよ。

素人の私がちょっと調べただけでわかるんだから
専門家は当然知っていたはずなのに
南海トラフ地震のことが報道されないのは
何かの意図が働いていると思ってた。

でも想定外の3.11が起きて、
その被害があまりにも甚大だったために
南海トラフ地震で想定される被害状況を
一般に知らせないわけにはいかなくなったのね。
それで度々取り上げられるようになりました。

そして今、NHKが総力を挙げて
先週の首都直下地震に関する番組を作ったのです。
番組を観た人が意外と少なくて驚いたけど
あれね、批判を覚悟で作ったと思うよ。
絶望しかないような結末ですからね。

それでも一般に知らせなくてはならない
理由があるから1週間もかけてやったのです。
一体どういうことが起きるのか、
自分の命を守るために何が必要で
何をしてはならないのか、
そういうことを知ってもらうためにね。

大方の人が舐めてかかっている理由のひとつは
3.11の時の成功体験だと思うんです。
あの時、関東圏の私たちも影響を受けました。
激しい揺れも輪番停電も経験しました。
歩いて帰宅した人も大勢いたし
商品が店頭からなくなるのも見ました。

でも振り返ってみたら大したことなかったよね
というのが何処かにあると思うのね。 
また地震があっても何とかなるだろうって。
でも、あれは震度5強ですから
あの時のことを成功体験にしてはダメなの。
 
もし首都直下地震や南海トラフ地震が起きたら
日本の力だけでは復興できません。
番組の中では日本が滅びるとまで言ってたけど
これは大袈裟な表現ではないのね。

ゲストの専門家が言ってたように
首都直下地震が起きた瞬間に
日本は発展途上国になると思った方がいいし
数年で復興できるレベルではないと
覚悟しなければなりません。

と、散々脅かしておいてナンですが
だからと言って怯えて暮らす必要はなくて
ちゃんと知って覚悟した上で
当たり前の日常を大切に生きればいいと思うの。

今日という日が無事に迎えられたこと、
みんな元気で過ごせることを
今まで以上にありがたく感じるじゃない?
この美しい人生を改めて大事に生きたいよね。
なので、地震の話はここまで。



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