13 octobre 2019


台風が通り過ぎていきました。

あちこちで一級河川が氾濫して
大変な被害を出していますが、
毎日通勤電車で渡る身近な多摩川が
氾濫したのはショックでした。

普段はバーベキューなどで賑わい
花火大会も行われる二子玉川の河川敷。
あそこが全部濁流で覆われるなんて
考えただけで恐ろしい。
そして私もよく通る道路を超えて
あふれてしまうなんて怖すぎる。

多摩川の氾濫というと連想するのは
昭和49年の堤防の決壊と「岸辺のアルバム」。
家のほかにアルバムを失ったことがショックだった
という被災者の話を基に
山田太一が新聞に連載した小説がドラマ化。
最終回には実際の報道映像が流れたよね。

あの時流された家の1軒が
友だちの先生の家だったと今日聞いて驚いたけど。

多摩川はあの水害で堤防を強化したので
以来水害は起きていなかったんです。
大雨が降って濁流で川幅が広がることはあっても
道路を超えるまで水が増えるなんて
想像もできませんでした。

台風が大型化しているのは
日本付近の海水温が高いからで
地球温暖化の影響であることは明らか。

温暖化の原因が何であるかは諸説あるけど
温室効果ガスがその一端なのも事実です。
人間にできることはしておかないと
結局は自然にしっぺ返しされることになります。

スウェーデン人の高校生環境活動家が
毎週金曜日に学校をボイコットして
議会に温暖化対策を訴えたことから
若者による抗議活動が世界中に拡大しました。

日本人はそういうことに無関心で
喉元過ぎるとすぐ忘れてしまいますが
何か起きてから対処するだけでは
子どもたちに安全な環境を残すことは
できないよね。

そのためには便利を捨てる覚悟が必要。
まずはスーパーのレジ袋やペットボトル、
過剰包装をなくしてほしい。
あれはゴミを増やすだけです。

私も財宝温泉の水を頼んでいるので
ペットボトルはゼロではないけど
それ以外では極力買わないようにしてる。

今週行くフランスはレジ袋はないので
エコバッグを持つのが当たり前です。
私もいつもエコバッグをバッグに入れています。
そのくらいのことは誰でもできると思うの。

                       


この記事へのコメント

1. Posted by PRADAは着てない悪魔   13 October 2019 17:32
5 いやー
新幹線が水に浸かっているのを初めて見ました。
どうなっちゃうの?ニッポン?

自然は、恩恵をもたらしてもくれるけど
牙を向く事もある。

地球温暖化は、もはや人類の課題ですね。

そして、私、思いました。
平凡な毎日は奇跡だと。

大切な人が元気でいてくれたら、
もう、それで充分。

2. Posted by Yuricon   13 October 2019 18:00
>>1
その通りですね。
つつがなく暮らせる毎日に感謝しなくちゃ。

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