20 août 2019

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この前から描いていた「猫の愚連隊」が完成。
普通のネコはとりあえず堪能したので
もっと大きい動物が描きたくなって
次はヒョウに決めました。

猛獣となるとバックも少し凝りたい。
なので久々に金箔を貼りました。
みっちり貼るのは緊張するのよね。
日本画は箔が貼ってある方が高いんだけど
なるほど、ひと手間多いもんね。

先生の絵みたいに渋くしたいので
箔の上から何か掛けるか少し削るか
加工してから下描きをする予定です。
段々知恵が付いてきました。

このところ日本画にばかり入れ込んでいたけど
私は墨絵の先生ですからね、
ちょっと反省して先日久々に墨絵を描きました。
が、失敗した。乾いたら墨の色がぼやけてた。
やっぱり墨絵は難しいなぁ。

一旦描き始めるとまた描きたくなります。
なので今日も墨絵の日にしようと思います。
今描こうと思っているのは
誰が見ても懐かしく感じるような風景。

le printemps

この旧作は近くの何てことのない川辺なのですが
カナダ人が見ても、フランス人が見ても
アメリカ人が見ても懐かしい景色だと言いました。
そういう風景を描きたいのです。

それで何を描こうか悩んだのですが
次は玉川上水をモデルにしようと決めました。
水のある風景が好きなのよ。
今度は上手くいくかな。。

フランソワはアート全般に詳しいけど
北斎の大ファンで何でも知ってるんです。
私が見たことのないような肉筆の画像を
次々と送ってきてくれます。
彼は小布施に畑を持っているので
北斎美術館にもよく足を運ぶらしい。

そして音楽も毎日送ってくれます。
彼は10歳の時 Woodstock Festivalを見て
当時の音楽のパワーに魅了され
人生が変わったのだそうです。

音楽の趣味も多岐にわたっていてね、
選曲が実に気が利いているんです。
日曜日なんか私が絵を描いてると言ったら
ジョニ・ミッチェルの "A Case of You"
という曲を送ってきました。

"I am a lonely painter"
という歌詞があるんです。
そういうのがパッと出てくるんだね。
イベントでDJをやるくらいだから当然か。

というわけで、
私は早くも芸術の秋です。
あ、年中芸術の秋だった。笑
ちゃんと墨絵も描こうっと。



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