2 août 2019


セレンディピティは
ノーベル賞の受賞者がインタビューなどで
よく使うことで知られている言葉です。

多くの科学者が使うこの言葉の意味は
何かを探しているときに、
探しているものとは別の価値があるものを
偶然見つけること。
つまり予想外のものを発見すること。

ノーベル賞を受賞するような発見は
偶然によってもたらされることが多いらしい。
元々研究していたものとは全然違うものが
ある偶然によって発見されると言う感じ。

つまり偶然から生まれた産物なのですが
その偶然に気づき、観察し、
更なる研究を長きに渡って続けるからこそ
世界的な発見につながるわけです。

科学者でなくてもふとした偶然をきっかけに
幸運をつかみ取ることがあります。
多分そういう種はどこにでもあるんだけど
ただぼーっと生きていたのでは
チコちゃんに叱られるだけで(笑)
棚ぼた的なラッキーは降ってきません。

何が大切かといえば
まずは目の前のことを全力でやること、
そして、小さくてもいいから
アクションを起こすことなのよね。

私は基本的に運がいいのですが、
これぞセレンディピティだったと思うのは
世界観が180度変わるきっかけとなった
マイケル・ジャクソンの死から始まった
一連の出来事です。

つまり、マイケルが亡くなって、
なぜか英会話が上手くなりたいと思ったのに
直感的に訪ねた語学スクールに
英語圏の先生がいなかったという偶然から
全然予定のなかったフランス語を習い始め、
結果として想像もしていなかった
エキサイティングな人生に変わったという流れ。

あの時、もし英会話を習おうと思わなければ
ダーリンともフランス語とも出会うことがなく、
当然ハニーとも出会うこともなく、
ルーヴルの美術展に出品することもなく、
目指せカリスマ主婦みたいな生活をしながら
今でも日本文化の中だけにどっぷり浸かって
生きていたかもしれない。

たまプラーザの数ある語学スクールの中から
あのスクールを選んだこともポイントだった。
今はもうそこはなくなっちゃったしね。

そんな風に、元の動機とは関係ない
素晴らしいことに出会うことを
セレンディピティというのです。

偶然は多分どこにでも転がっている。
それを見つける、あるいは生かすためには
それ相応の潜在的な知識や観察力が必要で
それがなければ起きていることにさえ気づけない
ということになっちゃうのね。

私は強運の持ち主であると同時に
目の前のことを一所懸命やるタイプでもあります。
つい夢中になっちゃうからね。
そしていつでも自分の流れを観察してる。 
そういうことが大事なんじゃないかな。



この記事へのコメント

1. Posted by リンダ    3 August 2019 17:41
動けば変わる
動けばわかる

が、好きな言葉なんだけど
なんかそれと同じかも!と思ったら嬉しくなっちゃいました。

私にとってのセレンディピティピティはなんだろうなー♪
2. Posted by Yuricon    3 August 2019 19:32
私の座右の銘は
新しい展開は小さなアクションから。
行動することは大事よね!

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