13 février 2019


昨日はハニーと思い切り喧嘩しまして
「自分勝手でわがままで、もうこんなヤツ嫌!」
と思ったのであります。

一応仲直りはしたのですが
今朝は気分が晴れずに悶々としながら
通勤電車に乗りました。

で、スマホをいじっていたら
ある人のメルマガが目に入りました。
まるで私の心を見透かしたかのように
「欠点」と「魅力」について書いているの。

思わず読み進むと
「相手の惹かれるところ」と
「相手の許せないところ」って
案外、『根っこ』は同じだったりする。

「自分勝手な男」は
「自分に正直で意志の強い男」
なのかもしれない、と。

そうそう、そうなのよ。
私がハニーに魅力を感じるのはそこだし
腹が立つのもそこなんだわ。
そうよね、それって表裏一体。
私のご機嫌次第でどちらにもなるのよ。

そんなことを思いながら会社に着くと
来月のチケットプレゼントのことで
4月から開催される「ドービニー展」
の話題になりました。

シャルル・フランソワ・ドービニーは
モネに影響を与えたフランスの画家。
私は今まで知らなかった人ですが
パンフレットを見ると
どの絵もなんか "どよん" としているのよ。

水辺を好んで描く画家らしいのですが
どの絵も空が灰色で木々の色もダーク。
石造りの古い建物には似合いそうだけど
私は飾りたくないタイプだわ。。。

同僚とそんな話をしていて思い出したけど
ハニーは曇天の日にはいつも
「フランスを思い出す」って懐かしがるの。
フランスの空はいつもこうだって。

そう言ったら同僚が
「フレンチのシェフってみんな捻くれてて
  取材するのに苦労する」って言うんです。
理屈っぽっくて斜に構えてて
底抜けに明るいフレンチのシェフは
見たことがないって。

そうかぁ、そういうことだよね。
あの空の下で生まれ育ったんだもんね。
私はフランス人のちょっと捻くれたところが
好きだったりもするのです。
でもそれは時として苛立つ原因にもなる。

私はハニーの信じられないくらいの自己中に
呆れながらも力強さを感じて
それが魅力だと思っていたのです。
絶対に思い通りにならない強さをね。

なんだかスッキリしてハニーにLINEしました。
おはよう!Ça va ?
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