29 janvier 2019


面白いんだよ。
ずっと何十年もご主人を頼りにしてきて
家のことをご主人が何でも決めてくれるのを
待っていたMさん。

ご主人の定年退職を前に
相続絡みで引越す必要に迫られて
決めなくてはならないことが山積しているのに
ご主人は一向に動こうとしません。

ついに業を煮やしたMさん、
カレンダーをべりべりと破いて
何日までにこれをやる、というスケジュールを
びしーっと書き込んで壁に貼り
「これをやらなくちゃいけないんです!」
と言ったんだって。 

するとご主人がそれを見て
「そうか!」と突然すごい勢いで動き始め、
自分で図面まで描いたりして
色んなことがどんどん進むようになりました。

これまでもMさんは自分の仕事をしながら
家業を切り盛りしていて
そこに両方の親の介護まで加わって
それはそれは大変だったんです。
一方ご主人はサラリーマンで
家業は奥さんにすっかり任せきり。

Mさんはご主人を立てる人だから
決めてくれるのを待っていたんだけど、
どうやらご主人は行動力はあるけど
計画するのが苦手だったらしいのね。

そしてMさんは計画するのが得意なのに
ご主人が決めてくれるのを待っていた。
つまり、役割を間違えていたんです。

はじめからMさんが決めてご主人に指示すれば
あっという間に事は運んだのに
それに気づくのに何十年もかかり
Mさんはずっとイライラしていたのです。
面白いよね。

役割に気が付いたから
今後は色んなことが上手くいくでしょう。

そういうのってあるよね。
自分を知ることも大事だけど
相手を知ることも同じくらい大事。

私も時々ハニーが持っていないものを
求めようとしてガッカリすることがあります。
わかっちゃいるけどやめられないんだな、これが。

彼は与えることが苦手です。
一方私は与えることが大好きなタイプ。
だからGIVE AND TAKEはなくて
役割はGIVE OR TAKEなのね。

それで普段は上手くいくのですが
いくら与えることが好きな私も
たまには返って来ないとイヤになっちゃう。
いい加減どんな人かわかってるんだから
やめときゃいいのに期待してガッカリする。

彼の役割は受け取ること
私の役割は与えることって
納得してるんだけどねえ。
私はボランティアの星だからさ。
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