11 octobre 2018


ハニーが来ていた日、
2人で昼間からお鍋をつつきながら
会話の中心は仕事でした。
彼とお鍋を食べるのは初めてで新鮮。
冬場はコレでいこう。

共通の話題が仕事というのもナンだけど
まだ海のものとも山のものとも分からない
アメーバみたいなものを育てていくのは
なかなか面白いものです。

考えてみたら、今までもずっと
私は彼の仕事の話ばかり聴いていたのです。
大抵は仕事の悩みや愚痴など。

でも今は一緒に建設的な話をしている。
それだけでも随分楽しいよね。
私は外国人の彼にわかり難い部分を
サポートすることができるし、
ハニーは大胆な発想で私を驚かせます。

彼にはリミッターがないの。
そこがスゴイと思う。
16歳の時にたった1人でフランスを離れ
ずっと外国で生きてきたんだもん、
ぬくぬくと生きてきた私とは違うのです。
ホント、彼の逞しさには感心する。

そういう逞しさは全然ないけど
私は自分が何者か知っています。
仕事に関しては誰かの右腕になっている時が
自分を1番活かせるし、1番魂が喜ぶ。

その相手は1人でなくてもよくて、
会社では社長の役に立ってるのが楽しいし
ハニーをサポートするのが楽しい。
まだ余裕があるからあと1人、2人はOKね。

この前社長が、1ページの広告を取ってきたら
給料のほかにマージンを払うって言ったけど
私は「そんなの要らないよー」と言いました。
それ、私の給料に含んでると思っていいから
私を上手に使ってくださーい。

私は誰かの役に立つことで
自分が楽しませてもらっているので
お金はある意味どうでもいいのね。
十分貰ってると思ってるから。

でも、そんな風にしていると
いつの間にかどこかから収入が入るから
不思議だなぁと思うの。
お金はハッピーのエネルギーと同じというけど
お金の正体ってそういうことなんだね。

夕方、表参道で打ち合わせがあったので
ハニーとは早目に別れました。
別れ際にハニーが言いました。
「表参道の仕事が終わったら
 どうだったか電話で教えて」

どうせその時間には電話に出ないくせに
なんか、いいなぁと思った。
「今終わったからこれから帰るね」
って会話もなかなかいいものよね。



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