22 septembre 2018

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色はさまざまありますが、
最も基本的な色である
緑・青・赤・黄・白・黒は
色々な国や民族で特別な意味を持つものとして
扱われています。

東洋の陰陽五行の思想では
青・赤・黄・白・黒の「五色」は
方位や季節に当てはめられています。

陰陽五行とは、森羅万象には陰と陽があり
そこから生じた5つの要素
木・火・土・金・水の五気によって
自然界は循環しているというもの。

ここでは青は東で春、赤は南で夏、
白は西で秋、黒は北で冬、
そして黄色は中央であり
各々の季節の変わり目である土用を表します。
青春、朱夏、白秋、玄冬という言葉もあるよね。

風水で方位を司る神獣とされる
青龍・朱雀・白虎・玄武も
ちゃんとその色になっていますね。

緑・青・赤・黄・白・黒は
アジアの山岳民族やアフリカ、メキシコ、
アメリカ先住民の衣装にもよく使われます。

アフリカで古くから使われているトンボ玉にも
この色が使われています。
ベネチアガラスなんだけどね、
目玉のビーズと呼ばれるものは魔除け。
暗闇に潜む魔物から身を守るためです。

日本でも古事記の時代から
黒・緑・赤を魔除けの色として用いました。
赤や黒など強い色には確かに力を感じます。

黄泉の国の鬼には白が見えないそうです。
鬼は死者の持ち物を全部取ってしまうので
そうされないように白装束にするのだと
色の研究家の先生に聞きました。

夜が暗闇だった時代、
人にとって夜は恐ろしいものでした。
闇の向こうには猛獣がいるかもしれない、
得体の知れない魔物がいるかもしれない。
だから魔除けは必要だったんですね。



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