11 juin 2018


NIEって聞いたことありますか?
Newspaper in Education(新聞を教育に)
という1930年代にアメリカで始まった取り組みで
新聞を学校などで教材として活用し、
興味の幅を広げようというものです。

昨日は日本新聞協会が主催する
講演会に行ってきたのですが
その中でNIEの話などを聴いてきました。
メインスピーカーが池上彰さんで面白かった。

で、その中で出てきたのがスマホの話。
女子高校生が1日にスマホを触っている時間は
5.6時間なのだそうです。
1年に換算すると2044時間。

小学校の授業時間は1年間に761.25時間
中学校では821時間ですから
2044時間がいかに多いかがわかります。

授業時間以外は殆どスマホを見ている
ということだと思いますが、
今は小学生でもスマホを持つ時代ですから
同じような傾向は小さい頃からあるわけです。

そして想像通り
スマホを使い始めると学力が急低下し、
スマホを使うのをやめると
成績は徐々に回復するという
研究結果が報告されています。

さらに、スマホが脳に与える影響もあって
寝不足・注意力散漫 30.1%
頭痛・体調不良 26.2%
イライラしやすい 12.6%
という結果も報告されています。

それとは逆に、
新聞の効用も報告されています。

文部科学省が実施している全国学力テストでは
アンケートも実施するそうなのですが、
その中で「新聞を読んでる」と答えた子は
おしなべて学力が高いらしい。

でもこれは、
学力が高いから新聞を読んでるかもしれず
相関関係はあっても
因果関係があるとは言えません。

ところが学校教育の中にNIEを取り入れると
明らかに学力が向上するという結果が
出ているのだそうです。
NIEと学力向上に因果関係がある。

ではNIEって何をするかというと
ざっと新聞を見て(じっくり読まなくてもいい)
気になった記事を選んで切り抜き
ワークシートに貼って意見を書く。
ただそれだけのことなんです。

一所懸命やっちゃダメで
週1回程度、朝の時間などに取り入れるの。
家庭なら休日の隙間時間とかね。

明治大学教授の齋藤孝さんも
大学の授業で1年生に最初にさせるのが
その作業だと言っていました。

それをやらせていると学生が変わるって。
ものの見方が変わって
自分の意見が言える人間に成長するそうです。

小学生から大学生まで
同じ手法で効果を上げることができるのね。
文章を読んで理解し、
それについて自分の意見を持つことを
トレーニングするわけです。

国語力がついて考える力がつくと
算数の成績も上がるんだって。
そりゃそうよね、国語はすべての基本です。
ということでスマホ時間を削って
新聞を読みましょう、という話でした。


                                                  ポチしてくださると励みになります♡         

コメントする

名前
 
  絵文字