1 avril 2018

中央アフリカのコンゴにクバ王国があります。
クバはアフリカの中でも特にユニークな布を
作ることで知られていて、
部族ごとに個性ある布文化を持っています。
クバ王国は18の民族集団から成り立っていますが
中でもプジョング族のアップリケと
ショワ族の草ビロードは有名です。
私はその布たちに魅せられているのです。
ヨシダナギさんじゃないけど
アフリカって強烈な魅力があります。
断捨離してもこれだけは手放せなかった。
私に限らず女性は布好きが多いですね。
機を織るのは昔から女の仕事でしたから
遺伝子の中に組み込まれているのかもしれない。
洋服好きもそこに繋がっている気がします。
着物好きは明らかにそうだな。
布を含め、アフリカの文化は
植民地時代にフランス人によって見出され
広く世界に知られるようになりました。
さすが、おフランスだわ。
ピカソなど様々なアーティストも
影響を受けていますね。
クバの布はラフィアヤシの葉の表皮を裂いて
撚りをかけずに平織りにしたもの。
70~80センチ角の正方形が1つの単位ですが、
それはラフィアヤシの葉の大きさが1メートル程で
その糸から織る布が自然とその大きさになるから。
クバでは布を織るのは男の仕事、
装飾を施すのは女の仕事で
1枚の布が仕上がるまでには、なめしたり、
草木で染めたり、刺繍したりという
手間のかかる工程があり
1人が一生に完成させるのは5~6枚だといいます。
プジョング族は正方形に追った布を
10枚~20枚縫い合わせて長い布を作ります。
男性用をマフェル、女性用をンチャクと呼び
どちらも特別の儀式のときに
体に巻き付けて使うのです。
刺繍やアップリケで
ユニークな幾何学模様を表しますが、
男性用は縁にポンポンを付けたり
タカラガイを縫い付けたり、
女性用よりちょっぴり派手。
動物や鳥と同じだね。
幾何学模様には何か意味があるらしいけど
どこかナスカの地上絵やインカの模様を
彷彿とさせるものがあって
宇宙を感じるところも魅力なのです。

