16 novembre 2017


日本では、離婚すると子どもは大抵
母親と一緒に暮らしますね。
父親は養育費もロクに払わないことが多い。
また、母親も子どもを父親に会わせたがらない。 

その点、欧米では親権を争って裁判をする
ということが頻繁に行われます。
子どもが父親と暮らすというのも
珍しいことではありません。

そんなの当たり前よねえ。
だって、親が離婚したって
親子の関係は変わらないのですから、 
どちらと暮らすにしても自分の子ども。 
子どもは両方の親に愛される権利があります。

ところが日本社会は違うんですね。
離婚すると、父親は子どもとも縁を切ってしまう。 
子どもは母親の付属物であるかのように、
子どもとの関係をなかったことにしてしまう。 
そして新しい人と新しい子どもを作って
その子だけを自分の子どもとして可愛がります。

それは外国人から見ると理解しがたいこと。
クールなハニーでさえそう言うんだから
日本人ってそういうところ非常に冷たいと思う。 

ハニー以前に付き合っていたフランス人には
10歳の娘がいました。
別居中の妻の両親にその子を取られて
会うこともままならない状態でした。

妻は娘を精神的に虐待していたために
児童相談所に会うことを禁止されています。
それで両親が連れて行っちゃったんです。
親子3人はバラバラだったわけ。

彼は娘を取り戻すために
長い間調停をしていましたが
なかなか解決せずに心を痛めていました。
高給取りのサラリーマンで経済力があるのに
何故娘を取り戻せないのか理解できなかった。
私は彼の悩みを聞く相談役みたいでした。
今、彼はどうしているだろう。

今回知り合ったフランス人は去年離婚して
高校生の娘と2人で暮らしているらしい。
娘は母親とも普通に会っているようだし
特に問題はなさそうだけど、
そうかぁ、難しい年頃の女の子がいるんだ。 
父親の恋愛には敏感だろうなぁ。

でも、娘を大事にする父親には
どこか憧れを持ってしまいます。
私は父親と娘というのがどんな感じなのか
実感することができないのよ。
経験がないのでね。
元夫も愛情深い父親とは言い難かったし。

イギリス人の方はずっと以前に
イギリス人女性と結婚していたことがあるけど
子どもはいないみたい。
仕事が忙し過ぎて彼女も作らず現在に至るとは 
日本のサラリーマンみたいだ。

みんなそれぞれの人生を生きてきたのね。
そして色々な人生があるんだなぁ。
私はこれから誰の人生と関わっていくんだろう。

そういえば、昨日ハニーに
「鍵返して」と言ったら逆ギレされて
1日中知らん顔されています。
どうせまた "Miss you" とか言うくせに。

                                                    
なぜかいつも強気のハニー。
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