26 mars 2017


廊下のコンセントに
電気が来ていないことに気づいて
リノベーションをした業者さんに連絡しました。

すぐに対応してくれて
早速週末に電気屋さんが来ることに。
リノベーション業者の若い女性も一緒に来ました。

二級建築士の名刺を出されて
「建築士の女性って尊敬しちゃうんです」
と、かつて数字に苦手意識があって
インテリアの資格を諦めた話をしました。

女性はこの会社が2社目で3年目というから
まだ25歳くらいだと思います。
三重県出身で就職で東京に出てきたんだって。

工事は思いのほか複雑だったようで
時間がかかっています。
その間、女性は私と話をしていました。

私の方がお客さんなんだけど
女性は会話があまり得意ではありません。
なので私の方から働きかけることになります。

まずは仕事の話から入って
彼女のプロフェッショナルについて質問します。
「まっさらなところから設計するのと
 在るものを壊して再生する リノベーションと
 どっちが好きですか?」
すると彼女はそれについて話します。

次に「ご自身のお住まいにもこだわりがある?」
と質問すると女性は急にプライベートなことを
話し始めました。

「私、犬を飼ってるので自宅はあまり…
 以前同棲してた彼と一緒に買いに行ったんですけど
 別れる時に私が引き取ったんです」

おっと、いきなり距離を縮めたね。

「あら、何を飼ってるの?」
「フレンチブルドッグです」
「わぁ、私も飼ってみたかったのよ」

それからは話が弾む、弾む。
私もアレックスの話をして
犬の話題でひとしきり盛り上がりました。

こういうのを「ラポール」っていうんですね。
フランス語で「橋を架ける」という意味で
互いに信頼し、相手を受け入れている状態。

私は営業をしていたこともあるし
今も初めての人に取材することがあります。

初対面の人は得意なんですけど、
営業で人に会うときにいつもしていたことがある。
それは、最初に何か1つ褒めること。

意識してやっていたわけではなかったのですが
「なんですぐお客さんと仲良くなれるの?」
と聞かれて思い返してみたら
最初に褒めていたなぁと。

女性だったら身に着けているものや髪型など。
名前が珍しかったり可愛かったりしたら
それを褒めることもあります。

つい褒めちゃうのは私の習性です。
瞬時に素敵なところを見つけちゃうんですね。
そういや、昨日もLANケーブルを買いに行った時
対応してくれたお兄さんの名前を褒めたな。
「翼さんっていうんですね。素敵なお名前ね」

褒められると誰でも嬉しい。
それだけで一気に距離が縮まります。
そうやって関係性を作ることは
仕事にも普段の生活にも大切なことです。

たとえ一瞬のお付き合いだとしても
お互いに気持ちよくしていたいもんね。
仲良くなると得することも多いです。

ハートを全開にして相手の懐に飛び込めば
ラポールは自然に生まれますよ。 


 
   
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