25 décembre 2016
去年のクリスマスパーティーの時に
友だちが持ってきてくれたCDを聴きながら
1人静かなクリスマスを過ごしています。
キャロル・キングいいわぁ。
1曲目は"My Favorite Things"。
「サウンド・オブ・ミュージック」の中の1曲で
中学生の頃から好きだった歌です。
このアレンジすごくいい。
改めて聴くと歌詞がホントに素敵。
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バラの花びらの雫、子猫のひげ
銅製の光るケトル、暖かいウールのミトン
ひもで結ばれた茶色い紙の包み
それが私のお気に入り
クリーム色の子馬、
香ばしいリンゴのシュトルーデル
ドアベルにソリのベル
シュニッツェルとパスタ
月夜を飛ぶ雁の群れ
それが私のお気に入り
白いドレスに青いサテンの飾り帯をした女の子
私の鼻とまつげに積もる雪
白銀の冬が春に変わる頃
それが私のお気に入り
犬が噛んだり蜂が刺したり
悲しい気持ちになるときは
私はただ自分のお気に入りを思い出す
そうすればそれ程悪い気分にならないわ
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素晴らしいわぁ。
シアワセの秘訣はまさにコレなのよね。
多少辛いことがあっても
好きなものを思い出してそっちに集中する。
そうすれば嫌な気持ちは吹き飛んじゃう。
なのでお気に入りは
この歌詞のようにたくさんあった方がいい。
私だったら
真冬に咲く白いクリスマスローズ
家の壁に映る木の陰
ダーリンがくれた南仏の絵ハガキ
怪しげな石の猿たち、アフリカの布
サーティワンのバーガンディチェリー
アンティークのランプが作るハートの影
庭に来るシジュウカラのおしゃべり
黄緑色のiPhoneケース
ルチルクオーツの指輪
鳥のクッション、アンティークの帯留め
紺色のフェルトのショール
焙煎したてのブラジルサントス
ハニーの大きな手、彼の声
まだまだいっぱいあります。
目に映るものは全部お気に入りだから
今こうして思い浮かべるだけで
シアワセな気持ちになっちゃうもん。
お気に入りがあるって
幸せなことだったんだね。