28 juin 2016


ハニーとチャットしている時に
「バレエを観たら踊ってる夢を見た」と言ったら
「そんな映画の様な夢を見るなんて変わってるね」 
と言われて驚きました。

彼はストーリーになっている夢を見ないらしい。
見てるかもしれないけど全く覚えていなくて
覚えているのは静止画の断片だけなんだって。

もうびっくり。
夢って人によって違うのだと再認識しました。 
夢だけは自分しか見られないからね。
私の夢はいつもカラーで映画みたいです。
単純だからその日に起きたことを夢に見る。

子供の頃は追いかけられる夢や
崖から落ちる夢をよく見ましたが、
今は怖い夢を見ることはなくて
逆によく笑いながら起きたりします。
夢って突拍子もなくて面白い。

さて、そんな夢のメカニズム。
睡眠の約75%はノンレム睡眠で
脳は完全に休んだ状態になりますが、
レム睡眠中の脳は活発に動いています。

昼間に体験したことや学習したこと
怖かったことや嬉しかったことなど
起きている間に蓄えられた大量の情報を
レム睡眠中に整理・整頓して
必要な情報を記憶として脳に焼きつけたり
必要のない情報を消去したりするのです。

この間、私たちは盛んに夢を見ます。
レム睡眠中、脳内では橋・後頭葉・外側膝状体から
PGO波という特殊な脳波が出ますが、
これが海馬に刺激を与え、脳内ビジョンとして
映し出されるのです。

レム睡眠はPCのデフラグみたいなもの。
眠っている間に自動的に最適化するなんて
脳って凄いなぁ、と思ってしまいます。

脳といえば、医学生が解剖学の授業で
初めて本物の脳を手の上に乗せると
皆同様の感銘を受けるらしい。

宇宙を解明したり文学や音楽を創り出したり
想像したり愛を感じたりするのは
このたった1.5キロの脳の中にある
千数百億のニューロンなんだな。
この中に全部入っているんだなって。

そして、その脳はせっせと働きながら
私たちに色々な夢も見せてくれるのです。 
 
        

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