29 mai 2016


パーティはいつものように盛り上がりました。
ダーリンとケビンは予想通り
ワイン談義に花を咲かせ
私たちはワインを7本空け、お腹いっぱい食べて
近所から苦情が来るのではないかと思う程
大いに笑いました。

ケビンは私たちの下らない話にちゃんと付いて来て
自然とみんなの中に溶け込み楽しそうです。
よかった、よかった。
みんなも彼が気に入って、
私は今度は「よくやった」と褒めてもらいました。

さて、そろそろ終電という時間になり
クルマで来ていた友だちが
みんなを駅まで送ってくれることになりました。
「じゃ、ケビンはあざみ野までお願いね」

ところが、ケビンはそれをきっぱりと断りました。
「僕は後片付けを手伝うから」

え、でも終電が。

今夜は女友だちとダーリンが
泊まることになっていますが
私の中にはケビンを泊める予定はありません。
でも、そーか。
遠い所に住む彼をパーティに誘うということは
うちに泊まってくださいという意味になるのか。

まずい!

2階には3部屋ありますが、
娘が使っていた2部屋は物置状態。
娘たちが自分の荷物を置き去りにしているのです。
そのうちの1部屋をやっとの思いで片付けて
ダーリンが泊まれるベッドを確保しましたが
ケビンの分はありません。

布団はあるけどずっと使ってないし、どうしよう。
ケビンはキッチンでせっせと洗い物をしています。
ダーリンは酔っていい気分になっています。

「ちょっとー、ケビンはどうする?」
友だちと私は焦りまくり
私は押入れの中から布団を引っ張り出し
「ダニがいたらどうしよう」と思いながらも 
1階の和室に運びました。

「用意が悪くてごめんなさい。
 今日はここで寝てください」

その後、4人でコーヒーを飲み
それぞれ床に就きました。
ダーリンはすっかり酔っぱらいになっているから
明日の朝はギリギリまで寝ているはず。
友だちもゆっくり起きると言っています。
私も少し寝坊したい。

ところが翌朝。
寝ているところにLINEの着信音がしましたが
私は眠くてそのまま寝ていました。
すると暫くしてまた鳴ります。
仕方なくスマホを手に取り開いてみると
ケビンでした。

1回目は7時。2回目は8時。
「おはようございます。
 起こしてごめんなさい。
 今日は用事があって戻らなければならないんだ」

私は慌てて飛び起きて着替え、下に下りました。
「ごめんなさい、気が付かなくて!」
ケビンはきちんと着替え、布団も畳んで
ニコニコ笑って座っていました。

それから私はバタバタと
彼を送って駅まで行きました。
「来てくれてありがとう。また近いうちにね」

ふぅ、私ってとことんマヌケだわ。



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この記事へのコメント

1. Posted by ゆみこ   29 May 2016 23:33
すごく楽しそうなパーティーで、こちらまで楽しくなりました。
お料理とワイン、とてもよい響きです。
私はパーティーを開いたことがないから。
そんな友人を作って、いつか自分のマンションで開いてみたいな。
料理が不得手なのと、気の回し過ぎで、無理!となる神経質な自分です。
あとでかい猫がいるので、面倒で。
もう少し和食以外の何かレパートリーも持たなくちゃ。
YURICOさん、夢の提案をありがとう。
2. Posted by Yurico   30 May 2016 08:29
ゆみこさん
パーティーは楽しいですよ。
難しく考えず、1品持ちよりでいいんです。
私も以前は全部1人で作っていましたが
最近はみんなに手伝ってもらっています。
でも、目的があるとお料理のレパートリーが増えます。
持ちよりでレシピを教え合うのも楽しいですよ♪
猫ちゃんがいるのも皆が和むからいいんじゃないかな。

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