27 mai 2016

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「男はね、気を遣ってなんぼなのよ」
と友だちが言いました。 
これまで気の利く男性と縁がなかった私は
「ふーん、そんなもんかね」と思いました。 
そういえば昔、娘もそんなことを言っていたな。

確かに気を遣われるのは気持ちいい。
ケビン・コスナーはとても気が利く人なので
デートの度に素敵なお店に連れて行ってくれるし
駅で別れた後にメールで
「今日の君はとてもキレイだったよ」
なんてことを言ってくれます。

そんなことをあまり言われたことがないので
私は1人でほくそ笑んでしまいます。

彼はそういう人なのです。
ソフィスティケートされている。
でも全然嫌味なところはなくて自然です。
明るくて社交的で健康的でリッチ。
長身でハンサムでサービス精神が旺盛です。
すべての女性の理想のタイプかもしれません。

そんな彼にお姫様扱いしてもらうことを
私は心底楽しんでいます。
私って本当にラッキーだわ。
「これからは大事に扱われるぞ」って決めたら
ちゃんとそういう人が現れました。

ハニーは彼とは正反対です。
気を遣うことを知らない。
そういう発想がないのです。
私は、だから悪いとは思いません。
気が利く、利かないは性格だから。
でも、一旦お姫様の世界を知ってしまうと
もう後戻りしたくないのも事実。

一昨日は私の誕生日でした。
ハニーは「会いに行くよ」と言ったくせに寝坊し
仕方ないから迎えに行ったら
うちの近くの職場に仕事を作って出ていき
帰りの車の中でもずっと仕事をしていました。
全然楽しくなかった。

もちろん花もなし、プレゼントもなし。
「あなたを失わなくてよかった」
って泣きそうな顔をしてたくせにダメじゃん。
男は気を遣ってなんぼなんだってさ。

知り合って間もないケビンには
誕生日のことは言っていませんが
もし知っていれば、彼は絶対
素敵なディナーに招待してくれたはず。
きっと美味しいシャンパンで乾杯したでしょう。

ハニーを送った帰り道、
私は自分のために花を買いました。

Happy birthday to me.

なんか思いっきり冷めちゃった。
彼との恋愛は十分に満喫したからもういいや。
グッバイ・ハニー。もう会わないよ。



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