22 mai 2016


上野の東京都美術館で
24日(火)まで開催されている「若冲展」。
金曜日の夜は8時まで開いているというので
先週末、友だちと私は3度目の正直で
観に行くことにしていました。

私は6時まで仕事なので
友だちが先に行って並んでくれることに。
ところが、5時前にLINEが入って
待ち時間が210分だというのです。

ある程度並ぶことは覚悟していましたが
210分とは狂気の沙汰!
仮に並んで中に入っても
ゆっくりと観られないことは目に見えています。

やめよう。

私たちは即座に中止を決め
友だちには図録だけ頼みました。
代わりに新宿で合流してとんかつを食べたよ。

この異常なまでの注目度、
原因はどうやら4月に放映された
NHKの番組にあるらしい。

私はてっきり、NHKスペシャル
「若冲 天才絵師の謎に迫る」
が会期前と会期中に放映されたからだと思ってた。
その番組は私も見ていて
ぜひとも実物を見たいと思いました。

でも、本当の原因は
嵐の大野君がナビゲーターを務めたNHKの
「若冲ミラクルワールド豪華版」の方だった。
私はこっちの番組は知らなかったのだけど
番組に刺激された嵐のファンが
怒涛のように押し寄せたのだという話。 

そりゃ、普段美術館へ行かない若い子たちが
アートに興味を持つのは良いことです。
でも、210分待ちって何?
恐るべし、ジャニーズの影響力。

だって、1年前にサントリー美術館で開催された
「蕪村と若冲」はガラガラだったんです。
今回の展覧会の方が遥かに見どころは多いけど
それにしても若冲は、大野君のおかげで
たった1年で国民的アイドルになってしまった。

これまでも、行列のできる展覧会はありました。
私が一番長く並んだのは、確か「阿修羅展」。
それでも、1時間程度だったと思います。

80過ぎのお年寄りが、冥途の土産にぜひ見たいと
3時間並んだという話も聞きました。
それって、危険だと思う。

美術館側も
そんなに並ばせないで整理券を配ればいい。
そして、こんなに人気のある展覧会なら
会期を延長するとか開館時間を延長するとか
工夫してほしいものです。

美しい図録は手に入れたけど
あーあ、実物を見たかったな。


いつも読んでいただきありがとうございます。
ポチしてくださると励みになります♪
  

コメントする

名前
 
  絵文字