18 novembre 2015


別れは突然に訪れました。
私が彼の宗教上のタブーに触れてしまったのです。
これで一巻の終わり。

彼はイスラム教徒なので豚肉を食べません。
なのに、一緒に泊まったホテルの朝食バイキングで
大根とベーコンの旨煮の大根を
そうとわかっていて食べさせちゃったのです。
隣のテーブルの人が食べてる大根を
彼が食べたいって言うから。

黙っていればよかったのですが、
後でつい言っちゃったのね。
モチロン、それは彼の逆鱗に触れて
それで終わりになりました。

普段、彼に出す食事は
ダシに含まれる成分にまで神経を使っていたのに
何故そんなことをしたのか自分でもわかりません。

最高にハッピーなはずの朝が
最低なことになりましたが
 、
これで良かったのだと思う。
どの道、この半年はオマケだったのです。
 
彼には申し訳ない気持ちでいっぱいだけど
こんなことでもなきゃ別れられなかった気がする。
完全に別れられる唯一の方法だったともいえます。

これで否応無しに私はフランシスに集中できます。
彼は来月やって来るのです。
ズルズルとハニーに会っていたのでは
私が求めていた幸せを逃してしまいます。

ちょっと切ないけど、ある意味ほっとしています。
ごめんね、ハニー。
そして、永遠にさよなら。
この2年余り、あなたのお陰でシアワセだったよ。

彼への想いは本日をもってポイします。

さて、こうなったからには
身辺のことをもう一度きちんと整理しようと思う。
仕事についても色々と練り直したいし。

なんだかんだ言いながら
私はハニーに振り回されていました。
その為に大切なことに集中できなかった。
これからは落ち着いて事に当たることができます。

私はまたひとつ、初めてのことを経験したのです。
好きな人と別れる、という経験。
「こんなの全然平気」と思ったけど、
お昼は空腹なのに少ししか食べられなかった。
でもきっと、一晩寝たら治ります。 



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