30 octobre 2015


もう一度「インターステラー」が観たくなって
DVDを借りてきました。

映画の中では、ブラックホールやワームホール、
一般相対性理論や特異点、4次元、5次元など
宇宙物理学や量子力学の様々が
映像となって出てきます。

一番好きなのは終盤、
主人公が1人ブラックホールに突入した後
特異点に辿り着く場面です。

主人公がはじめに見るのは、
5次元の何かが見せてくれる
本棚でできた立体(3次元)の世界。

隙間からは地球の様子が見えます。
そこでは時間の流れが一方向ではないので
あらゆる時間が同時に見える。

主人公がそこから送る情報によって
やがて人類が4次元の謎を解明します。
すると、主人公が見ている世界も
歪んだ4次元の世界に変わり、
時空を移動して未来の世界に辿り着きます。

その3次元世界、4次元世界、5次元世界、
また過去、現在、未来は
1方向に流れる1本の線上にあるわけではない。
同時に存在しているパラレルワールドです。

科学者の苫米地英人さんは、
時間は未来から過去に向かって流れている
と言っているらしい。

それ、なんとなくピンときます。
私はいつも何かに導かれているように感じるけど
私を導いてくれるのは未来の私なのかもしれない。
「インターステラー」の中で、未来の主人公が
過去の自分にサインを送るようにね。

ワンネスの考え方と同じように
時間もある1点から拡散していってるのだと思えば
未来から過去へ向かっているというのも頷ける。
でも、見た目に未来に向かっているのも確かです。
人は成長するし。

となると、双方向なのか?
時間が双方向に矛盾なく存在するのは不可能?
こういう不思議なことを考えていると眠れなくなる。

そういえば、苫米地さんって
昔、神宮前の妹のマンションでお隣りさんだったな。
妹もよく自宅のパーティーに呼ばれていたけど
先生は頭が良過ぎて
何を言っているのか意味不明と言ってたっけ。

さて、宇宙空間では違う時間が流れます。
重力の大きい惑星では
1時間がシャトルの7年にもなります。
だから、ほんの数時間作業して戻ると
シャトルに残った人は23年も歳を取っている。

最終的に娘の元に戻ることができた主人公は
老人になって死を迎える寸前の娘と対面します。
娘が親の歳を遥かに追い越してしまうわけ。
「ウラシマ効果」と呼ばれるものです。

もう本当に、時間やら空間やら
好奇心がくすぐられる世界満載でたまりません。

もう1回観ちゃおっと。 
    


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