septembre 2018

30 septembre 2018

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大手セレクトショップの靴バイヤーが
買い付けをする番組を見ました。
唯一無二の運命の1足を探すために
ミラノとパリの店を回るのです。
素敵な靴が次々と出てきて
目が釘付けになりました。

靴って、魅力的なアイテムですよね。
ハイヒールのエレガントなフォルムは
男性も女性も惹き付けられますね。
モノとして素晴らしく美しい。

私はピンヒールを履く機会はないけど
靴屋さんでは思わず手に取って見ちゃう。
美しいモノは心を豊かにしてくれます。
実際にはヒールでも歩きやすいものを
選んでしまいますが。

さて、お洒落は足元でキマるといいますが
靴はその日のスタイルの決め手になります。
その日、自分がどういう気分なのか
それを表すのが足元だと思います。

例えばロングスカートにGジャンという時
ハイヒールとスニーカーとでは
全体のイメージが全然違いますね。
もちろん、バッグの選び方も大事。

バイヤーの女性が回ったシューズショップは
男性デザイナーが多かったのですが、
男性が作る靴はフォルムが美しい靴が多い。
ピンヒールなど男性の目から見て
女性を美しいと感じるデザイン。

それに対して女性デザイナーの靴は
ハイヒールでも踵が太くて
優雅さというより履きやすい靴。
ピンヒールを1日中履いてはいられないからね。

彼女は自身が靴コレクターで
自宅には6000足の靴があると言ってた。
1日に何回も履き替えるんだって。
すごいね。

私はぺたんこだと歩くにくいので
5㎝ヒールくらいが好きですが、
7㎝ヒールを履くと見える世界が違う気がする。
目線が高くなるだけでなく
気持ちがシャンと引き締まる感じがする。

とはいいながら普段は
4〜5センチを履くことが圧倒的に多いけど。

靴屋さんは誘惑が多いので
なるべく近づかないようにしています。
でもこの冬こそロングブーツが欲しいんだ。


                                                  

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29 septembre 2018


人生は挑戦の連続です。

生まれることは1番最初の大挑戦ですね。
赤ちゃんの挑戦力はすごい。
寝返りして、ハイハイして、立ち上がって
歩いて...毎日新しいことに挑戦し続けます。

それから初めて幼稚園に行く、学校に行く。
初めて恋をする、失恋する、受験をする、
就職する、結婚する、子どもを産む・育てる、等々
私たちの人生は初めてのことだらけで
人生全体を見渡すとすごい挑戦をしてるよね。

さて私の場合、
大学を卒業し、就職して
中学生の時に出会った人と
11年に渡る恋愛期間の末20代半ばで結婚、
娘を2人儲け、普通の妻、母として
40代までは結構真面目にやってきました。

基本、完璧を目指すタイプなので
主婦をやるならカリスマ主婦を目指す。
またこの世で1番素晴らしいと思っていた
日本の陶磁器や着物や書や墨絵を勉強して
「美しい日本の私」にどっぷり浸かっていました。

しかし、夫との長編ストーリーが終わり
娘たちが独立すると私の人生は一変します。
いきなり開国! いきなりフランス人!

そしてイケメン・長身・フランス人を目標に掲げ
新たなリレーションシップに挑戦します。
「恋愛するぞ!」と決めたらとことん。
なんでも "とことん" な私です。

不思議なことに私は50代という年齢に
ハンディがあると全然思わなかったのね。
今でも思ってないけど。笑
しかも自分より年上は絶対に嫌だと思ってた。

で、実際色んなフランス人と出会って
人生初めてのモテ期を経験するのですが、
そこで気づくわけです。
ホルモンバランスが変わったカラダは
今までとは違うってことを。
具体的にはデリケートゾーンね。

更年期以降の女性が
本気で女性として生きるためには
自分のカラダを知ることが必要なのね。
これ、40代でも長い間恋愛してない人は
同じだと思うんだけど
使わない機能は退化するんだわ。
ビックリだけど。

それからは実験と挑戦の連続。笑
で、見事克服したのでありますが、
ここ、めげて挫折する人が多いと思う。
でも本気で女性として生きたいなら
諦めてはいけない。

そんな話をある場所でしたら大変喜ばれ
調子に乗った私は
本気で首を突っ込むことにしました。
だって、これすべての女性に伝えたいのよ。
来年の1月には新しい肩書きができるぞ。

現在のシアワセのためにも
将来の健康のためにも
女性は自分のカラダのことを
きちんと知っておいた方がいい
と心から思うの。

そんなわけで、
私の挑戦はまだまだ続くのであります。
ああ、退屈してる暇はないわぁ。


28 septembre 2018


昨日は午後から展覧会の搬入があったので
仕事を休みました。
今日から「グループ岳書画展」が始まるのです。
私は土日しか会場に行けないけど。

今まで展覧会といえば銀座だったし
個展も代官山だったので
新百合ヶ丘駅前の市民ギャラリーなんて
気が乗らないと思っていたのです。

市民ギャラリーは抽選なので
何年も前から毎月決まった日に
近くに住む人が抽選に行ってくれていました。
それが全然当たらなくてすっかり忘れてた。

元々伯母の生徒だった5人が書の勉強会を始め
その流れでここに至ったのですが、
私はもう2年ほど勉強会には行ってないし
書の作品は書いていないので
展覧会のことは頭から消えていたんです。

それがついに当たって
今回第1回の展覧会を開くことになったんだけど
今日ギャラリーの飾りつけを見ていたら
展覧会の面白さが俄に蘇りました。
搬入の日が、私は好きだったんだ。
ギャラリーも驚くほどキレイです。

表具はいつも湯山春峰堂さんという
日本でも3本の指に入る表具屋さんを使います。
名のある書家の殆どが御用達のお店で、
伯母たちが所属していた「墨人社」の頃から
表具はここと決まっています。
なので書の作品はすべて湯山さん。

ただ、私の絵はクラシックじゃないので
全紙の大作1点だけをお願いして
あとは家にあった洋額に入れました。
でも久しぶりに湯山さんの表装を見て
やはり一流の仕事は品格があると思いました。
書の作品なら絶対に湯山さんだわ。

展覧会で1番大事なのは作品の配置です。
作品同士の間隔や配置によって
お互いの作品が際立ったり沈んだりします。
そして全体の品が良くも悪くもなります。
なので慎重に決めなければなりません。

まずざっと作品を並べて
両隣りとのバランスを見ながら並べ替えていく。
配置が決まると湯山さんはテキパキと
壁に取り付けていきます。
全部壁に付いたところで最終チェック。
違和感があるところは入れ替えます。

作品の量はギャラリーの広さにぴったりで
大変品の良い配置になりました。
品の良さって大事よね。
なんか萌える!

そんな作業をしていたら
会期は明日からなのに
通りがかった人がポツポツと
会場に吸い込まれて来ました。

伯母の遺作1点を除いて
墨絵を出しているのは私だけなので目立ちます。
それで私の作品の前に足を止めて見てくれる。
その人たちが色んな意見を交えながら
絶賛してくれるんです。
嬉しい、とっても嬉しい。

そうだった。
展覧会ってこんな感じだった。
褒めてもらってその気になるのよね。
もちろん厳しい指摘を頂くこともあるけど
やっぱり見てもらって批評してもらうのは
大事なことなんだわ。。。

日の目を見ることがないと思っていた大作も
湯山さんの額に入ると上等に見えます。
これ、出してよかったわぁ。

誰でもそうなんだけど、
展覧会をすると何故か腕がぐんと上がります。
何故だろうと思っていたけど
エネルギーレベルが1段上がるんだわね。

ルーブルへの前哨戦として
丁度いいタイミングかもしれないね。


                                                  

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26 septembre 2018


娘を見ていると
いつも感情に振り回されていて
不自由そうだなって思うの。
それが若さの特徴でもあるけどね。

私も若い頃はドロドロしていましたが
今は色々削ぎ落とされてちょっとやそっとじゃ
感情が揺らぐことはなくなりました。
亀の甲より年の功であーる。

さて、人は毎日何百回と自己対話をしています。
何かをしている時もそうでない時も
脳はいつでもフル回転していて、
「あー、信号変わっちゃったー」
「別に急いでるわけじゃないからいいじゃない」
なんて頭の中でしゃべってるのね。
これを常にやっています。

なんといっても無意識が96%ですから
ネガティブな思考の癖があると
無意識下でも悲観的な対話ばかりすることになる。
「ああ、失敗しちゃった」
「私にできるわけない」
「非難されたらどうしよう」
そうなると物事が上手くいきにくいです。

ポジティブばかりがいいわけじゃない
という人もいますが、
私は自分の経験や周りの人を見ていて
やっぱり楽天的な思考の方が得だと思うの。

なぜなら人は関心のあるものしか見えないから。
例えば、車を買おうと思った途端に
やたらとその車種が目に入りませんか?
いきなり増えたように感じますよね。

逆に関心のない事に関しては
その情報は見えていても目に入って来ない。
脳ってそのようにできているのね。

なので悲観的・否定的な思考の癖があると
ネガティブなものばかりを探しちゃって
せっかく目の前にあるイイコトが
目に入らなくなるのです。

だからネガティブな感情は
とっととポイした方がいい。
「ああ、私ってダメだ...」
「きっと失敗する」
なんて思ったらその場でポイする。

イメージングでポイする方法は
ピンクのバラに閉じ込めて
オーラの外側に捨てるとか、
白黒テレビに嫌な出来事を映し
ぼやかしながら左下に小さくしていくとか
色々あるのですが、

1番簡単なのはその場で
肯定的な言葉に切り返しちゃうことだと思う。
ノー天気な友だちと私がいつもやるように
「私たち神だから~」って。

神様ごめんなさい、だけど
「私は神だから不可能はない」
「私は神だから出来て当たり前」
「私は神だから大丈夫」
って言ってたら嫌な感情なんて吹き飛ぶよ。
てか、嫌な気持ちにはならない。

なので、みんなも口癖にしましょう。
「私、神だからさ~」ってね。


                                                  

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この前打診があったパリの展覧会。
実はジャパンエキスポにブースを借りて
そこに作品展示をしないかという話でした。 

結局お金のかかることだったんだけど
ブースを借りるなら
友だちと一緒に作品を展示して
ついでにワークショップをするのも
面白いかなと一瞬心が動きました。

でもそのイベント会場は
パリ市内ではなく結構離れた場所。
それにイベント自体はどちらかというと
アニメオタクが集まりそうなもので
墨絵とはちょっと違うかなという感じです。

ところが、送られてきた封筒にもう1つ
ジャパンエキスポとは異なる
美術関係者が多く訪れる別のイベントの資料が
「ご参考までに」と同封されていました。
こちらの方が向いているかもしれないからって。

それがね、ルーヴル美術館の地下にある
カルーセル・デュ・ルーヴルで行われる
別の展示会の案内だったんです。
いきなりルーヴル美術館!
そしてパリコレが開かれるあの場所です。

こちらも出品料はかかるのですが
考えてみたら私の先生がお元気な頃は
2年に1度銀座で展覧会をしていたんです。

そのときは結構お金がかかってたの。
銀座の路面の貸画廊はお高いですからね。
画廊代に3点分の額装代で20万円以上。
それ以外に毎年出してる展覧会もあったので
重なる年は結構大変だったんだわ。。。

私は3年前に別ジャンルの人とのコラボで
初めての個展をやって以来
展覧会をサボってきました。
作品を準備する感覚を忘れてた。

たまたま今年はおつきあいで
今週末からのグループ展に出すことになり
暫くぶりに展覧会の感覚を
思い出したところだったんです。

そして、まるで後押しするように
昨日臨時収入があったのよね。
出品料が楽々出るくらいの金額が。

で、です。
以前のように展覧会に出すことを思ったら
ルーヴル美術館に進出しちゃえ!と思ったの。
どうせやるなら一流の場所がいいわよね。
いきなりルーヴル美術館だなんて
あまりのことに笑えるけど。

この展示会には450を超える
アーティストとギャラリストが
世界中から集まって来るのです。
初日の金曜日には、招待されたコレクターや
VIP、アート関係者に会場を解放し、
盛大なパーティー兼内覧会が開かれます。
すごいわぁ。着物を着ていこう。

出すと決めたら妄想が広がります。
私はお気に入りの着物を着て会場にいます。
着物姿は目立つから
作品の前にいるとフランスメディアが
マイクを向けて来る。

「こんな素晴らしい会場で作品を展示できて
しかも3点とも売れたのは嬉しいことです」
とフランス語で答えるワタクシ。
売れれば元は取れるからね。
ル・モンドもパリジャンも取材に来て
私の作品が新聞の文化面を飾ります。

それを見たイケメン・長身の50代の大金持ちが
翌日ルーヴル美術館にやって来て
墨絵をオーダーしたいと言います。
そして「ご一緒にディナーでも」と誘われ
食事をしながら話すうちに意気投合。
遠距離恋愛の末に渡仏、結婚。

バルテュス夫人節子のように
お城で末永く幸せに暮らしましたとさ。
というストーリーが鮮やかに浮かんできます。

ああ、ドキドキする。
臨場感をもって想像できるから
きっと実現しちゃうわ。
どうするハニー?笑

そんなわけでワタクシ
カルーセル・デュ・ルーヴルで開催される
展示会に作品3点を出品します。
ルーヴル美術館への道は意外と近かった。


                                                  

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25 septembre 2018


広告の仕事をしていると、
色んなことを先取りすることになります。
先週校了したのが10月号。
来週からは11月号に取り掛かります。

長くて暑い夏が終わって
ようやく秋になったばかりなのに
早くもクリスマスのディナーショーや
ホテルのおせち料理の情報が飛び交います。
季節がわからなくなっちゃう。
9月から先はいつもあっという間です。

さて、少し先のイベントを
ワクワクしながら待つのはとても楽しいことです。
友だちとのおでかけとかデートとか
最近はやってないけどパーティーとかね。

イベントはそれ自体楽しいことですが
そこに至る過程には特別な喜びがあります。
期待や想像などまだ目の前にないものを
ウキウキと心待ちにする時間は格別。

楽しいことは普段の生活の中にもあるけど
ワクワクと興奮するほどのことは
日常からちょっと離れたところにあります。
"場" を離れたところにそれはある。

旅はその最たるものです。
せっかくの良い季節、私もどこかに行きたい。
ポーラ美術館のチケットがあるから
近いところで箱根でもいいかも。
ロマンスカーに乗ってね。

小田急線で通勤を始めてから毎日のように
ロマンスカーのミュージックホーンを聴きます。
♪ドミソドー ドソミドー♪
子供の頃以来乗ったことはないけど
昔から変わらないあの音を聴くと萌えます。

美術館に行って山の空気を吸って
美味しいものを食べて温泉でリラックス。
箱根なら日帰りもできちゃうけど
敢えて1泊して旅行気分を味わいます。

でも子供の頃の遠足と同じで
イベントが終わって1日2日すれば
ウキウキも楽しみも跡形もなくなくなってしまう。

だから2~3か月に1度は
何か特別なイベントがあるといいね。
そうすれば、いつでも何かを待つ喜びで
たまらなくシアワセな気持ちになれるから。


                                                  

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24 septembre 2018


第一印象は5秒で決まるといわれますが
一度与えた印象は
そう簡単には覆せないそうです。
なので仕事でもプライベートでも
初めての人には良い印象を与えたい。

私はそれが結構得意なのですが
意識してやってるわけじゃないので
理屈で説明することができません。
自動的にそういうモードになってる。

そのモードに入る技を
「ひと目惚れさせる方法」として
苫米地英人さんが解説しているのが
面白いと思いました。

人は、嬉しい、楽しい、気持ちいい、
清々しい、誇らしいという状態のとき
内側から良いエネルギーが出ます。
波動が高くなるのね。

でもいつでもそういう状態ってわけじゃない。
特に初対面や好きな人の前では
緊張して硬くなっちゃうことがありますね。
そこで "変性意識" を使おうってわけ。

変性意識というのは
日常的な意識状態以外の意識状態のことです。
この場合は、過去の体験を
臨場感を持って思い出すことで
その時と同じエネルギー状態になっちゃおう
ということです。

嬉しかった、楽しかった、気持ちよかった
清々しかった、誇らしかったことを思い出す。
ただ思い出すのではなく
その時の感情をありありと思い出して
五感で感じる。

よく、なりたい自分の未来を想像して
ワクワクしましょうって言われますが、
経験したことのないことで
ワクワクするのはそう簡単ではないですね。

自己啓発セミナーなどでは
なりたい自分になった気になって
叫んだり大袈裟に身体を動かしたりして
無理やりエネルギーを上げようとするけど
あれ怪しいし、その場だけで終わります。

でも過去の体験を思い出すのなら
もっと簡単ですよね。
誰にでもそういう瞬間はあるから。

生涯で1番嬉しかったことを思い出す。
例えば大好きな人と初めてデートした日のこと。
赤ちゃんを初めて抱いた時のこと。
その時のドキドキした気分や
胸が熱くなる感じを体全体で思い出す。

学生時代に部活の試合で勝った時や
試験に合格した時、
何かをやり遂げた時の
清々しく誇らしい気持ちを思い出す。
それを臨場感をもって感じてみる。
自分のことじゃなくちゃダメだよ。

過去の情動を思い出して
追体験する練習をしていると
自分のエネルギー状態の
アベレージが上がっていきます。
するとハッピーオーラになっちゃうの。

エネルギーは波動だから
目の前にいる人に伝わります。
良いエネルギーは良い印象を与えます。
それがひと目惚れにも繋がるというわけ。

ひと目惚れって恋愛だけじゃないですね。
仕事など色んな場面で初めて会う人に
いつでも良い印象を与えることができれば
人生のチャンスは広がります。

ま、簡単に言えば
幸せなエネルギーにあふれる
感じのいい人になろうってことね。


23 septembre 2018


色の話の続き。

明かりのない時代に、
人がどんなに暗闇を恐れたか想像できます。
怖いよね、漆黒の闇に動物の目が光ったり
鳥や獣の不気味な声だけが聞こえてきたりしたら。

暗闇の黒、血の赤、木々の緑が
特別人の心に迫ってくるのは当然です。
今は夜中でも明るいから大丈夫。
夜の闇なんてないも同然です。

でも、私たちは
本当に何でも見えているのかな?

実は、この世に「色」は存在しません。
あるのは光だけ。
光とは電磁波のうちヒトの目に見える波長のもの。
波長の長さによって紫外線、可視光線、赤外線
があります。

色を認識する器官を錐体といいますが
人間の視細胞には3種類の錐体があり
光の波長の長い赤、中間の緑、短い青の光を認識
この3色によってすべての色を表現します。

これに対して夜行性哺乳類は2色型、
魚類、両生類、爬虫類は4色型。
イヌは2色型なので青系、黄色系の世界。
ネコは3色型ですが赤の錐体を持たないので
人間の赤緑色盲に近い色彩が見えているとか。

赤外線や紫外線などの波長は
存在していても私たちの目には映りません。
でも虫や鳥には見えるのよね。
どんな風に見えてるんだろうね。

これは色とは関係ないのですが、
アレックス(黒ラブ)が元気だった頃
死ぬほど怖いことがありました。

ある夜、誰もいない家で寝ていたら
足元で丸くなっていたアレックスが
突然起き上がり天井の角の1点を見つめて
聞いたこともないような怯えた声で
吠え始めたんです。
しかも腰を抜かしてるの。

何がいるんだか知らないけど
アレックスには見えてたわけよね。
しかも腰を抜かすほど恐ろしいものが。
もちろん私には何も見えません。

「やめてよ、アレックス」と言いながら
私はアレックスに抱きついたけど
そのまま5分程吠えていた。
もう、ホントーに怖かった。
あれは何か別次元のものを
見ていたのでしょうね。

というわけで、
自分の目で見たと思っているものは
すべて幻想のようなものだし、
存在しているのに見えないものもあるのです。

もしかしたら
そこには本当に魔物がいるかもしれないし
宇宙人が普通に歩いているのかもしれないよ。
なーんてね。 



                                                  



22 septembre 2018

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色はさまざまありますが、
最も基本的な色である
緑・青・赤・黄・白・黒は
色々な国や民族で特別な意味を持つものとして
扱われています。

東洋の陰陽五行の思想では
青・赤・黄・白・黒の「五色」は
方位や季節に当てはめられています。

陰陽五行とは、森羅万象には陰と陽があり
そこから生じた5つの要素
木・火・土・金・水の五気によって
自然界は循環しているというもの。

ここでは青は東で春、赤は南で夏、
白は西で秋、黒は北で冬、
そして黄色は中央であり
各々の季節の変わり目である土用を表します。
青春、朱夏、白秋、玄冬という言葉もあるよね。

風水で方位を司る神獣とされる
青龍・朱雀・白虎・玄武も
ちゃんとその色になっていますね。

緑・青・赤・黄・白・黒は
アジアの山岳民族やアフリカ、メキシコ、
アメリカ先住民の衣装にもよく使われます。

アフリカで古くから使われているトンボ玉にも
この色が使われています。
ベネチアガラスなんだけどね、
目玉のビーズと呼ばれるものは魔除け。
暗闇に潜む魔物から身を守るためです。

日本でも古事記の時代から
黒・緑・赤を魔除けの色として用いました。
赤や黒など強い色には確かに力を感じます。

黄泉の国の鬼には白が見えないそうです。
鬼は死者の持ち物を全部取ってしまうので
そうされないように白装束にするのだと
色の研究家の先生に聞きました。

夜が暗闇だった時代、
人にとって夜は恐ろしいものでした。
闇の向こうには猛獣がいるかもしれない、
得体の知れない魔物がいるかもしれない。
だから魔除けは必要だったんですね。



21 septembre 2018

Terminator

つい先週、「ターミネーター3」を
テレビで観たばかりだったのですが、
今朝のニュースでロシアの銃器メーカー
カラシニコフが自動銃発射システムを公開した
と聞いてゾッとしました。

それって、つまりは自律型ロボット兵器。
このシステムではAIが目標を定め、
発射までの工程を自動的に行うのです。
人の手をまったく使わない兵器だよ。

兵士の心理的負担を軽減する
なんて言っちゃってるけど、
罪悪感なくして人を殺すなんて
これ程恐ろしいことはありません。

AIの技術は凄い勢いで発達していて
日本のメーカーでも水陸両用の
蛇みたいな形のロボットを作っています。
水の中も生き物みたいに素早く動くんだけど 
曲がったパイプの中も楽々移動するの。

あれに武器を搭載したら潜水艦も攻撃できるし
ダクトを伝ってビルの1室を
ピンポイントで攻撃することも可能です。 
当然海外の武器メーカーなどが目をつけている。
AIは開発者の道徳心が問われると
そのメーカーの社長が言ってた。

「ターミネーター」は1984年に公開され大ヒット。
それを受けてシリーズ化され、
「新起動/ジェニシス」まで5作品があります。
暴走したAI「スカイネット」と人間の闘いの話で
84年に1作目を観たときは架空の世界でした。

でも、今朝目にした兵器やロボットは
もはやSFの世界ではなかった。
私、サラ・コナーの気分になっちゃったわよ。
人類を救わなくちゃって。

2045年問題については前にも書いたけど
AIの技術がこのまま進化し続けると
やがてAIがAIを連鎖的に作り続け
爆発的なスピードで自己進化するときが来る。
その分岐点が技術的特異点と呼ばれるもので
2045年と予測されています。

人間の頭脳レベルでは予測不可能な未来。
今ある職業の半分はAIに取って代わられるので
職業難が増加するのはもちろん
AIの暴走によるサイバー攻撃も懸念されている。
まさに「スカイネット」ではないですか。

科学技術は、必ず軍事目的に使われます。
人間同士が争ってきた結果、
開発されたAIが人間を攻撃するようになる。
そんな世界が目前に迫っているのかもしれません。


                                                  

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