avril 2018

30 avril 2018

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ベランダのスカビオサに
毎日やって来るお客さんがいます。
大きな羽音を立てて飛んでくるオスのクマバチです。
余程この花の蜜が好きらしく、
この10日ほど見るといるんです。可愛いぞ。

私は虫好きなので、
ブーンと重そうに飛んでくるクマバチを
ペットのような気分で見ていますが、
虫好きと虫嫌いってどの段階でそうなるのか
結構不思議なのよね。

妹と私は同じ環境で一緒に遊んでいたのに
私は虫好き、妹は虫嫌い。
長女も小さい頃は
一緒に虫取りをしたのに
ある時期からダメになった。

次女は長女よりはマシで
飼っているフトアゴヒゲトカゲに食べさせるために
虫かご片手にバッタを狩ったりします。
↓↓↓ この子ね。

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昔、近所にネコを怖がる親子がいましたが
ネコを怖がるなんてねえ。
それはお母さんが怖がるから
子どもが影響を受けたケースです。
こういうのはまぁ、わかりますね。

動物嫌いは親の影響など後天的な理由が多いけど
虫嫌いは必ずしもそうではないらしい。
もっと生理的な問題なんでしょうね。

何だか気になってググってみたら
ウィキペディアで「虫嫌いの発生原因」と
大真面目に分析してありました。

それによると、こういうことらしい。
①虫の生態に関する無知
「虫には毒がある」などのイメージが先行し、
 被害に遭ったことがないのに嫌いになる
②現代の生活様式の影響
 高気密住宅に住み、虫に触れる機会がないため
 遭遇した際に「未知なる生物への恐怖・不潔感」
 にさらされる

未知なるものへの恐怖があるからこそ
敵を知ることは大事だと思うのよね。
つまり、昆虫図鑑で勉強しようってこと。
図鑑を見てると面白くて好きになっちゃうわよ。

最近は若い男子の中にも虫嫌いが多くて
小さなシジミチョウが教室に入って来ただけで
女子と一緒になって逃げ回るらしい。
そんな男子ってどうよ?
野生度ゼロじゃん!

時は折しもゴールデンウィーク。
この機会に自然と触れ合って
虫嫌いを克服しましょう! 

                                                  


29 avril 2018

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同僚に赤ちゃんが生まれて
メールと一緒に写真を送ってくれました。
40過ぎの初産でしたが普通分娩で
3500グラムもある立派な男の子だったの。
(因みに上の写真はイメージです)

プレゼントした1歳用の洋服を
寝ている赤ちゃんの上に乗せて
写真を撮って送ってくれた。
めっちゃ可愛い♡

ご主人がルーマニア人なので
赤ちゃんはパパ似の外人顔。
不思議だよね、あんなに日本人的な顔から
金髪の子が生まれるなんて。

彼女はライターなのでメールの文章も面白い。
病室の様子などを実にユーモラスに伝えていて、
思わず笑っちゃいましたが、
最後にこう書かれていました。

「生まれたての赤ちゃんはいい匂いがします。
 こういう芳香剤があってもいいのに...」

母になった喜びが伝わってきて
胸が熱くなった。

生まれたての赤ちゃんって
本当にいい匂いがします。
平和で穏やかで幸せな匂い...
私の娘たちもそんな赤ちゃんだったな。

子どもを持つと喜びも大変さもあります。
小さい頃はただただ可愛いばかりで
健康であれば大した苦労はない。
長女はひどい小児喘息だったけど
それを除けばうちの場合は中学生くらいまでは
まあまあ問題なく過ぎていきました。

ところが長じるに連れて
問題がどんどん複雑化していきます。
親のこっちもズタズタになるほど
感情をぶつけられた時期もあって
あの頃は途方に暮れたなぁ。(遠い目)

そんなとき、
生まれたての赤ちゃんだったときの
あの匂いを思い出した。
あの小さかった手やほわほわの髪を思い出し
初めて顔を見たときに
「私はこの子を千年前から知ってた」
思ったあの感覚を思い出しました。

赤ちゃんはみんな天使。
今荒れているこの子も本当は天使で
傷ついて翼が折れているだけなんだ。
今でも娘はわからんちんですが
私の子だから仕方ないね。

もし今、子供を産んだら
もうちょっと上手に子育てできると思う。
私はガミガミうるさい母親だったからなぁ。
でもそうやってどの親も失敗を重ねながら
子どもと一緒に成長していくのよね。
失敗して、反省して、また失敗して。

夫婦というのは、
2人だけのときは恋人の延長です。
子供が生まれて初めて家族になる。
守るべき相手ができて自分たちも大人になります。
そこからが本当のスタートなのね。

同僚は今まさにスタートライン。
きっと明るい幸せな家族になると思う。
いいなぁ、赤ちゃんって♡



28 avril 2018


去年までは1か月の中で1番忙しい2週間だけ
記事を書きに会社に行っていたのが
今は毎日通うようになって
やっと仕事の全体像が見えるようになりました。

入稿前のバタバタな感じって、好きだわぁ。
締切好きにはたまらない瞬間です。
この前なんて休日出勤までしちゃって
なんだか「生きてる」って感じがしたわよ。

昔から土日に関係のない働き方をしていたので
休日出勤にはまったく抵抗がないのですが
社長は恐縮してその分を休んでいいって。
それで昨日は午前中だけ休みました。

ただでさえ私は火曜日が休みなので
土曜日からは4連休なんです。
これ以上休んだら社会復帰できなくなりそう。
なーんてこの感覚、日本人的でマズいわ。
休めるときはしっかり休まなくっちゃね。

仕事があるのはありがたいことです。
特に好きなことを仕事にしていられるのは
本当に恵まれていることで
仕事と趣味の境目がないから
働いてるんだか遊んでるんだかわからない感じ。

レギュラーのクライアントの記事は
決まったパターンがあって退屈ですが
新しいお客さんは新鮮な気持ちで臨めます。

調子に乗って思いのままに書いていると
ついカッコ良すぎるキャッチを
考えちゃったりするんだけど、
結局は何気ないものが1番良かったりする。
そんな言葉遊びが私の仕事なのです。

今月も無事入稿が終わって一段落。
少しずつ次号の準備に取りかかります。
打ち合わせのアポを取ったり
情報提供のお願いメールを書いたり
HP用の記事をまとめたりね。

広告の仕事は分業です。
デザイナーがいてコピーライターがいる。
大きな仕事ならそこにディレクターもいます。
そんなチームプレーがよかったりするのよね。

中学高校のときはバスケやバレーのように
チームでやる競技よりも
ただ走るとか、ただ泳ぐとかの個人競技の方が
遥かに得意だし好きだったのに。

自分では個人プレーの人間だと思ってたけど
意外とチームプレーが向いていたのね。




27 avril 2018


人は皆、自分のテーマを生きてるなぁと思います。
本人に自覚があるかないかは別にして。
でもどんなテーマであっても
基本は愛を学ぶことなのだと思う。

愛は人との関わりの中でしか学べません。
愛はキャッチボールだからね。

大事にしたりされたりする喜びを
味わうことは愛を養うレッスンになります。
対象は、異性だったり親子だったり
友だちだったり動物だったり。

また逆に、
子どもと上手くつきあえずに悩んだり
親との確執に苦しんだり
異性と良い関係が築けなかったり
友だちを傷つけたり傷つけられたり、
そういうことも愛のレッスンになります。

そして自分をどれだけ愛せるか
というのも大きなテーマです。
自己愛であり自己肯定です。
これが意外と難しいのよね。

そんな風に何かを通して愛を学んでいくのだけど
最終的にはもっと普遍的で大きな愛に
たどり着きたい。
目に映るものすべてが愛しいってね。

それができたときに私たちは
どんなことにも動じない
本当の心の安らぎを得ることができる。
それがすべての宗教の原点でもあります。

そういう境地に至るのは簡単ではないけど
年を重ねていくうちに寛容にはなれます。
嫌いな人がなくなるし
自分と違う価値観を面白いと思えるようになる。

そういう感覚は異質なものとの関わりで
鍛えられるのだと思うのだけど
そのためには絶対に異性が必要です。
恋愛という意味ではなくね。

同性のことは、同性なら大体わかっちゃう。
同質のものと一緒にいるのは楽だし簡単ですが
それだけでは成長できません。

異性は身体の作りも精神構造も違うわけで
その違いに触れること、
違いを認め受け入れることが
愛を学ぶためには必須だと思うのです。
そのために神様は男と女を作ったんだな、きっと。

異質なものを理解しようと思ったら
相手に対して敬意を持つことが必要です。
それと好奇心もね。

私はハニーが珍しくて仕方ありません。
彼の考え方や意見は時に自分勝手で辛辣で
私とは根本的に違うところがあるけど
世界の縮図を見ているみたいで興味深くもある。

そんなHATE担当の彼を相手にしていることが
私が愛を学ぶための大事なレッスンなのだと思う。




26 avril 2018


誰にとっても
50代以降の人生は第2幕だと思います。

私の場合、
第1幕では普通に楽しい子供時代を過ごして
恋愛して結婚して出産して子育てして。
一戸建てに住んでガーデニングも楽しんだし
念願だった大型犬との暮らしも経験しました。
したいことはさせてもらった。

人の一生で経験できそうなことは
第1幕でひと通り経験したので
私は気が済んでいます。
この「気が済む」というのは実に大事です。
気が済んでるから心おきなく次に行けるのね。

「人は経験するために生まれてきた」
なんて言われたりしますが、
私にとってはまさに色んなことを
経験することこそが大事なのかもしれない。

何か1つのモノに凝りまくって集めるくせに
理解したと思うと手放してしまうのも、
そのもの自体に執着があるわけではなく
ただ知りたいから、だもんね。

別居したとき、
「これだけはしとかなきゃ」
というテーマが2つできました。
1つは、お酒を楽しむこと、
もう1つは、新しい恋愛をすること。

お酒は、遺伝的に肝臓に自信がなくて
基本的に避けてきたのです。
でも、みんなが楽しそうに飲んでるのを見ると
ワインの味ぐらい知っておかなくては
勿体ないと思うようになって。

ちょうど片想い中のダーリンはワイン通。
一石二鳥を狙ってうちでパーティーを開き
彼のうんちくを聞きながら一緒に飲んだりして
1つ目の足りないものは埋めました。
最近は、やはり体質に合わないとわかり
飲まなくなったけど。

で、2つ目の望みですが、
何しろ恋愛経験が少なかったから
こんなんじゃ死ねないと思ったわけよ。笑
で、そちらも楽々叶いました。

あ、「男性と2人で旅行をする」
というテーマもあったんだ。
南仏をクルマで旅行したわね、フランス人と。
今や恋愛経験が少ないなんて言えないもん。
ほーんと、気が済んだわぁ。

若い人の恋愛だったら、
結婚して出産して子育てして、と
お仕事がいっぱいあるじゃない?
でも私はそういうのは卒業したので
もっと気楽にいけるわけです。

だから楽しいことだけ考えればいいの。
変に深刻になる必要もないし
ムキになる必要もない。

実に軽やかな人生ではないか。



25 avril 2018


毎月出ていた書の勉強会を
この1年ほど休んでいます。
書は大好きなんだけど、
先生がいなくなって迷子になったのです。

墨絵は自由に描くことができるけど
書には決まった形やルールがあります。
なので自分の書いたものがそれでいいのかどうか
判断ができないのです。

勉強会のお仲間も私と同じレベルなので
わからない者同士でやっていても
意味がないように思えてね。
書は奥が深いので先生が必要です。

書でも墨絵でもそうですが
ただ練習しているだけでは上達しません。
どういうわけか、展覧会で作品を発表して
人様に見ていただくことで腕が上がるのです。
何なんだろうね、あれは。

書のお仲間たちとは以前から
展覧会の計画を立てていました。
書では銀座で展覧会をすることが
何故かお約束のようになっていますが
銀座の画廊は高い。

それで、地元の文化センターに
毎月申し込んでいたのです。
何年もずっとハズれ続けていたのに
ついに当たってしまったらしい。

書のお仲間3人のうち2人は親戚で
その1人から昨日メールが来て
「墨絵を2点出して」と言われました。
展覧会は書と墨絵の両方がないと
なんだか物足りないのです。

墨絵をやっているのは4人のうち2人だけ。
以前から展覧会には墨絵を出して
と言われていました。

展覧会かぁ。

前回の展覧会から丸3年経とうとしています。
ついこの間、墨絵の生徒さんたちと
パリで展覧会をやろうと
夢のような話をしたばかりだったんだ。
パリに先駆けて新百合ヶ丘で展覧会ね。笑

いつでも個展ができるように
作品は描き溜めてありますが、
どうせなら新しいものを描いてもいいな。
GW中に描いてみるか。

「書く」ことと「描く」ことは私のライフワーク。
最近は「描く」方が疎かになっていたので
ちょうどいいチャンスかもしれないね。

展覧会は9月末。
時間はたっぷりあるので
ゆっくり描くことにしましょう。



24 avril 2018

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今日はハニーの誕生日なんです。
ちょうど火曜日でよかった。

彼は好みがうるさいので
プレゼントはいらないって前から言われていて、
この4年半で彼にあげたものは
カシミヤのマフラー1つだけです。

私もそうだからその気持ちはわかるの。
好みに合わないものを貰っても困るもんね。
それで誕生日にはご馳走とケーキ
というのが定番になっていたのです。

プレゼントってあげればいいというものじゃない。
そこが難しいところです。
相手のことを余程わかっていないと
ツボにハマる贈り物はできません。

どんなに高価なものでも
好みに合わないものだったら
相手をガッカリさせるか気を遣わせるだけ。
だったらモノではなく、食事やお花のように
消えてなくなるものがいいよね。

でも、彼がプレゼントを要らないというのは
半分照れもあるみたいで、
贈られることに慣れていないので
どう反応したらいいかわからないらしい。

それで今年は
ちょっとしたプレゼントを用意しました。
それはボールペンなんだけど、
ボールペンなら誰でも使うし
大袈裟な感じがしなくていいでしょ?

少し前に友だちが教えてくれた
サクラクレパスのクラフトラボ001。
真鍮×アクリルのボディが渋くて
文房具好きの間で話題になっているのです。
私も買おうと思ったのに忘れてた。

新宿の東急ハンズにも置いてあるらしいので
仕事帰りに売場に行くと、お目当ての色だけ欠品。
でもいいや、男だから黒にしておこう。
私はそのうちブルーブラックを買うことにする。

"I have something for you" って予告したら
「プレゼントって恥ずかしいんだよ」
と言いながらもちょっと嬉しそうにしていた。
気に入ってくれるかな。



23 avril 2018

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墨絵のお稽古の後は
生徒さんと一緒に夕ご飯を食べます。
外に食べに行くこともあれば
私が用意してウチで食べることもあります。

生徒さんといっても
1人は親戚同然の友だちだし
もう1人も長い付き合いなのでほぼ友だち。
なのでその日の食事会はみんなのお楽しみです。

私はお料理が好きですが
自分だけのために作るのは面倒くさい。
平日は帰りが8時過ぎになるので
食事はそりゃあもう酷いものです。

そもそもお料理というのは
誰かのためにするものだと思う。
大切な家族や恋人や友だちに
美味しいものを食べさせたいという思いが
お料理を作るモチベーションになります。

で、やるとなると凝り性の私。
このところ、たまプラーザに出店した
マヨルカというスパニッシュデリのおかずを
再現することに凝っているので
昨日はそんなお料理になりました。

ついクセで野菜が多くなっちゃうのは
万年ダイエッターのハニーが
ヘルシーな料理をご所望だからです。
肉好きの友だちには物足りなかったかもだけど
ダイエットメニューということでご勘弁。

お料理は私の場合、器とセットです。
器が先か、お料理が先かというくらい
器の取り合わせが大切なのです。
器が使いたくてそれに合わせたお料理を
考えることもあります。

昨日はまさにそれでした。
というのも、少し前に買った
写真の器を使いたかったのです。
アンティークなんだけど可愛いでしょ?
ソーサーと一体になった珍しい形。

これにはディップかドレッシングしかないでしょ。
で、"ÇA VA?(サバ?)" という名前のサバ缶と
オリーブの刻んだもので作ったディップを入れて
やはりアンティークのスプーンを添えました。
バゲットに乗せて食べたら美味しかったよ。

今週末は京都の妹と姪が来るので
娘も合流して賑やかな夕ご飯になります。
久しぶりに和食を作ろう。
たけのこご飯とがめ煮、食べたかったんだ。



22 avril 2018


女3人で、生理の話になりました。
生理痛で苦しむ人って多いですね。
毎月のことだから辛いよね。
白いパンツやスカートは心配ではけないし
出かけるにも色々と制約ができます。

友だちは病的なほどの生理痛で
バファリンを5錠飲まなくちゃ効かないほど
酷かったんだって。まさに地獄の苦しみ。
だから閉経してホント嬉しいって。
若い頃に戻りたいなんて全然思わないって。

私は婦人科系には滅法強くて
生理痛も生理不順もまったくなかったのですが
それでも生理って面倒くさいよね。
なので閉経はやはりバンザイでした。

卵巣機能は30代後半から徐々に衰え始め
大体50歳前後で閉経を迎えます。
最近ではプレ更年期といって
30代〜40代でものぼせやほてりなどの症状に
悩まされる人もいるとか。

生理がなくなると女性じゃなくなるようで
寂しいと感じたり、また恐れを抱く人がいますが、
閉経するとメッチャ楽です。
旅行の予定を気にすることもないし
避妊する必要もないし(笑)
色んなことが伸び伸びと楽しめます。

卵子の数は誰でも同じだっていうけど
それなら早く初潮を迎えた人は
早く閉経するはずですよね。

ところが、そうでもなくて
私は小学校5年生と初潮が早かったのに
終わるのは平均より遅かったんです。
人より長く生理期間があったんだから
生理痛がなくて本当によかったわ。

それにしても、
女性は生理とか更年期障害とか
ホルモンに振り回されることが多くて
ホント大変だと思う。
てか、偉いと思う。

生理痛で辛くても仕事に行ったり
家事や子どもの世話をしたり
普段と変わらぬ生活をするんだから
本当にエライ!

そこから解放された後は
ご褒美の人生が待っています。
ホルモンに振り回されることもないし
いつでも海やプールや温泉に行けるんだよ。

本当に、閉経バンザイ! なのであります。



21 avril 2018


結局のところ、
自分が選ぶ相手というのは良くも悪くも
今の自分にふさわしい相手だということで
もっと違う人を、と望むのであれば
自分自身が変わるしかないのです。 

ハニーはある意味とても上等な男ですが
ある意味では最低の男でもあります。
それは私が上等であり最低でもある
ということでもあるのね。
合わせ鏡だから。

なので、ハニーに不満を持つことは
天に向かって唾を吐くようなものです。
そのように納得したのであります。
私って物分かりがいいわぁ。笑

でもね、これは本質をついた話だと思う。
よくダメ男ばかり引くと嘆く人がいますが
そういう人にはやはり解決すべき問題がある。
似たもの夫婦という言葉もありますし
カップルは同じエネルギーレベルだから
惹かれ合うんですね。

そもそも潜在意識というのは
思いがけないものを選ぶものです。

私が長い間女性性を閉じ込めていたのは
母が何十年も付きあっていた
妻子持ちの男性との関係を嫌っていたからです。

その人とハニーは、同じ職業なのよね。
そしてハニーも一緒に暮らす人がいる。
私はそんなもの望んでいなかったのに
なんで同じようなものが来ちゃうわけ?
こういうのをカルマというんだろうか。

小学生の頃は自分の業について随分考えました。
でも、若くして出会った人と
長い恋愛期間を経て結婚し子育てするうちに
そういうことは考えないようになっていました。
一応、離婚する予定はなかったので。

でもこうなってみるとですね、
いちいち面倒臭いことを考えたくはないけど
掘り下げればやはり辿り着くのよねえ、
カルマに。

私の理想は、
やさしくて、思いやりがあって、
頭が良くて、料理が上手で、情緒のある人
なのですが(それはダーリンですね)、
縁があるのは全然違うタイプ。

母の恋人だった人は
心臓発作で突然亡くなりましたが
母が彼の死を知ったのは数か月後でした。
従兄の家に喪中はがきが来て初めて
そのことを知ったのでした。

私が「〇〇さん、亡くなったの?」
と聞いたら母は
「そんなわけないじゃない」と笑ったもん。
でも喪中はがきが来たらしいと話したら
慌てて共通の知人に問い合わせ
それでようやく事実を知ったのです。

母が練馬のマンションを突然売り払って
横浜に越してきたのはその直後でした。
もう練馬にいる理由がなくなったのね。

ハニーが突然死んでも私は知る術がない。
私が死んでも同じことです。
結局はそんな関係ってこと。