mars 2018

31 mars 2018


いいお天気だなぁ☆;+;。・゚
ベランダからは散り始めたソメイヨシノ。
目の前のヤエザクラも開き始めました。

鉢植えのフウチソウはずいぶん伸びてきたし
ギボウシもシノブもいつの間にか芽が出ています。
本当に、毎日ぐんぐん植物が伸びていく。
春はエネルギーがいっぱいです。

早起きの友だちが、
朝の6時半になるとパッカーン!と脳が開いて
色々降りてくると言いました。
アイデアが欲しいときなど
その時間帯を待つと出て来るんだって。

彼女、なんだか冴えてるのよね。
私は最近何も降りてこないわ。。。

そういえば植物が目覚める時間は
日の出のきっかり42分前なのだと
以前何かで読みました。

その時間になると光合成が始まり
植物が酸素を出し始める。
葉の気孔から霧が生み出され
酸素濃度が変わる瞬間なのだそうです。

するとそれを感じて鳥や虫が目覚める。
鳥が鳴き始めるのもその時間です。
不思議だね、それが宇宙のリズムで
そうやって色んなものが繋がっているんだね。

人間も外で寝ていたら
酸素濃度が変わる瞬間を感じることが
できるのかもしれないね。
もっと自然を肌で感じられる場所に行かないと
勘が鈍るな。

ここ数日、アラームが鳴る前に
目が覚めるようになったのですが、
考えてみたらここに引っ越してくる前は
もっと早く目覚めていたのです。

今の季節は日の出が5時半頃ですから
外の明るさで自然と目が覚めたんですね。
でも今の寝室には窓がないの。
その分ぐっすり眠れるのですが
外の明るさを感じて目覚めることがないんだわ。

これは強制的に起きるしかないな。
よし、明日からは6時に起きるぞ。
そしてパッカーン!と脳を開くんだ。



30 mars 2018


Facebookの英語学習グループで
「無料体験レッスンを3回受ける」
という課題があるんです。

殆どの人はレアジョブなどの
オンラインレッスンを受けているし
元々は「無料オンラインレッスンを受ける」
というのがテーマだったので
私も仕方なく1度は受けました。

でも、私スカイプレッスンって苦手なの。
微妙なタイムラグが出たり
画面や音声が乱れたりするでしょう。
あれがどうもイヤですね。
で、残りの2回はリアルのスクールにしよう
と決めました。

昨日、仕事帰りに買い物をしようと
新百合ケ丘の駅を出て歩いていたのです。
ふと見上げると目の前のビルに
「英会話のイーオン」の看板が。

あら、こんなところにスクールがあったのね、
ちょっと様子を見に行ってみようかしら。
それで突撃してみたのです。

受付の女性には
「英会話を習おうと思っているので
スクールのことを教えてください」
と、まずはヤル気のあるところを見せる。
女性はクラスやテキストのことを
親切丁寧に説明してくれます。

それを聞いた後、
徐に「体験レッスンはありますか?」と聞く。
そこで後日の予約を取る予定でした。
ところが、なんと「今からできますよ」
ということになって、急遽体験することに。

先生は可愛らしい若い女性で
仕事や趣味の話などまずは自由に話します。
次に教室に移動してスクリーンを見ながら
テキストに従ったレッスンを少々。
全部で30分くらいだったけど楽しかったー。

それが終わるとまた受付の女性が来て
今度は料金など具体的な話をするのですが
私のレベルで夜の時間帯のクラスは
カナダ人の先生だっていうんですね。
カナダ人ってことはフランス語も話す?

実は去年までフランス語を習っていた
という話をしたら
その先生を呼んできてくれちゃって
その場でひとしきり盛り上がりました。

料金も高くないし、みんな感じいいし、
思わずサインしそうになっちゃったわよ。
でもさ、ああいうスクールって
なんで月謝制じゃないんだろうねえ。
月割りにしたら12000円くらいだけど
まとめて払うのってイヤじゃない?

でも、とにかく楽しい時間を過ごしました。
イーオンってカリキュラムがしっかりしていて
先生もきちんとしているという印象。
文法的なことをわざと質問してみたんだけど
分かりやすく説明してくれたから
先生の教育も行き届いているのだと思う。

帰り道、空を見上げると
十三夜の月が笠を被っています。
足元には散り始めたサクラの花びら...
いかにも春の宵という趣にうっとりしながら
家路を歩きました。

ケヤキの新緑もぐんぐん伸びてきました。
春がどんどん進んでいくね。
勉強を始めるにはいい季節だわ。

明日は別のスクールの体験です。 



29 mars 2018


楽しく生きている人の特徴として
"その気になりやすい"  ということがあると思います。
私もその1人ですが、映画を観たり
小説を読んだりするとすぐ影響を受けます。

先日も友だちから原田マハの『異邦人』という
小説が面白いと聞いて早速買ったのですが、
際立った審美眼を持つ主人公、謎の新進女流画家、
画商、個人美術館、京都といった
私の大好物が出て来るのだからたまりません。

キュレーターでカルチャーライターでもある
原田マハの描写には臨場感があって
目の前でその絵を見ているような気持ちになる。
引き込まれながら一気に読んでしまいました。

小説の中に出てくる女流画家が乗り移った友だちは
その日のお稽古で素晴らしい墨絵を描きました。
読み終わった私もすっかりその気になって
墨絵が描きたくてウズウズしています。
モチーフは「青葉」だな。
小説に出てくる日本画のタイトルです。

小説の舞台は京都ですから
当然京都に行きたくなります。
祇園祭の宵山で、各家のお宝を披露する
屏風祭という風習があると知ると
もうそれが観たくて仕方ありません。
きっと行っちゃうんだろうな。

私はね、
アフリカのプリミティブアートや骨董を集めた
プチ美術館を持つのが夢だったのよ。
だから個人美術館を所有する主人公の実家や
京都の大金持ちの話も興味深かった。
でも、あれを見たらたとえ10億円当たっても
個人美術館はムリだとわかったわ。

このようにすぐにその気になる単純さって
毎日を楽しく暮らすのに役に立ちます。
だって、小説を読んだだけで
描きたい絵のイメージが湧くんだもん。
どんな世界へも行けちゃうんだから便利だわぁ。

私は色んなものを自分の世界に取り込みながら
毎日を楽しく暮らしています。
頭の中は自由自在ですからね。
現実路線が過ぎると面白くないし、ね。



28 mars 2018


ハニーは最近人材派遣みたいなことをしていて
私はビジネスメールを書いたり
見積もり書や請求書を作ったり
まるで秘書みたいになっています。

彼の日本語はネイティブレベルですが
ビジネスメールとなると話は別。
彼が書いた英文を翻訳しながら
感じのいいビジネスメールに変換します。

外国人と日本人とでは
メンタリティの違いがありますね。
個人主義と全体主義の考え方の違いがある。
仕事の場面ではそれが邪魔になることがあるから
少し譲った方がいいと助言するんだけど
彼はまず譲らない。

彼の言い分はもっともだし
かといって日本社会に馴染むやり方があるから
それを踏まえた上で1番良いと思える方法を
私は提案するんだけど
それでも彼には自分の考えがあって
それを絶対に曲げないんです。

答えを決めているなら聞かなきゃいいのに
必ず「どう思う?」って聞くから
こっちは真剣に考えて答えるわけです。
そうすると段々不機嫌になっちゃう。
別に喧嘩をするわけではないんだけど。

彼はプライドが高いのです、圧倒的に。
自分の価値に絶対的な自信を持っていて
それが揺らぐことは決してありません。
自己肯定感の高い私が舌を巻くほどで、
それは本当にスゴイと思う。

昨日は翻訳の見積もりの依頼を断る
メールを頼まれたのですが、
そこでも一悶着ありました。

依頼主には先月も翻訳を頼まれて
それを納めたばかりなのですが、
彼の値段は少々高めなのです。
でも専門性の高い分野だから仕方ないのね。

今回、依頼主はいくつかの業者の中から
見積もりを取ってその中から決めるらしいのですが
それが彼には気に入りません。
質よりも金額を優先するならパスするというわけ。

それはそれでいいと思うのですが、
その会社に彼は通訳の派遣もしていて
今後に繋がるいくつかの要素があるんです。
なので、多少サービスしてでも
この仕事を取っておいた方がいいかなと。

でも、彼は他の人と競争させられることが
プライドとして許せないのね。
で、私と意見が合わなくて最後には
「もういいよ。これ以上話しても時間の無駄」
なんて言う。

でもね、彼のプライドには根拠があるのです。
彼には経験もスキルもあるし、何より勉強家です。
人の何倍も勉強して仕事に望むから
自信があるのは当たり前なんです。

それでも必ず "What do you think?" って聞く。
それは私に対する敬意の表れなのだと
最近ようやく気付きました。
私を信頼しているから意見は聞く。
でも最終的には自分の思うようにする。
そんな感じ。

私も彼の力強さを信頼しているから
「えー?」と思いながらも
結局は彼の意見を尊重します。
結果的にはいつもそれで正解だから。
プライドを持つってああいうことなんだわ。



27 mars 2018


ハーバード大学教授ニコラス・クリスタキス氏が
マサチューセッツ州フレーミングハム出身の
12万人以上のデータを分析して
「幸福のレベル」とその繋がりを調査したそうです。

その結果、ネットワーク内では
不幸な人は不幸な人同士で、
幸福な人は幸福な人同士で群れをつくっている
ということがわかったんですって。
当たり前といえば当たり前だけど。

そりゃ、そうですよね。
幸福とか不幸とかいう程大袈裟な話でなくても
楽しそうな人は楽しそうな人と一緒にいるし
問題のある人は問題のある人と一緒にいます。

同じ周波数同士が引き合うのが常だから
良い人のところにはどんどん良い人が集まり
悪い人のところにはどんどん悪い人が集まる。
当然のごとくパワーも増大しますね。

感情は伝播するので、友人・知人の幸不幸が
別の人の幸せにも影響を与えます。
なので、精神を健やかに保ち
健全な人間関係を育むには
幸せな友人をたくさん持つことが必要なのね。

で、例えば誰かがFacebook上で
何かウキウキするようなことを書きますね。
するとその人のシアワセな感情が
インターネットを通して伝わっていきます。
チラと目に触れるだけでも影響を受けるらしい。

また誰かがネット上で愚痴をこぼすとします。
同じようにネガティブな感情が
Facebook上で伝播されていきます。
チラと目に触れただけでね。

Facebookっていつの間にか
友だちが増えていくけど
本当の友だちってそんなにいませんね。
あまり親しくない人の投稿の中には
何か引っかかるものがあったりもします。
見るとなんかざわざわするとか。

もしニュースフィールドに
見たくないものが流れて来るなら
とっととブロックした方がいいっていうの。
精神衛生上もその方がいいかも。

幸せな人はまた強運でもあります。
物事の良い方に目がいくから
運を味方に付けることができるんですね。
運も伝播するから運のいい人の傍にいると
運が良くなる。逆もまた然り。
 
つまりは友だちを選べということ。



26 mars 2018


休日はゆっくり寝ていたい。
前の晩はどうしても夜更かししますから
アラームを切ってベッドに入ります。
なんなら9時過ぎまで寝てもいい。

でも、週末の朝はハニーの電話で起こされます。
彼は土日に仕事があるので
仕事に向かう車中から電話をくれるんです。
大体7時半頃かな。
なのでちっとも寝坊ができないのよ。

昨日もやはりそのくらいの時間に電話が来て
「今日は午後から仕事だから
   今そっちに向かってるよ」
おっと、奇襲ですね。
「OK」と返事をしてからが大変です。

大急ぎで身支度をして一番近いパン屋さんへ。
たまたま今日はフランスフェアをやっていて
美味しそうなパテやオリーブ、セミドライトマト
オリーブオイルなど色々な食材が
お店の前に並んでいます。

フランスの日曜の朝市みたいな様子に
急にテンションが上がって
パンを買う前にあれこれ買いました。
試食したオリーブオイルがメチャウマです。
美味しい食材が手に入るとうれしい。

週末だけの特別なパンも売っていたので
ハニーの朝ごはんには
オリーブやセミドライトマトが入った
クリームチーズ入りサーモンサンドイッチ。
そしてパンオショコラなど甘いパンも。

私は最近甘いものに前ほど興味がなくなって
バゲットにパテを塗ったのがあれば
いいかなって感じだけど
ハニーは甘いパンに目がないのです。

ルンルンと家に帰るとサラダを作ります。
レタスとベビーリーフに
今買ってきたセミドライトマトと
アンチョビオリーブを混ぜて入れて、
ナッツを刻んでトッピングして。

サラダにナッツはマストよね。
素焼きのミックスナッツは欠かせません。
そうそう、コーヒーのお湯も沸かさないとね。

ちょうどサラダが出来上がったところに
ハニーがドアを開けて入ってきました。
「おはよう! Ça va ?
  今日はいいお天気だね!」



25 mars 2018

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私はショールやストールなどの
巻き物に目がないんです。
毎年何かしら買ってしまうから
クロゼットにはたくさんのストックがあります。

冬場のショールなどは防寒の意味もあるけど
それよりもお洒落のポイントの意味の方が大きい。
コートを着てしまうと中は見えないので
襟元で個性を発揮することになります。

巻き物にはその時々でマイブームがあって
一時は作家もののフェルトのショールに
凝っていたこともありましたが、
そういえばこの冬は一度も使わなかったなぁ。

数があっても何となく
決まったものばかり使ってしまうので
どんどん箪笥の肥やしが増えていきます。

箪笥の肥やしの中には
伯母の形見のスカーフも何枚かありますが
着るもののテイストに合わない気がして
今まで一度も出さずに仕舞ってありました。

スカーフといったらコンサバ系ですが
私はどっちかというとモード系ですからね。
それにスカーフって昔から
上手に使えなくてちょっと苦手意識があるの。

そういえば高校生のとき
制服のスカーフを上手に結ぶ友だちがいたっけ。
やり方を教えてもらって真似したけど
彼女のように上手には結べなかった。。。
彼女はどうしているかしら。

でも気候が良くなって
友だちから貰ったトレンチコートや
ロングカーディガンなどの出番が来ると
ストールよりやっぱりスカーフかなと思う。
その方が質感がしっくりきます。
それでようやく奥から取り出してみたわけ。

初めてちゃんと広げてみたら、どれもステキ。
色合いも使いやすそうなものばかりです。
伯母が展覧会のときに着けていた姿を
思い出します。

さらっと首に巻いて
コートを羽織ってみたら、あらステキ。
なんだか大人な感じで新鮮です。
それにシルクの肌触りはやっぱり気持ちいい。
ネットで巻き方を研究しよう。

というわけで、
この春は私、スカーフの人になります。



24 mars 2018


子どもって無限の可能性があって
羨ましいですね。
彼らは今から何にでもなれるし、
どんなことにも挑戦できる。

でも大人になると分別臭くなって
夢を語るなんて子供のすること、と
目の前の現実だけを見るようになります。

そして自分の人生に納得しようとします。
特に満足してるというわけではないけど
こんなもんかな、という納得です。

かつてやりたいことはあったけど
今更新しい何かを始めるのも億劫だし
今日と同じ明日が来ればいい、
という感じなのだと思います。

人は安定したものが好きで
変化することを本能的に嫌います。
未知なものは誰でも恐いですから冒険はしない。
よく知っている世界の中にいるのが
一番安心だからです。

でも、大人だって
もっと子供を見習えばいいんです。
無限の可能性は幾つになってもあるんだから
もっと変化を求めればいいと思うの。

変化することは、
現状を壊すこととは違います。
プラスアルファの何かを見つけること。
自分の世界を広げていくことです。

退屈している人は命を燃やしてないもん。
ただダラーっと生きている。
何かに夢中になることをしないで
ただ働いて家に帰って寝て、みたいに。
自分の能力を使い切っていないのは勿体ない。

私は諦めの悪いオトナですから
未だに「大きくなったら何になろう」
といつも思っています。笑
そう、おバカになることは大事。

私は与えられている能力を最大限に使って
プライベートも仕事も充実させて
楽しく生きたいと思っています。
そう思っているとそうなるんだな、これが。

多分、目に入るものが変わってくるから。
そしてそういうエネルギーの磁石に
何かが引き寄せられて来るから。

目線が変わると今までと違うものが見えてくる。
ちょっと勇気を出して冒険してみると
もっと面白いことがやって来る。
それが何かは人それぞれですが
誰にでも唯一無二の何かがあるんです。

もっと冒険しよう。



23 mars 2018


先日姪が来た時、娘たちも呼んで
近くのイタリアンで食事をしたんです。
全部で6人でね。

サラダからデザートまでお腹いっぱい食べて
私がみんなにご馳走しました。
カジュアルなイタリアンとはいえ
人数が多いからそれなりの金額になりました。

そのお会計をしながら思ったんです。
こうして懐を気にせず家族にご馳走できるのは
本当に嬉しいなぁって。
何が嬉しいって、自立していることが嬉しい。

私は離婚してからもある時まで
財産分与として毎月一定の金額を貰っていました。
自分でも働いているし私は神様に養われてるから
将来について全然心配はしていなかったとはいえ、
いざそれが打ち切られることになったときには
多少思うところがあったのね。

だって昨日まであったお金が
いきなりなくなるのはやっぱりねえ。。。

ところが、私は金運・仕事運が良いので
減った分が丸々補われるだけの仕事が来たんです。
それがまったくブランクなくスイッチしたの。
いやぁ、自分でも驚く。

で、結局同じだけの収入があるのですが
今度は完全に自力だということが違う。
私は自分の力で以前と変わらぬ生活レベルを
保っているのですからね。
これはメチャクチャ気持いいことです。

身内の子が来ても
懐を気にせず何でもご馳走してあげたり
ついでにお小遣いをあげたりもできる。
いえ、今までだってそれはできたんだけど
気分が違うんです。
お金の存在が違ってきた感じ。

欲しい洋服を大人買いすることもできる。
これだって、今までと同じではあるけど
自力でやってると思うと軽やかなんです。
誰にも遠慮する必要ないしね。
自立ってステキだわぁ。

私はどこかにお金の苦手意識がありました。
それは「お金は汚い」とか
「お金にガツガツしているのは卑しいこと」
というような刷り込みがあったからで
そういうのは払拭したと思っていたけど
どこかに残っていたのだと思う。

でもみんなで食事をして
お会計しながらしみじみと嬉しいと思った瞬間に
私はその呪縛から解けたことを感じました。
お金っていいなと思った。
お金って好きなだと思った。

だからこれからは
もっとお金と仲良くなれると思う。



22 mars 2018


どんなに大好きな人とでも
何十年もずっと一緒にいるのは
簡単なことではありません。

はじめは情熱がありますから
特別な努力をしなくてもやっていける。
でも何年も一緒にいると色んなことが
マンネリ化してきます。

同じ毎日が繰り返される中で
遠慮がなくなってお互いにワガママになり
相手を気遣うことがなくなっていく。

そのうち不満があっても
いちいち口に出すのさえ面倒になって
言いたいことを諦めてしまう。
特に子育て中に不満を募らせる女性は多いです。

なんでもっと子育てに協力してくれないんだろう、
なんで言わなくちゃわからないんだろう、
忙しい、忙しいって言うけど
父親なんだからもっと子供に関わってほしいって。
 
この時期の不満が解消されないままでいると
後々禍根を残すことになり
2人の関係に影を落とします。
そういう人を私はたくさん見てきました。
熟年離婚の原因もそこにあることが多い。

子供が成長した後も仲の良い夫婦は
例外なくダンナ様が子育てに協力的です。
ちゃんと一緒に育てていたよね。 
そういう夫は家事にも協力的でしたね。

逆に仲が悪くなる夫婦は夫がいつも
単独で行動している。
休日でも接待ゴルフだったり
友だちと遊びに行ってしまったり
家族と一緒にいる時間が少ないです。

取り残された妻は仕方がないから
夫抜きの自分の世界を作っていきます。
ママ友と遊んだり趣味に没頭したり。
そしてそれが一番楽しい世界になっちゃう。

人っていつも一緒にいない人からは
心が離れるんです。
そしていつの間にか自分にとって
意味のない人になってしまう。

妻が自立している人なら
離婚して新しい人を見つけるという手もありますが
そうでなければ諦めてそこに留まるしかない。
愛はないけど惰性で一緒に暮らすって感じね。
夫はいずれATMになります。

それでも子供が身近にいるうちはいいです。
子供が大きくなって夫婦2人になったとき。。。
その日は50代でやって来るんです。
意外とすぐだよ。

共通の話題もない、共通の趣味もない
そもそもお互いに何が好きなのかも知らない。
自分のことは友達の方がよく知っているし
夫のことは同僚の方が知っている。
はじめはあんなにラブラブだったのに
今ではまるで他人のようです。

お互いのことが何もわかっていなければ
その先の長い人生をどうやって
一緒に暮らしていくのでしょう。

こんなことにならないためには
なんといってもコミュニケーション。
こういうのは意識的にしなければ
流されてしまいます。

なので、どんなに時間がなくても
1日の終わりはコーヒーを飲みながら
2人でおしゃべりするとか
何らかのルールを作ることが必要じゃないかな。
自分の中だけのルールでもいいんだけど。

そして日頃から相手の話を聴くことが
何より大切なんだと思います。お互いにね。
仲の良い老夫婦になるためには
それなりの努力が必要ということ。