12 février 2022
考えてみれば今まで
欲しいものは何でも手に入れてきました。
一戸建ての家に住んでみたいという願いも
大型犬と暮らしたいという夢も叶えました。
離婚してからは快適なマンションで
念願叶って生まれて初めてのひとり暮らし。
欲しい仕事もフランス人の彼氏も
まあ、大抵のものは手に入れたよね。
恵まれていたと思うわ。
でも、ここに来て諦めるものが出てきました。
1番はペットです。
マンションはペット禁止ではないんだけど
忙しい私は犬や猫を幸せにできる自信がない。
動物の寿命は人間より遥かに短くて
犬も猫もどんなに長くても17〜18年。
アレックスは大型犬にしては長生きだったけど15年。
なるべく寂しい思いをさせたくないから
自分の慰めのために犠牲にはできない。
そうだ、ペットを飼っているフランス人を
見つければいいんだわ。笑
できればラブラドールがいいんだけど
猫ちゃんでも全然オーケーです。
真面目な話、
今のうちの環境だと猫を飼うのは冒険です。
何故なら猫がいたら部屋を飾れない。
お雛様も出せないよね。
猫は立体的に移動するからそこが大変です。
犬はお散歩が大変ですが高い所に登ることはない。
でも若ければイタズラはするよね。
アレックスが子犬の時は
壁紙を剥がすのを覚えてあちこちボロボロになった。
そういうことは覚悟する必要があります。
そういうことを考えてもやっぱり無理なんだな。
もう一生分動物との暮らしを堪能したから
これは手放さなくてはいけないと諦めています。
あと、クルマね。
今年の11月に車検なんだけど
もう14年も乗っていてそろそろ危ない。
新しいクルマを買う能力がないので
これは手放そうと思ってる。
まあ、この辺りは便利だから
クルマがなくても困らないし、
いずれうちの目の前に地下鉄の駅ができるしね。
というわけで
やむを得ず手放すものがあるんだけど
段々と断捨離しなくちゃいけない年齢なので
それもいいことだと思っております。
諦めるものも諦めないものもある。
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11 février 2022
男子フィギュアが終わりましたね。
ユズは3連覇を期待されながら
氷に嫌われて優勝どころかメダルならず。
鍵山君と宇野君が2位、3位になったけど
手放しで喜べない私がいます。
スキージャンプも切なかったよね。
団体で大ジャンプを成功させた
高梨沙羅ちゃんがまさかの失格。
あれもどうなのよ。
ウェアを問題にするなら
競技の前にチェックしたらいいのに
飛んだ後に失格って酷いよね。
試合後のインスタが真っ黒になっていたのを見て
沙羅ちゃんが心配になりました。
あと金メダルを取ったロシアのフィギュア団体も。
ワリエワのドーピング疑惑で
メダル授与式が延期になっていますが
本当にそうなんだろうか。
なんかさ、選手が傷つくオリンピックって
一体なんなんだろうね。
そんなことを思いながら
スノーボード男子ハーフパイプを見てたら
この競技は明るいなぁと嬉しくなりました。
長らくこの競技を牽引してきた
ショーン・ホワイトが大技を失敗した時に
会場の全員が彼のこれまでの功績に対して
温かい拍手で敬意を表すのを見て
爽やかだなぁと感動した。
夏のオリンピックもそうだけど
新しい競技はしがらみがなくて爽やか。
あ、平野歩夢が金メダルを取ったよ。
おめでとう!
本当に新しい展開が見えてきた。
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10 février 2022
社長と喧嘩して以来
ライターとアーティストのバランスが
意識の中で変わった私です。
とは言っても、毎日きちんと仕事をしてるし
昨日みたいに頼まれもしないのに
営業的な仕事をしようとする自分がいるのですが
これは性分だから仕方ない。
でも少なくとも経営者目線で
物事を考えるのはやめようと思っていて
その分のエネルギーは自分のために使おう
と決めたわけです。
すると、途端に物事が動くよね。
この前は出版と展覧会の話が来たでしょ。
そして昨日は作品を紹介していただいている
日本橋Art.jpからメールが来て
サイトで販売している絵が売れそうだって。
やったー。
その絵は、ルーナというボクサーの絵で
ドイツに住んでいる知人のお隣さんの犬なんだけど
その子の様子が面白くて大好きになって
何度も描いているんです。そのうちのひとつ。
私はオーダーで描くことを前提にしているので
このサイトに出している12点は見本のつもりでした。
なので去年の3月に登録して以来
新しい作品を追加していなかったんだけど
こんなことなら掲載する作品を増やそうと思った。
このサイトは去年の個展のスポンサーだし
どうやら相性が良いみたいです。
今まではペットの肖像画しか頭になかったけど
描きたくて描いた絵を売るという
新しい発想が生まれたよね。
私の絵はクセがあるので
好きか嫌いかハッキリと分かれると思う。
でも好きな人はニッチなファンになってくれる
というのが感覚的にわかるのです。
去年は3点もオーダーしてくれた人がいるのよ。
販路があるんだから
これからは描いた絵を売ることを考えてみよう。
そう思ったら絵の題材も自由に選べるわ。
象の絵もサイトに載せちゃおう。
なんだかイメージが湧いてきたぞ。
本当に新しい展開が見えてきた。
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9 février 2022
仕事熱心というわけではないし
仕事を引きずるタイプでもないのですが
先日おかしな夢を見てしまいまして。
というのも
以前、別の媒体の仕事をしていた時に
飛び込み営業であっさり出稿してくれた
たまプラーザのアンティークショップが
全3段で広告を出してくれるという夢だったのです。
ただの夢なんだけどさ。
その夢がどうしても気になるので
今日はそこに寄ってから
事務所に行くことにしました。
まあ、当てにしてはいないんだけど
確かめなくては気持ち悪いのでね。
それに、その分朝はゆっくりできるから
それだけでもいいかな、と思って。
以前の媒体というのは
サンケイリビングの保存版で、
この仕事をしている人は大抵
サンケイリビングとリクルートは
経験しているものなのです。
その時は自分で営業して自分で書く、
写真も自分で撮るという感じでして
割り当てられた地区すべての
商店、クリニック、教室などに
飛び込み営業したんです。
私はお花屋さん、アンティークショップなど
きれいなお店ばっかり集めちゃって
自己満足してたんだわ。
中にはお医者さんが得意な人もいたっけ。
そんな経験があって
冒頭の夢を見ちゃったのですね。
で、さっき行ってみたら
お店はそのままあるんだけど営業してなくて
あれはただの夢だったと判明。
お店のドアにはアポ取ってから来てねと
メモがあるんだけど電話も通じないの。
もうネットだけにしちゃったのか
すっかりやめちゃったのか
以前のホームページもなくなっていました。
てなわけで
毎度バカバカしいお話でした。笑
期待させてごめんね。
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8 février 2022
昨日は娘たち2人の誕生日でした。
2人は2歳違いなんですけど
予定日も同じで、2人とも2日遅れてね。
上の子の2歳の誕生日に下の子が生まれたのです。
すごいでしょ。笑
そうなるとですね、
何度産んでも同じ日にしか生まれない
という気がしましたよね。
もちろん計画出産ではなく
自然の成り行きでそうなったのです。
なんて正確なカラダ。笑
そうなんです。私は生理痛も生理不順も
つわりも更年期障害も縁がなかったほど
婦人科系に強いカラダでして、お産も軽かった。
下の子なんて陣痛が始まって2時間で生まれたし。
丈夫なカラダに生んでくれた親に感謝です。
そんな風にポコッと産んだ時のことは
ついこの間のことのように覚えているけど
いつの間にか2人ともいい大人になってしまった。
今は2人とも結婚しているので
私が一緒に誕生日を祝うことはありません。
感慨深いこの日、2人にはお花を贈りました。
長女はピンク系、次女はイエロー系。
これは彼女たちの名前のイメージからで
昔から長女の花はピンク、次女は黄色なの。
私は姓名判断を気にしないので
長女は響きが可愛いと思って桃子とつけました。
で、次女は語呂合わせで菜々子。
モモちゃん、ナナちゃんって
犬や猫にも多いよね。笑
ひな祭りの頃になると
お花屋さんに桃と菜の花が並ぶでしょ。
うちの子たちが花束になったみたいで
なんだかとても嬉しかったな。
名前といえば、うちで飼っていた犬は
ある時期からノンノン、ココと
これも同じ音が続く名前でした。
フェレットはジジだったわ。
みんな私がつけたんだけど
アレックスだけは掟破りな名前だったね。
もし猫を飼うなら黒猫がいいんだけど
そうなると名前はキキしかないよね。
ノンノンを飼ったのは私が中学生の時。
保護犬のポメラニアンをもらったのですが
それ以前からプティという雑種がいました。
考えたらどちらもフランス語だわ。。
これはフランスかぶれになる
未来への伏線だったのだろうか。
なーんて、
話がどんどん広がりそうなので
本日はこの辺で。
娘たちよ、お誕生日おめでとう。
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7 février 2022
普段利用する駅まではバスを使います。
いつかバスが来なくてやむなく歩いたら
駅まで25分かかりました。
歩けない距離ではないと判明したけど
怠け者の私はわざわざ歩く気はしません。
バス停は近くにあって
いつも東急バスのロータリーから乗ります。
始発なので座って行けるのがメリット。
そのバス停までは徒歩5、6分
…と思っていました。
ところがある日気が向いて別の道を通ってみたら
なんと徒歩2分だったのよ。
ゆっくり歩いても3分だわね。
いつも7時55分に家を出てるけど
8時でいいじゃないね。朝の5分は大きい。
ここに引っ越して来て5年になるのに
なんで気付かなかったんだろう。
というより、何故そっちの道を通ってみようと
思わなかったんだろう。
そういえば駅からタクシーに乗ると
運転手さんは必ずそっちの道を通るので
その方が近いのかなぁとは思ってたんだ。
でもいつもの道は表通り、もう1つは裏通りで
つい明るい方へ向かいたくなるのと
表通りにはスーパーがあって
帰りに寄ることが多いので、ついね。
裏通りといっても通学路だから
朝は小学生が通るし危ないわけでもないの。
それなのに1度決めると条件反射で
表通りに向かってしまう私って、犬か。。
そもそも私は近所を散策したことがなくて
どこに何があるかもよく知らないのです。
前の家の時はアレックスの散歩をしたり
子どもたちの学校があったりしたので
近所は熟知していたんだけどなぁ。
今は家の前が通学路なのに
小学校がどこにあるかも知らない。
こんなことではいざという時に困るわね。。
もっと近所を探索しなくちゃ。
とにかく近道を見つけたお陰で
朝の時間に少しだけ余裕ができました。
思い込みって怖いわぁ。
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6 février 2022
臨時収入があった時、
あなたなら何に使いますか?
洋服や靴? 旅行? それとも贅沢な食事?
堅実な人なら貯蓄するかもしれないね。
私の場合はね、ついアートに使っちゃうのよ。
収入が減ってるんだから
本当は貯金した方がいいのかもしれないけど
神様に養われてるので将来の心配より
今幸せになる方を選んでしまいます。
今回は、この前書いたように
美術書の出版&国内外の展覧会の参加費と
日本画の先生の作品でした。
この前個展を観に行った時に出会ってしまった
カラスの絵です。
昨日レッスンに行ったら
まだお金を払っていないのに
「持って行っていいよ」と言われて
喜び勇んで持ち帰りました。
帰宅すると取るものもとりあえず壁に設置。
いやーん、ステキだわ〜。
以前お迎えしたワオキツネザルと並べると
もう、展覧会みたいでうっとりするよ。
私は自分でも絵を描くし
普段は自分の作品を個展のように飾ってるんだけど
好きな絵を買う人でもあるんです。
だってお気に入りの絵が飾ってあると
めちゃくちゃ気分が上がるでしょ。
こういうことをしてるから貧乏なんだけどさ
食べるのに困らなければいいんだ。
私は美しいものが大好きなので
自分が美しいと思うものに囲まれていたいのです。
お陰でおうち時間はいつもハッピー。
よく自分が最も時間とお金を使ったものを
収入の糧にしろというけど
私の場合はそれは圧倒的にアートなんです。
墨絵を始めた30年以上前から
お月謝や展覧会や道具類など
定期的に出ていくものが結構ありました。
その上、絵を買うんだからさ、
随分と時間もお金もかけたよね。
もっと広く美術品とか美しいもの
というカテゴリーで考えれば
古伊万里だって染織(着物)だってそうなわけで
その辺は若い頃から一貫しています。
それらを総合すると
収入の糧というほどにはなってなくても
仕事の上では大いに役に立っていて
それ抜きでは生活が成立しない程
私の一部となっています。
結局、過激なほどに好きなことは
自分の人生に影響を与えるのだと思います。
一歩間違えると身を滅ぼしそうだけどね。笑
そういうものがあってシアワセ。
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5 février 2022
生まれてこの方
冬だって手荒れをしたことがなかったのに
このところ指先が荒れて仕方ないのです。
特に親指の先はいつもガサガサ。
1人分の洗い物なんてたかが知れてるし
手荒れをするほど水を使うことなんてないのに
この前なんか親指の先がパックリ割れて
初めて水絆創膏のお世話になりました。
ホント、痛かったわ。。
それもこれも
この2年余り1日に何度も石鹸で手を洗ったり
アルコールに晒していたせいです。
私の手指を守ってくれていた常在菌は
完全に死んだね。
こうなるとハンドクリームなんて
殆ど役に立たなくて
塗ったその時は効いたようでも
すぐに薄皮が剥けたようになります。
そのうち指紋がなくなりそう。
スマホや銀行ATMのタッチパネルが
なかなか反応してくれない時もあり
実生活でも不都合が生じています。
もう消毒液使いたくなーい!
そういえばこの前
科学者が面白いことを言っていました。
最近、ヒトのゲノムにRNAウイルスの遺伝子が
組み込まれていて共進化してることが発見され、
生物は感染したウイルスの遺伝子を組み込むことで
飛躍的にゲノムの多様性を広げてきた
と考えられているとか。
つまり、ウイルスは自分の外にあるのではなくて
自分自身でもあるということなんだね。
いつかコロナウイルスも体の一部に
取り込まれちゃうのかもしれませんね。
しかし、失った常在菌を取り戻すには
どうしたらいいんだろうねえ。
こんなんでは体内の常在菌も
心配になっちゃうよねえ。
気休めにキムチを買ったw
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4 février 2022
願いと祈りについてある人が話していました。
ふたつは似ているけれど違うもので
願いは損得勘定、祈りは自分を超えていると。
確かにそうだなぁと思う。
神社でお願いをしてはいけないというのは
まさにそういうことなのでしょうね。
希望校に合格しますように
お金が儲かりますように
好きな人と結ばれますように
と願うことは決して悪いことではないけど
個人の損得ではあります。
そうではなくて、もっと広く深く
世界平和とか宇宙の調和とか
そういうものを祈る場所が神社なんだろうね。
ただ「ありがとうございます」というのが
正しい参拝の仕方だと聞いたことがあります。
そうかぁ、
世の中は今願いばかりが氾濫していて
祈りが忘れられているのかもしれない。
だから世界がどんどん醜くなっていくんだなぁ。
考えてみたら以前の私は
もっと祈っていたように思う。
でも最近は願いばかりが先行しています。
自分が欲深い人間だとは思わないけど
確かにこれでは美しくないな。
今世界は危うくて
戦争が起こりそうな気配もあります。
あちこちに紛争の火種や人権侵害もある。
自然災害も多発しています。
こんな時こそ祈りが必要なんだろうね。
ただ祈る。平和を祈る。調和を祈る。
それは宗教を超えたもっと深いものです。
届くとか届かないとか
そういうことさえ超越している無条件の祈り。
私も人類のために祈ろう。
祈る姿は美しい。
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3 février 2022
今日は節分、明日は立春。
空も霞がかかって春めいてきましたよね。
昨日沖縄の記事を書いていたら
無性に沖縄に行きたくなりました。
私、行ったことないのよね。
沖縄の何に興味があるかっていえば
美しい海やビーチはもちろんのことですが
それより何より染織です。
沖縄県には13種類の染織があって
そのうち4つに人間国宝がいるんです。
いずれも14〜16世紀、
琉球王国時代に海外から入ってきたものを受け継ぎ
島独自の形に発展させたものです。
私は沖縄の染織が大好きなのよ。
久米島紬や八重山上布、宮古上布、芭蕉布…
南風原などの花織も着物好きの憧れです。
この度の記事は
3月末にオープンする工芸館の告知だったのですが
好きな琉球染織を語れるので力が入った。
沖縄には大小160の島があって
無人島も多いんだけどね
独自の織物を作っている島は
あちこちに点在しています。
なので、旅行で訪れたとしても
本島の中にある工房しか見ることができないのよ。
ところが新オープンの工芸館では
13種類すべてを一堂に展示しているのです。
やだー、行ってみたいじやないの。
身近な植物などを使って染めたり織ったり
島の自然と一体となったような沖縄の染織は
とても細かい手作業で作られているのに
大らかな雰囲気を持っています。
唯一の染めである紅型は華やかですが
12種類の織物はどれも地味で素朴な味わい。
絣は島の自然をモチーフにしていて
なんとも魅力的なのです。
暖かくなったら沖縄行きを考えてみよう。
現地で見るとより良く見えるんだろうなぁ。
マイルも貯まってるみたいだし。
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